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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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すでに写真美術館を出た時点で12:00をしっかりまわっていました。
 
しかし、ランチは後回しにして、頭塔(ずとう)へ。
 
zutoiriguti.jpg頭塔の入口です。
施錠してあります。
簡単には入れません。
ご用の方は仲村表具店へ、の案内通り
表具店を探して、おばちゃんに鍵を開けてもらいました。
 
1人300円です。
 
たまにお留守のときもあるらしいのですが
ご自宅で商売をされているので、どなたかはご在宅とのこと。
 
いやもうこの頭塔のインパクトたるや・・・ハンパないです。
百聞は一見にしかず
ぜひぜひ、みなさまも現地でびっくり仰天していただきたいです。
 
強風の中、iPod飛ばされそうでしたが
頭塔の周囲を1周してきました。
 
ドラマ「大仏開眼」で、亀ちゃん(市川亀治郎さん)が演じていた玄昉
その玄昉が死んだときに五体がばらばらになって
頭部が落ちたのが頭塔と言われていますが
まさかね・・・
 
767年に東大寺の初代別当良弁という方が
弟子の実忠に命じて造らせたという記録があるらしいです。
 
以前は樹木に覆われた古墳状だったらしいのですが
奈文研の12年間に渡る発掘調査のおかげで
世にも不思議な階段ピラミッド状の仏塔が現れたというわけです。
奈良文化財研究所編「奈良の寺」にもその調査結果が記述されています。
 
てっぺんには、五輪塔がありますが
「45日間奈良時代一周」のようにクレーン車からでないと見えないです。
 
今回の旅の最後を飾るにふさわしい
「なんじゃ、こりゃ」な超ビッグサプライズでした。
 
感動のまま、ならまちまで歩いて、やっとランチタイム。14:00過ぎ。
1時間ほどくつろいで、JR奈良駅までぶらぶら・・・。
 
帰りは京都まわりで帰るつもりが、帰りもまた関西本線。
 
15:52発加茂行き快速。
で、加茂で、亀山行きの普通電車に。
もちろんディーゼル、そしてなんと1両・・・。
しかし、加茂から笠置までの木津川沿いの風景、なかなかよいのです。
加茂といえば、恭仁京のあったところですね。
亀山から名古屋まで、また普通電車。
電車遅れて、名古屋に19:15着。
20:00ちょい前に帰宅。
 
九州新幹線全線開通で
新大阪から熊本が2時間59分なんていうご時世に
なんとも酔狂な旅です・・・。
 
しかし、目的地までの道中をのんびり楽しむ旅もそれなりにいいものです。
大阪のおばちゃんと名古屋のおばちゃんが
べちゃべちゃしゃべりながら、あちこち歩き廻って・・・
実に充実した楽しい奈良の旅でした。
H姐、ありがとうございました。

青春18きっぷの旅~奈良白毫寺から新薬師寺へ

 
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行ってまいりました、奈良へ。
 
早朝6:33発のJR関西本線に乗りました。
亀山行き、当然、普通電車です。
で、亀山で、加茂行きに乗り換えました。
当然、普通電車です、しかもディーゼル・・・。
やりきれないです、この各駅停車の旅。
 
加茂で、大和路快速大阪環状線に乗ったら
あっという間に、奈良駅に到着。9:49着。
 
H姐、改札口で待っていてくれました。
JR奈良駅、駅舎、新しくなりましたね。
 
「まずは、バスで白毫寺(びゃくごうじ)まで行って
歩いて、頭塔まで戻ってくる方が効率よく廻れるよ」の
H姐のひと言で行程をあっさり変更。
 
実をいうと、今回、H姐にまかせっきりで
私、あまりしっかり地図とかで確認もせず
ただただお子ちゃまのように付いて行くだけでした・・・
修学旅行の小学生より始末が悪いです。
 
白毫寺というバス停を降りて
ひたすら高円山をめざして坂を上ります。
 
byagoujisanmon.jpgおぉぉぉ、来たな、階段・・・。
この時期は広い階段ですが
萩の季節になると
階段脇の萩が伸び放題になり
階段、めっちゃ、狭くなります。
 




