忍者ブログ
わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
[127]  [128]  [129]  [130]  [131]  [132]  [133]  [134]  [135]  [136]  [137
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2月6日から始まったドラマ「蘭陵王」

今日、最終回を迎えました

 

月~金曜日のベルト放送なので

全46話でしたが、あっと言う間に終わってしまい

先ほど見終わりましたが、只今、ちょっと放心状態です

 

え?史実と違う・・・?

 

そもそも南北朝時代に

どんな国があってどんな皇帝がいたのかも私は知らなかったので

史実と違うもなにもないんですけど・・・

 

第1、いきなり楊堅(後の隋の文帝)が

対立する北周と北斉、どちらが天下を取るのか?を巫女に占ってもらいます

 

当時の楊堅は北周の武将です

 

巫女曰く「天下の行方を握るのは4人」

その4人の中のひとり、北斉の蘭陵王は見目も麗しく、勇猛果敢で、しかも民思い

有力ではあるけれども、それを疎まれて兄弟の手にかかって命を落とす

 

この話を盗み聞きしてしまう巫女の孫娘、楊雪舞

彼女が蘭陵王の命を守り、彼が天下を統一できるよう

巫族の村を出て蘭陵王の妻になるんですが・・・

北周の皇帝にも愛されたりとなかなか引っ張りだこな天女さまになるんです

 

史実では27歳で毒殺される蘭陵王ですが

このドラマでは、楊雪舞がその運命を肩代わりして

蘭陵王はひっそり生きながらえる・・・というところで終わりました

 

美しすぎるが故に敵に侮られないよう仮面をかぶって戦う蘭陵王

27歳で死んだからレジェンドになったのに

いいのかなぁ、これで・・・ちょっと複雑

 

でもドラマとしては面白かったので「よし」としましょう


このレジェンド蘭陵王

なぜか日本ではポピュラーな舞楽として現在も神社や寺で奉納されています

 

奈良国立博物館の「鎌倉の仏像」で5点の舞楽面を見ました

源頼朝が東大寺大仏殿の落慶供養に参列したときに

手向山八幡宮から贈られたもので

その中のひとつに陵王(蘭陵王)の面もありました

 

春日大社の宝物殿にも蘭陵王の舞楽面がありまして

舞楽は56世紀に大陸より渡来した各種の楽舞が平安時代に整備され

国風化して定着した伝統芸能で、

宮廷や社寺の儀式祭典に演奏されました」と書いてあります

 

その舞楽の動画をぐぐっていたら

数年前の薬師寺花会式で奉納されたものを見つけました

 

この動画に寄せられたコメントの中に

中国の方のものがあって

この方がどの程度の見識をお持ちなのかはわかりませんが

 

それによると、蘭陵王の舞、元々は勇ましい舞だったようですね

 

ドラマの中に蘭陵王入陣曲という蘭陵王を称える舞があって

これは群舞で、なかなか勇ましいかっこいい舞でした

 

どうも唐の時代に柔らかい舞に変わり

さらには、唐代の後期、なんとこの舞は禁止されたようです

 

それ以降、中国では途絶えてしまったんですね

 

ですから元々の蘭陵王の舞がどんなものだったのかは

今となってはわからないという・・・

少なくとも日本の舞楽とは似ても似つかぬ舞だったことだけは確かなようです

 

とはいえ、今回、このドラマを見たことで

いつか、蘭陵王の舞楽を見たときに

そこに込められた蘭陵王の想い、そして彼が生きた荒涼とした時代背景・・・

ひしひしと伝わってくるかもしれません

 

いい勉強になりました



ただ、ドラマを見る限り

私は、蘭陵王よりも北周の皇帝、宇文邕(うぶんよう)の方が

人としては好きでしたけどね






PR

昔からずっと飲み続けてきた「みどり牛乳」が

今年の3月で廃業してしまいました

 

みどり牛乳は

昭和32年に知多牛乳生産農業協同組合としてスタート

 

知多半島の1市5町(半田市・東浦町・阿久比町・武豊町・美浜町・南知多町)の

酪農家たちによって構成されていて

小売展開、そして学校給食と知多半島ではお馴染みの牛乳でした

 

息子はこのみどり牛乳で大きくなったようなもんです

 

息子の小学校の同級生にそのみどり牛乳と契約している牧場の子がいて

ある日、その子の家に遊びに行ったとき

搾りたての牛乳を飲ませていただいたようで

「めっちゃ旨かった、給食の牛乳とは全然違う」と痛く感動して帰ってきました

 

そんな息子ですから

みどり牛乳亡きあと、他のメーカーのものを買ってきても

「う~ん、コクがないね」

「これはもう味すらないね」と

うるさい、うるさい・・・

 

何を買っていいのか途方に暮れています

 

今日も、スーパーの牛乳コーナーに行ったら

私と同じように呆然と立ち尽くしているお客さんが何人かいました

 

その中のあるおばあちゃんに

「ねえ、奥さん、どの牛乳がおいしいのかね」と質問される始末・・・

 

そうなんですよ、私も困っているんです

一体、何を飲んだらいいんでしょうか?








