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毎年、春と秋の2回開催される京都非公開文化財特別公開
今回は初公開のものあり
今まで仏像特集の雑誌などでも見たことのないような仏像が公開されるようで
ちょっと気になっています
先日発売された「サライ10月号~京都その奥へ~」に
その気になる仏さんが紹介されていました
100年ぶりに公開されるという浄福寺の釈迦堂
西陣にあるお寺で
延暦年間(782~806)に創建されたそうです
ご本尊の阿弥陀如来の光背には
600体もの小さな如来像が配されていて光り輝いています
私、以前、宇治に行ったときに
たぶん前を通り過ぎていただろうと思われるお寺
放生院、恵心院、興聖寺は初公開だそうです
放生院は推古天皇11年(603)に秦河勝が橋を架けた折に創建したお寺で
宇治橋の東詰にあり
かつては宇治橋を管理していたので橋寺とも呼ばれています
ご本尊の地蔵菩薩、鎌倉時代の作で
衣の截金(きりかね)がとても美しいです
恵心院は福寿園宇治工場の近くにあるお寺
五大明王が揃っているのも魅力的ですが
ご本尊の十一面観音さんがとても素敵なんです
平安時代の作で、檜材の寄せ木造り
木目がくっきりと出ていて
それがなんともいい味を醸し出しています
その近くにある興聖寺の聖観音像(手習観音)は
「源氏物語 53帖」に登場する手習の杜の観音堂に
安置されていた像だそうです
源氏物語・・・と聞いただけで
心惹かれる手習観音さんです
ところで・・・
紫式部さんをイメージした宇治市の宣伝大使が
来週、お披露目されます
ちはや姫だそうです
ちはやぶるは、宇治の枕詞でした
京都非公開文化財特別公開は、11月1日~10日まで
紅葉にはちょっと早い時期ですね
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