高校生活を支えた（？）ぶどう糖

今日は息子の卒業式でした。女子の8割は女子大生のような袴でしたね、白のレースのロングドレスを着ている人もいました、韓服を着ていた人は韓国人のお嬢さんでしょうか、インド人のお嬢さんは当然サリーでした、が、みんな靴は体育館シューズ・・・というのがなんとも笑えます。男子の大半はスーツ。まるでEXILEのボーカルのアツシみたいなヘアスタイルっつうか、要するに１ｍｍくらいに刈り込んで、さらにラインを数本剃って、サングラス、テロンとしたスーツを着たクラスメートもいました。

卒業式の式典が終わると、突然、体育館のライトが消え真っ暗になって、第2部の卒業会が始まりました。卒業会は卒業生・在校生たちの卒業イベント。お金も全然かかってなくて簡単なものなんですが、卒業生たちの入学から3年生の学校祭までのいろいろな映像を編集して、ちょっとしたドキュメンタリーみたいに仕上げたムービー、そして卒業生2人による詩の掛け合いみたいな朗読、そして最後に全生徒による合唱という構成でなかなかよかったです。お仕着せの式典だけでは終わらせたくない、自分たちらしい卒業会で卒業という節目を楽しみたい、自分たちらしく先生や親たちに感謝の気持ちを伝えたい、それを学校主催の卒業式の返歌のような形で表現していました。きびしい校則もなく、しかも私服通学といい、なにかにつけ自由な校風の中で、のびのびと、そして勉強・部活・遊びといろいろなことをぎっしり詰め込んだ3年間でした。

そんな息子が3年間ほぼ欠かさず食していたものはチオビタとぶどう糖。特にうまいもんでもなく、どれほどの効果があったのかも定かではありませんが、朝食後、チオビタをぐびっと飲んで、ぶどう糖を口に放り込んで家を飛び出していきました。大丸本圃のぶどう糖は口に入れるとする～っと溶ける固形タイプ。その溶け方は「おぉぉ、即効、脳にきいてるぞぉ」的なスムーズ感覚で、しかも溶けるとき熱を吸うので清涼感を伴い、そのさわやかさが結構癖になったりします。大人の脳は1時間に約5ｇ、1日に120ｇのぶどう糖を消費するそうです。ぶどう糖は脳の唯一の栄養素なのです。そのぶどう糖をなめながら・・・

息子「よ～し、グルコースの化学式はバッチリだぁ」　　　　

グルコースだけかよぉ・・・。