byagoujituijibei.jpg山門をくぐると築地塀が続きます
梅が満開でした。
 





gosikitubaki.jpg例の五色椿ですが
ちょっと早かったようです。
まだてっぺんにちらっと咲いているだけ
4月が見頃でしょうか。



huiritubaki.jpgそのそばにあった
斑入りの椿を撮ってきました。
 





本堂には、勢至・観音菩薩さまはじめ、聖徳太子二歳像がありました。
そして、宝蔵には、阿弥陀さんはじめ
閻魔大王がで~んと座っておられました。
 
byagojitenbo.jpg宝蔵の横から奈良の街を望みました。
向こうの山は生駒山です。
 





ここから歩いて新薬師寺をめざします。
 
奈良、ちょっと寒かったです。曇ったり、晴れたり。
風が強く、ときに時雨たりして・・・。
 
kagamijinja.jpg新薬師寺の拝観前に
お隣にある鏡神社でお参り。
祭神は
九州で反乱をおこした藤原広嗣だそうです。
 



sinyakusiji.jpgで、新薬師寺へ。
がら~ん。
 





H姐「もっとあるやろ、そこの門開いてるやん」
私「あ、畑みたいだよ」
H姐「こっちは入れるんちゃう?」
私「庫裡のような・・・」
 
落雷で燃えてしまって、本堂しか残っていないんですね。
 
憧れの十二神将とご対面!
あ、薬師如来さんも。
 
私、どうも見過ぎたようです、あのCM。
音楽もないし、バサラ大将、色も変わらなくて、寂しかったな・・・。
 
なら奈良館と違って、離れてのご対面なので
確かに、本物ですから迫力はあるんですけど
ちょっと近寄りがたい雰囲気でした。
まあ、十二神将と近しい関係になってしまうというのも
それはそれで問題なんですけどね、ボディガードですから。
 
なら奈良館では、私、バサラ大将と、30cm以内の距離で見つめ合ってきました。
しかも、ここだけの話、私、ちょっと内緒でボディタッチしちゃったし。胸板ね。
めちゃめちゃ、インティメートな雰囲気だったんですよね。
 
だから今日は・・・
「なによ、バサラ、ちょっと他人行儀?」みたいな・・・。
 
なんかふられた気分のまま
裏手の入江泰吉記念「奈良市写真美術館」へ。
 
いいですねぇ、入江泰吉さんの写真。
色のコントラストも最高ですし
私、構図、非常に参考になりました。
縦位置の美、横位置の美
 
たかがケイタイカメラ風情の私ですが
もっともっとケイタイを駆使しなくては、と心に誓いました。
ホントか?
 
このあと頭塔(ずとう)をめざしました。
 
・・・・・・・・・・続く 青春18きっぷの旅~頭塔へ
 
naranotera.gif奈良文化財研究所編「奈良の寺」を読みました。
 
奈文研の45名の先生がたが
奈良のお寺や遺跡について
書いていらっしゃいます。


奈良の寺 ― 世界遺産を歩く (岩波新書)
 

2001年~2003年まで朝日新聞奈良版に連載された
「世界遺産を歩く」というシリーズを改稿して
本にしたものだそうです。
 
2003年に出版された本なので
奈文研マニアの方々はすでに読んでいらっしゃることと思いますが
私、先日、図書館で借りて、読みました。
 
平城宮跡、法隆寺、薬師寺、興福寺、春日社
元興寺、唐招提寺、東大寺、西大寺、法華寺、大安寺と
寺社、遺跡ごとにまとめられています。
 
考古学者、歴史学者の視点から解説しているわけですから
もちろんフツーの観光ガイドブックとはノリが違います
しかも岩波新書ですからね。

ですが・・・
ややもすると専門用語がバンバン出てきて
難解で読みにくいものになりがちなんですけど
新聞のコラムとして書かれたものなので読みやすいです。
そして、とても面白いです。
かなり勉強になりました。
もっと早くに読んでおけばよかった・・・。
 
我らが馬場先生も執筆しておられます。
 
お名前は文末に書かれているのですが
先生の場合、書き出しの1行で、すぐに先生とわかります。
 
ちなみに、渡辺室長の場合、ずんずん読み進んでいくと
「あ、これ、渡辺室長だわ」と、ほっこりとした気持ちになります。
 
Madamyam的馬場さんと行きたいツアー(半日コース)・・・
やっと奈良ですわ。
 
みなさま、行基前に集合です。
 
先生は、興福寺、春日社、西大寺について書いていらっしゃいますので
興福寺と春日大社をまわりましょう、先生の説明つきで・・・。
ご面倒とは知りつつ
先生には、あの興福寺地鎮祭の時の紫色の衣裳でお願いしたいです。
 
工事中の中金堂のあたりを歩きながら発掘調査のお話
あと、地鎮祭のときのお話も聞きたいです。
 
で、そこから春日大社に歩いて行きましょう。
草履では歩きにくいので、靴に履き替えていただいてOKです。
その脱いだ草履は
私、木下藤吉郎のように懐で温めさせていただきますんで。ダメ?
 
おっと、その前に
奈良国立博物館の向かいにある氷室神社へ。
この氷室神社のことを書いていらっしゃいますので、そのお話を
 
で、春日大社のあの長い長い参道を歩きながら
先生が、いつ頃、どのタイミングで歴史学者をめざしたのかとか
講座では聞けないいろいろなお話、聞きたいですね。
 
とまあ、そんな夢みたいなツアーはこっちに置いておいて
私、明日、H姐と奈良を廻ってきます。
新薬師寺あたりを
かなり大量に飛散しているスギ花粉と戦いながら歩いてきます。
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