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今月はちょっとバタバタしていて
春の青春18きっぷの旅、もう諦めていました
が、息子が就活で使用した18きっぷが数枚残っていて
そのバタバタが一段落した今日
さっそく、いつもの健脚の同級生と京都へ
京都駅のひとつ手前の山科駅で地下鉄東西線に乗り換えて
蹴上駅で下車
ここから南禅寺まで歩きます
日本三大門のひとつに数えられる荘厳な三門
歌舞伎「楼門五三桐」で
石川五右衛門がこの門の上で「絶景かな、絶景かな」と見得を切る
あの三門です
五右衛門は、門の上から満開の桜を楽しんだようですが
つぼみはかなり膨らんでいましたが開花はまだでした
満開のときはさぞかし絶景なんでしょうね
改築、そして焼失・・・
現在の三門は、藤堂高虎さんが
大坂夏の陣で戦死した家来たちの菩提を弔うために再建したものだそうです
楼上の内陣にはご本尊のお釈迦さんと脇侍に月蓋長者、文殊菩薩
そして左右に十六羅漢を配し
本光国師、徳川家康と一緒に高虎さんの像も安置されています
法堂の釈迦三尊像に手を合わせ天井を仰ぐと・・・
今尾景年画伯による蟠龍図がうねっていました
思えばここ数年前から京都で雲龍図・蟠龍図をいくつか見上げてきました
妙心寺、東福寺、天龍寺、相国寺、建仁寺、泉涌寺、そして南禅寺
中には鳴き龍もあって
調子に乗って手を叩き過ぎて真っ赤になってしまったこともありました
天井から睨みをきかせてお堂を火災から護ってくれる龍です
法堂が龍ならば
方丈の襖には虎が何頭も歩きまわっていました
が、残念ながら水呑みの虎だけは出張中でしたので
ご朱印帳で拝観です
南禅寺で龍と虎を堪能したあと
念願の永観堂へ
「永観、遅し」で有名なみかえり阿弥陀さまにやっとお会いできました
阿弥陀像のまわりを念仏を唱えながら歩く永観律師
すると須弥檀の阿弥陀さんが降りてきて
永観律師を導くように歩き始めました
びっくりしてその場に立ちつくす永観律師
阿弥陀さんは左肩越しに律師を振り返り
「永観、遅し」と言ったそうです
後ろを振り返っている阿弥陀像は真正面から見るとお顔は見えません
像の左側にまわって
その御尊顔を拝することができるというちょっと珍しい仏さまです
さぁ、私に付いてきなさいと阿弥陀さんに導かれ
このあとも巡礼の旅は続きます
・・・・・・・・・・続く
南禅寺・永観堂
琵琶湖疏水
岡崎近代建築エリア・青蓮院門跡・知恩院
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