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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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2011sincha.jpgいつも
新茶の季節になると
静岡県森町のおさだ苑から
荷物が届きます。
 



先日、神奈川県足柄市産の新茶から
暫定基準値より高い放射能セシウムが
検出されたというニュースを聞いてびっくり。
 
神奈川県までも?
 
茶葉は一度も水洗いすることなく製品になるわけで
そして、日に最低3度は飲むわけで・・・。
 
以前、お茶の主成分カテキンは
放射能の防御にも有効だというニュースを読んだことがあるんですけど
茶葉そのものから放射能が検出された場合
これはどういうことになるんでしょうかね。
 
新茶を飲むと、1年間は無病息災に暮らせるということで
我が家はいつもこの季節、わくわくしながら新茶を待つんですが
なんだか今年はちょっと複雑な新茶です。
 
でも、さっそく、おいしくいただきました。
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両親が買ってきてくれた室生寺のポストカードセット
murojicard2.jpg毎日毎日
矯めつ眇めつして見ています。
 





murojifoma.jpgそれだけでは飽き足らず

そのポストカードを並べて
室生寺金堂フォーメーションなるものを作って
眺めています。
 

つまり金堂の配置と同じようにカードを並べるわけです。
ほとんどバカです。
 
室生寺金堂は、人口密度ならぬ仏密度の高いお堂で
ややもするとその濃密な空気感に圧倒されてしまって
また参拝客の波に飲まれてしまって
なにがなにやらわからなくなってしまいかねないので
配置をしっかり把握し
なにひとつ見落とすことのないように
事前に頭にたたき込んでおきたいと思いまして・・・。
 
奥に5体、向かって右から
地蔵菩薩立像(重文)
薬師如来立像(重文)
釈迦如来立像(国宝)
文殊菩薩立像(重文)
十一面観音立像(国宝)
 
左端の人気の十一面観音さん
まだ彩色が残っています。お美しいです。
 
手前に1列に並んでいるのが十二神将です。
像高1mくらいで小さいです。
うちの両親、ずっと上ばかり見ていたので
しっかり見落としてしまったようです。
 
お堂と同じように
子、丑、寅、卯~と右から十二支の順に並べました。
muroji1-3.jpgmuroji4-6.jpg






muroji10-12.jpgmuroji7-9.jpg







この十二神将、運慶作、と言われています。
新薬師寺に比べると小さいですし、荒々しさはないですが
よ~く見ると、なかなかポーズも面白く、躍動感があるんです。
息子のガンダムのフィギュアを彷彿とさせるものもあります。
 
小さいけれど、前線をがっちり固めている十二神将さん、頼もしいです。
なんですが・・・
十二神将は薬師如来の眷族なので
ガードしているのは薬師さんなんですよね。
このお堂の中では
それなりに複雑な人間関係ならぬ仏像関係があるわけで・・・。
 
そういえば
十二神将さんが全員集合することはめったにないんです。
いつも数体は奈良国立博物館に出張しているんで・・・。
 
とかなんとかぶつぶつ言いながら
ポストカードを見ている私・・・
昔、ポケモンカードをにやにやしながら並べていた息子も
こんな感じでした・・・。
 
久しぶりに血が逆流しました。
 
三好和義さんの「極楽園」という写真集です。
 
私の中では仏像の写真といえば
土門拳さんとか、入江泰吉さんの撮ったものが
いわばスタンダードだったのですが
三好和義さんの写真集を見て
あぁ、こういう仏像の写真もありだわ、と
好き嫌いは別として、目から鱗がぼろぼろと落ちました。
 
miyosigokurakuen.jpg表紙は、奈良・聖林寺の十一面観音菩薩立像です。
私、今まで、こんなハイキーな仏像の写真を
見たことがなかったので
ぶったまげつつ
仏さんの光のシャワーをたっぷりと浴びてしまいました
なかなか新鮮な体験です。

極楽園
 

入江泰吉さんの写真は
静かな迫力、静かなインパクトを感じます。
彫刻の上に
さらに光と影というライティングの彫刻を
入江さんが彫っているかのよう。
 
片や土門拳さんは、自然光で仏像を撮っています。
あの暗いお堂の中で自然光・・・。
「わずかな光線でも光線があるかぎり写真はうつる」
レンズをギリギリに絞って長時間露光しています。
シャッターは1時間くらい開けっ放しだそうです。
 
お堂の中は暗くて、正直、仏像の細部は見えません。
祈りの対象ならば、細部のチェックは別に必要ないんです
そこに仏さんがいらっしゃるだけで、それでいい。
 
が、最近、印仏を彫るようになって
仏さんを祈りの対象としてだけではなく、アートの対象としても見るようになると
入江さんとか土門さんの撮る仏さん
迫力はあるんですが、細部がよく見えないのです。
陰になっている首の後ろはどうなっているんだ?
耳の中は?衣のディテールは?頭の化仏のお顔は?
 
全然、見えないんですけど・・・。
 
三好和義さんの写真はハイキーで
しかも入江さんや土門さんとは違ってデジタルで撮っていますから
実によく見えるんです、信じられないくらいに。
突然、雲が切れて、光が射してきたかのよう・・・。
仏さんの写真は暗いという既成概念ががらがらと崩れました。
 
三好さんは楽園写真家として有名です。
http://rakuen344.jp/←いきなり撮影助手募集でびっくり!)
 
極楽とは、つまり極上の楽園なわけで
ならば、三好さんの解釈もあり、ですね。
 
聖林寺の十一面観音さんを造った方が
「とうとう完成したぞ」と、できあがりを見上げたとき
それは金ピカに輝いていて
感動のあまり
それこそ、目がつぶれるくらいハイキーに見えたと思うんです。
たぶん三好さんの写真のように・・・。
 
ハイビジョン放送になって
女優さんたちは美肌作りのために四苦八苦していらっしゃるそうですが
聖林寺の十一面観音さんも
「顔のひび割れ、どう写ってる?できるだけ露出オーバーにしてね」と
目を細めながら、三好さんに注文をつけているようです。
 
欲しいなぁ、三好和義さんの「極楽園」。
はぁ、15000円ですって。
う~ん、でも、2000部限定らしい。
 
nikeioff20116.jpgどうする?どうする?
日経おとなのOFF6月号の
三好和義さんの写真で我慢する?
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