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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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大須赤門通りの1本北の通りに建つ三輪神社です

 

かつて、矢場町の交差点あたりに尾張小林城がありました

城主である牧長清は大和出身の人

その牧長清が

故郷大和の三輪山に鎮まります大物主大神(大国主神)を鎮め祀ったのが

この三輪神社です

 

鳥居をよ~く見てください

 

明神鳥居の両脇に小さな鳥居を組み合わせた三ツ鳥居です

三輪鳥居とも呼ばれています

 

奈良県桜井市三輪にある大神(おおみわ)神社の

拝殿の奥にある鳥居がその代表

 

京都太秦の蚕の社で見た三柱鳥居とはまた違います

 

いずれも不思議な鳥居ですね

 

三輪神社から矢場町の交差点に向かって歩いていくと

イタメシ屋とコンビニの間にお地蔵さんをお祀りしたお寺があります

 

矢場地蔵尊

正式名は、徳寿山無量院清浄寺

 

かつての小林城だったところ

城主の牧長清さんは織田信長の妹婿です

お市の方の姉上だそうです

 

長清さんの死後、お城は廃城となり

清浄寺が建てられました

 

平成のジャンボ延命大地蔵菩薩に惹かれて

この路地のような参道を歩いていくと・・・

 

本堂があって

その裏に六地蔵尊が並んでいます

 

そしてジャンボな地蔵菩薩さんが立っていらっしゃいます

 

ビルの谷間にあるので

あまりジャンボ感が伝わってきませんが

高さは5mあります

 

大須界隈、なかなか面白いです



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時は幕末の京都

三条木屋町にある道具屋「とびきり屋」の若夫婦の物語です

道具屋とは今でいう骨董屋

 

山本兼一著「利休の茶杓~とびきり屋見立て帖~」

 

三条大橋は東海道の終点

この三条大橋を渡って京に来る人、京を出る人

ことに幕末は物騒な人たちも多く出入りしていた時代でした



そんな三条木屋町にあるとびきり屋

茶道具あり~の、刀あり~の・・・品揃えも多彩です

 

「利休にたずねよ」で直木賞を受賞した山本兼一さん

さすが道具に詳しいです

 

幕末という時代背景にさまざまな道具をからめた

技ありのストーリー展開にぐいぐい引き込まれてしまいました

とても面白いです

 

例えば、自在置物・・・

 

この自在置物、本を読んだだけでは今いちよくわからない

一見は百聞にしかず・・・

たまたまEテレ日曜美術館の「明治の工芸 知られざる超絶技巧」で

自由自在に動く鉄のヘビや昆虫の自在置物を見たので

まるで映画を見るようで実にリアル

なるほど、山本さん、こう来たか・・・と思わず膝をぽんとうちました

 

とある道具屋から譲ってもらった自在置物

とびきり屋は、これらを思いのほかお値打ち価格で譲り受けることになりました

ある条件付きで・・・

 

その中の龍の置物だけは売らずに

店の目立つところに飾ってほしいという

さらに時々、ある侍がその龍の首の向きを指示しにやってくるので

その通りの向きに直してほしいという

 

とびきり屋に来たばかりの龍は首を伏せて眠っている龍でした

 

そこへ新撰組の芹沢鴨がやってきて

眠った龍を勝手に起こして頭を持ち上げ前足も高く上げてしまいました

 

帰ったあと、再び当初の眠り龍に戻すとびきり屋の主人

 

後日、再び、侍がやってきて

「龍を起こして東に向けてください」

 

数時間後、変装した桂小五郎が龍を見ながら店の前を通り過ぎました

 

それから毎日、首の向きを指示する侍がやってきて

龍は、あっち向いたりこっち向いたり・・・

 

しばらくしてあの芹沢鴨がやってきて

長州藩の集まりを察知しているにもかかわらず

どうも情報が漏れているらしく踏みこんでも無駄足ばかりだという

ひょっとして龍の頭の向きが合図ではないのか・・・と詰め寄ります

 

自在置物の特徴を上手く利用した幕末らしいお話になっています

 

ところでこの「利休の茶杓」はとびきり屋シリーズの第4弾

 

今年の2月に山本兼一さんが亡くなられてしまい

残念なことに第4弾にして最終巻となってしまいました

 

とびきり屋の若夫婦、この先、商売はうまいこといったんやろかと

気になって仕方のない今日この頃です



台北市内にある行天宮(シンティエンゴン)は

三国志でもお馴染みの関羽を祀ったお寺です

 

この行天宮には行ったことがありませんが

とても霊験あらたかなお寺だそうで

占いをしていただく参拝客でいつもにぎわっています

 

実はこの行天宮、昨日から線香の利用が禁止されました

香炉の撤去はじめ、供物を置くテーブルも撤去

 

どうも環境汚染対策だそうです

 

台湾の線香は大陸からの輸入品ということで

化学成分が混じっていて身体にもよくないと以前から問題になっていました

 

これは同じく台北市内にある龍山寺(ロンシャンスー)です

10年ほど前に行きました

 

台湾のお寺にはたくさんの神様が祀られていて

参拝客はみんな長い線香を何本も持って

それぞれの神様に順番に線香を捧げます

 

たまたまこの日は早朝にお参りしたため

煙は少なかったのですが

境内はいつも煙でもくもく状態です

 

供物に関しては

お菓子やら果物やらをお供えして

このまま残していってしまう人たちが多く

浪費であるということで禁止となりました

 

「線香」ではなく「心香」を・・・ということなんでしょうね

 

今のところ、この「禁香令」は行天宮だけですが

これに習って他のお寺も禁止・・・なんていうことになったらちょっと淋しいです

トラベラーとしては・・・



全廃される前に台湾に行きたくなりました



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