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ただ今、知多市歴史民俗博物館では
「知多市の寺院・神社に眠る美術工芸品」展が開催されています
普段見ることのできない仏像や掛け軸などの美術工芸品約45点が
市内15の寺社から集められました
小ぶりではありますが
知多半島の田舎にもこんなきれいな仏像が眠っていたのかとびっくり!
法海寺の「涅槃図」
室町時代のものですが色も鮮やかに残っています
せっかくなので博物館の帰りに法海寺に寄ってきました
薬王山法海寺
天智天皇勅願所
日本三薬師ノ一
ちょっとぉ・・・盛り過ぎじゃないですか?
実はこの法海寺には、ほんまかいな的伝承があるんです
天智天皇の時代に新羅の僧道行が
あの草薙の剣を盗み出したんだそうです
しかし、失敗して幽閉されてしまいます
幽閉の身となった道行は修行の末、霊感を得て
その後、帝の病を平癒したとして勅願と寺領を賜ったということらしい
熱田神宮では毎年5月4日の夜
草薙の剣が神宮に還った故事を伝える酔笑人(えようど)神事が行われます
境内の明りを消して
真っ暗な中、皆で喜んで高笑いをするという神事です
この神事とのつながりはよくわかりませんが
本格的な発掘調査により
白鳳時代の瓦や奈良・平安前期の瓦や土器が出土し
法海寺が古刹であることは確かなようです
仁王門は寛文6年(1666年)の建立と伝わっています
仁王門の隣にある吉祥院の阿弥陀三尊像も出展されていました
直立した阿弥陀さんの脇に
前屈みの観音菩薩と勢至菩薩が風に舞うように立っていらっしゃって
ありがたい気持ちになりました
猛暑にあえぐお庭の蓮の花・・・
企画展は8月31日まで
国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」の地上試験場と試験機が
昨日3日、三菱重工業小牧南工場で公開されました
今秋から機体の強度、耐久性を確かめる地上試験が始まる予定
そして3年後の初納入をめざして
来年の春からいよいよ試験飛行が始まります
三菱重工業小牧南工場は県営名古屋空港(小牧空港)に隣接しているため
試験飛行はここで行われます
この三菱重工業小牧南工場内に
毎週月曜日と木曜日のみ(要予約)開館している
名古屋航空宇宙システム製作所資料室があります
ゼロ戦(零式艦上戦闘機)の復元機はじめ
戦前から現在にいたる航空・宇宙に関する資料が展示されています
ジブリ映画「風立ちぬ」の公開以来、ちょっとした人気スポットらしい
かつては国際線、国内線が発着する県営名古屋空港でしたが
セントレア空港開港に伴い
多くの路線がセントレアに移動してしまい
現在、旅客定期便はFDAの7路線のみ
その後、不要になった旧国際線ターミナルビルは再開発整備され
「エアポートウォーク名古屋」というショッピングセンターがオープンしました
旧国際線ターミナルビルがあった場所ですから滑走路が近い
そして「エアポートウォーク名古屋」の5階には展望デッキがあるらしいのです
セントレアと違って旅客機の数は少ないのですが
セスナやヘリ、そして隣接する自衛隊の航空機が楽しめます
我が家からは遠いのでなかなか行けないんですけど
来年の春以降、行ってみようかとちょっと狙っています
先月、相撲を見に愛知県体育館に行ったときのこと
ひとつ手前の駅で降りて
体育館まで歩きました
愛知県体育館は名古屋城の旧二の丸御殿跡に位置しています
御存じのように名古屋城は昭和20年の名古屋大空襲で焼けてしまいました
名古屋城は焼けてしまいましたが
この近くに建つ愛知県庁と名古屋市役所はなぜか奇跡的に焼け残りました
愛知県庁本庁舎(昭和13年竣工)
城郭風の屋根を載せた帝冠様式です
城郭風というよりも
まさに名古屋城の天守閣の屋根が載っているという感じです
基本設計は西村好時氏、渡辺仁氏
お隣の名古屋市役所本庁舎(昭和8年竣工)
残念ながら外壁修復工事が始まって
時計塔が見えません、なんというタイミングの悪さ
工事完了は来年の冬頃だそうです
時計塔の屋根の頂上には四方睨みの鯱が載っていて
こちらも名古屋城を意識したデザインです
基本設計は平林金吾氏
外壁は茶色とクリーム色のツートーン
戦時中はコールタールを塗ってカムフラージュしていたそうです
市役所と県庁のような派手さはありませんが
この近くに空襲で焼け残った小さな近代建築があります
向かって左側が伊勢久株式会社(昭和5年竣工)
右が愛知県庁大津橋分室(昭和8年竣工)です
1758年、薬種問屋として創業した伊勢久株式会社
窓回りの螺旋形の柱がアクセントになっています
隣に建つ愛知県庁大津橋分室
玄関の上の部分の装飾はたいまつなんでしょうか
左右非対称になっていて
向かって右側の丸窓の上の柱は高さを強調しています
現在は県史編纂室として使用されており
内部は非公開となっています
が、半年前のニュースによると・・・
名古屋市と愛知県が共同で戦争資料館を開設することとなり
その展示場所としてこちらの愛知県庁大津橋分室が選ばれました
終戦から70年となる来年の8月の開館をめざしているそうです
ということは内部を見ることができるようになるんですね
歴史のある近代建築の再利用、とてもいいことだと思います
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