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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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午後から、ブログがつながらなくなってしまい
今日の更新は無理かな?と思っていたら
先ほど、やっとつながりました。
 
tokugawabijuguidebook.jpg先週、図書館で
徳川美術館ガイドブックという本を見つけました。
 
これ、市販されていません。
去年の暮に出版されたもので
無償配布だそうです。
 



徳川美術館の所蔵品が展示室ごとに紹介されています。
 
NHK時代劇アニメ「へうげもの」を見ているので
美術館の第二展示室「大名の数寄 茶の湯」は
ちょっと違った目で見ることができます。
 
ああ、この茶入は誰それと、誰それと、誰それ・・・の手を渡って
徳川家にまわりまわってきたのか・・・など
 
先週の「へうげもの」の逸品は
本能寺の焼け跡から
古田佐介が手に入れた織田信長お気に入りの
「勢高肩衝(せいたかかたつき)」という茶入でした。
焼け跡で手に入れたというと聞こえがいいですが
つまりは火事場泥棒・・・?
 
すらりと背が高いということで、背高=勢高だそうです。
ちなみにこれは徳川美術館にはありません。
徳川美術館には、さらにさらに背の高い
「古瀬戸肩衝茶入 横田」が展示されています。
なるほど、小牧長久手の戦いでは
これが手土産になったわけですね。
 
美術館内には名古屋城二の丸御殿にあった「猿面茶室」が復元されています。
 
ということで、背が高いといえば・・・
大河ドラマ「江」で徳川秀忠を演じている向井理くん
背が高すぎて、フレームからはみだしてしまっています。
カメラマンさん泣かせですね。
 
いよいよ来週は、千利休切腹です。
千利休の自刀後、天下の茶道指南となったのが
「へうげもの」の主人公、古田佐介こと古田織部でした。
 
この本、なかなか楽しいです。
所蔵品の紹介もさることながら
私、尾張徳川家歴代・正室・側室・子女一覧のリスト
これもまた興味深く読ませてもらいました。
 
このリスト・・・、4頁にぎゅっとまとめられていますが
その向こうには思惑、欲望・・・が渦巻く恐ろしい世界が広がっています。
 
そういえば、宗春には側室は4人いましたが
正室、いなかったんですね。
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奥山景布子さん、あなたは私の観音さまです。
 
biidoronohi.jpg奥山景布子さんの「びいどろの火」を読みました。

いえいえ、まだ読み終えていません。
一気に読んでしまうのがもったいなくて
実は50頁ほど残しています。


びいどろの火
 

予備知識なしで読みました。
装丁のイラストを見て
今度は江戸時代なんだ・・・くらいのノリで。
 
な、なんと、ときは、尾張藩七代藩主徳川宗春のご時世
舞台は、私が古地図で歩いた本町筋
大須観音やら、若宮八幡宮、七寺も出てきます
奇遇といいましょうか
先日、本町筋歩いておいてよかったわ
 
桜天神の時分鐘、城下に鳴り響いていました。
 
「鸚鵡籠中記」、「びいどろの火」・・・
私的古地図で歩く尾張名古屋が
さらにさらにバージョンアップしそうです。
 
年の初めのターコイズパワー、いまだ衰えず・・・。
すでに、おふたりの観音さまに引きあわせてくださいました。
 
奈文研の馬場基先生。
馬場さんは、法隆寺の百済観音さんですかね。
あの超スーパーモデル体型といい
お顔もちょっと似ているような気がします。
 
奥山景布子先生は、やはり大須の観音さまです。
私が本町筋を歩いて大須観音に行った日に
なんとコメントをいただいていますから
もうこれは観音さまのお導きとしか考えられません。
 
お佐登さんと志のぶ、この先、どうなるの~と身悶えしながら
たぶん今晩中に読み終えてしまうかと・・・。
 
灯台下暗し・・・
いやん、名古屋も結構おもしろいじゃないですか。
かきつばた行って
花しょうぶ行ったら
 
やはり、最後は、花かつみでしょう。
 
この花かつみ、幻の花と呼ばれているんです。
そんな幻の花が
なぜかわが町にあるんですよ。
先日、草木にある「花かつみ園」に行ってきました。
 
室町時代に島根県から阿久比町に移植されたと伝えられています。
 
また、桶狭間の合戦に際し徳川家康の武運を願い
生母の於大の方が「花かつみ」の「勝つ」に縁起をかついで
仏前に捧げたというお話もあります。
 
実はこの於大の方、知多半島出身なんです。
東浦町に生まれ、三河の松平家に嫁ぎ
家康を生んだのち、離縁させられ
その後、阿久比町の久松家に再嫁したという
まあ、政争に巻き込まれて人生めちゃくちゃになった女人です。
 
その後、この花かつみ
尾張藩十四代藩主徳川慶勝に切り花として献上され
門外不出の「お止め花」になったそうです。
 
「勝つ」だの、「お止め花」だのと希少価値が出てくると
え?なに、それ?と注目されるのは世の習い・・・
大正時代に盗掘が相次ぎ、絶滅しかけました。
 
そこで、草木の俳人があちこち探し回って
やっと自生の一株を見つけ出し増やしたといわれています。
 
実を言いますと
この花かつみ、諸説紛々で
阿久比町では、ノハナショウブのことを言います。
 
ぱっと見、かきつばたみたいですが
あそこ、あそこ、例の花弁の根元を見てください。
黄色の模様がありますよね。
2011hanakatumi1.jpg2011hanakatumi2.jpg 







かの松尾芭蕉が
かつみ刈るころも、やや近こうなれば
いずれの草を、花かつみとは言うぞと
人々に尋ねはべれども更に知る人なし
沼を尋ね、人に問ひ
かつみかつみと尋ねあるきて、日は山の端にかかりぬ
 
と探しまわった挙句、見つからなかったという幻の花
花かつみですが
 
万葉集にも、1首、歌が残されています。
 
またもや、あの男がらみです、あの色男・・・
 
中臣女郎(なかとみのいらつめ)が大伴家持に贈った歌
 
をみなへし 佐紀澤に生ふる花かつみ 
かつても知らぬ恋もするかも
 
まぁ、熱烈・・・
 
そんな熱烈な花かつみ2500株が咲き誇る
花かつみ園は、デンソー阿久比工場のすぐ近くにあります。
19日(日)まで。
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