先月、一緒に京都をまわった同級生はGW明けに友人たちと鎌倉に行くらしい

 

「その頃の鎌倉はちょっと淋しいかもよ」

 

4月5日から始まった奈良国立博物館の

「武家のみやこ 鎌倉の仏像~迫真のエキゾチシズム」

 

あの東慶寺の水月観音さんも奈良にいらっしゃっています

 

鎌倉は遠いけど、奈良なら行ける・・・

ということで、仏生会のあと、奈良の鎌倉に寄ってきました

 

かなりの数の仏像が奈良入りしています

鎌倉に1泊してまわったとしても

これだけの仏像にお会いすることはできないと思います

非常に見ごたえがありました

 

ただ今、休館中の鎌倉国宝館からは

薬師如来三尊はじめ、あのかっこいい十二神将も揃って奈良入り

 

この十二神将は、以前、テレビで鎌倉特集をしたときに見ましたが

慶派の流れを組んだ奈良っぽい迫力のある造形でした

 

日替わりらしいのですが

各日、先着1000名さまに十二神将のカードがプレゼントされます


私は、辰神、いただきました

 

北条時政の発願により

運慶が静岡県伊豆の国市にある願成就院の仏像を

手掛けたことがきっかけとなって

東国は仏像彫刻の舞台として一躍脚光を浴びました

 

「いい国(1192)つくろう鎌倉幕府」と年号を覚えましたが

仏師たちも「いい仏つくろう鎌倉幕府」と、続々と運慶のもとに仏師たちが集まり

東国の仏像は大きく変化しました

 

今回展示されている仏像も慶派の流れを汲んだものが多かったです

写実的で動きのある慶派の仏像は

武士のハートをぐっと鷲づかみにしたんでしょう

 

奈良っぽい仏像もありますが鎌倉ならではのものもあって

様式にこだわる保守的な京都の貴族たちとは違って

東国の武士たち、そしてその武士たちのオーダーを受けた仏師たちも

鎌倉らしい新しいイメージの仏像を造りたいと熱く燃えていたようです

 

今回の目玉にもなっている東慶寺の水月観音さん

 

足を横に流していらっしゃいます

片膝を立てる如意輪観音さんはよく見ますが

こういう風に足を横に流して、さらには手を足に乗せてという

いわゆる「うっふん」な観音さんは珍しいです

当時、中国で流行したポーズだそうです

 

京都の貴族たちに言わせれば「この観音はん、はしたないなぁ」

 

そして土紋装飾

 

粘土や漆などを混ぜたものをクッキー型のようなもので型抜きし

彩色して衣の模様を立体的に装飾するという鎌倉限定の手法です

 

さらに目が釘付けになったのは建長寺の5体の伽藍神像でした

 

中国道教の影響を受けたという神像で

お顔が異様というか、真ん中に座っている神像はエラが張っていて

思わず見入ってしまいました

 

鎌倉の仏像・・・とても新鮮でした

 

なら仏像館を見て

最後は国宝の快慶仏で締めようとJR桜井線に乗って安倍文殊院

 

大化改新のときに孝徳天皇の発願により安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)が

安倍一族の氏寺として建立した古刹です

 

安倍仲麻呂も安倍晴明もこちらの出身だそうです

 

思いのほか大きいですね、渡海文殊

 

快慶らしい凛々しいお顔が素敵な文殊さんです

獅子に乗った像の高さは7m

 

アニメちっくな獅子は後補だそうです

快慶オリジナルの獅子はどんな感じだったのかちょっと気になります



文殊さんと4体の脇侍は、去年、満を持して国宝に指定されました

   

境内の桜もきれい~♪


今年最後の桜を満喫した奈良旅でした

総歩数16412歩。消費カロリー362.9kcal。脂肪燃焼率51.8g


emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji  

興福寺の仏生会

鎌倉の仏さまと奈良の仏さま



カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
きょうのお月さん
Today's Moon phase
コメントありがとうございます
[10/26 madamyam]
[10/26 蟹満寺薬師徳光和夫]
[04/29 madamyam]
[04/28 おにぎりヴィヴァルディ]
[04/28 madamyam]
アーカイブ
ブログ内検索
プロフィール
HN:
madamyam
性別:
女性
趣味:
旅行 お寺めぐり
バーコード
カウンター
Copyright © きょうのちょい福 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]