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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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今年はなぜか
いろいろな源氏物語を読みました
 
kinyakugenji8.jpgいつものリンボウ先生の「謹訳源氏物語」は八巻を・・・

いよいよ宇治十帖に入りました




謹訳 源氏物語 八

 
宇治を舞台に
薫と匂宮が姫君たちを取り合うという
私的には結構ストレスのたまるシーンが続いています
 
そうそう・・・

あの宇治の平等院鳳凰堂
ただ今、修理中です
丸太の足場にすっぽりと覆われてしまいました
 
そして・・・
 
genjigatari3.jpg林真理子さんの
「六条御息所 源氏がたり」の三、空の章

去年、1と2を読みましたので
これで完結しました



六条御息所 源氏がたり 三、空の章
 
ちょっとびっくりなのが
内館牧子さん
 
utidategenji.jpg内館さんも
源氏物語を書いていらっしゃいます





十二単衣を着た悪魔
 

フリーターがある日突然タイムスリップしてしまいます
リアル平安時代ではなく、なんと源氏物語の世界へ
 
このフリーターくん、源氏物語は読んだことがないんですけど
たまたま源氏物語のイベントでバイトしたあとにタイムスリップしたものだから
あらすじ本を持ったままあっちの世界に行ったという設定になっていまして・・・
  
林真理子さんが、六条御息所(ろくじょうみやすどころ)ならば
内館牧子さんは、あの弘徽殿女御(こきでんのにょうご)に
スポットライトを当てました
 
桐壺帝の女御です
 
光源氏を生んだ桐壺の更衣をいじめまくるあの気が強い女御ですね
源氏物語の中ではヒールです
 
フリーターくんはこの弘徽殿女御の専属の陰陽師になるんです
彼はあらすじ本を読んでいるので
当然ですが、予言が当たります、なかなか重宝されます

陰陽師として弘徽殿女御と接するうちに
彼女の政治家としての一面に触れ
イメージを新たにします

内館牧子さんは
この弘徽殿女御とその息子の朱雀帝サイドから源氏物語を語ります
これがまた内館さんらしい抱腹絶倒のストーリーとなっています
 
こうして続けざまに「源氏物語」を読んでみると
やはり気になるのが・・・
 
陰陽師の存在です
 
平安時代の闇の支配者、陰陽師サイドから語った源氏物語が読みたい
 
yumemakuragenji.jpg夢枕獏さんも
書いていらっしゃいました





秘帖・源氏物語 翁‐OKINA
 

六条御息所の生霊を調伏するために
光源氏が陰陽師たちとともに戦うというストーリーです
 
これもまた面白かったです
 
源氏物語をまた違ったアングルから読むことができました
 
さすが源氏物語です
いかようにでもアレンジできる魅力的な作品なんですね
 
先ほど、新聞のテレビ欄を見ていたら・・・

その夢枕獏さんの小説を映画化した映画「陰陽師」が
今晩、TBS系列でオンエアされるんですね


 
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さっそく
教えていただき、ありがとうございます。内館さんの本、さっそく図書館で予約しました。
「源氏物語」ちょっと苦手なんです。頭が、まだ「おこちゃま」なんで。madamyamさんの文章に誘われました。内館さんの本、設定が面白そうです。きっと「源氏物語」をしっかり読んでいれば、2倍3倍に楽しめるんだろうなぁ・・・まぁ 初めの一歩ということで。

今月も「ちょい福」お休みがなかったですね。「ヒョウショウジョウ、あんたは~」(昔あった大相撲の表彰式のイントネーションで)ですね。お疲れ様でした。
どんと 2012/10/31(Wed)19:14:15 編集
源氏物語♪
好きです(^^)
発表する場は別にありませんが、勝手に自身の研究テーマの一つです(笑)
というのも、大学受験のときに通っていた代ゼミ
の古典の先生がおもろい人で、源氏物語もおもしろ
おかしく♪
京都宇治の源氏物語ミュージアムに2回ほど行きました(笑)。宇治十帖の石碑めぐりとかもしました(^^;)。

現代だと、のぞき見で犯罪なのに、光源氏がすると
「垣間見」となり、すばらしい行為になるんですよねぇ・・・(笑)。

去年だったかしら・・・生田斗真くんの源氏物語の映画
観ました♪・・・・・・ろくじょうのみやすんどころ、
こわいこわい(笑)。
labc0383 2012/10/31(Wed)22:03:46 編集
これがはじめの1歩・・・
どんとさん

ありがとうございます

「源氏物語」の中で、弘徽殿女御はあまり記述は多くないのですが、他の女性(にょしょう)にはない存在感があるんですね。内館牧子さんらしい視点だと思います。面白くて一気に読めますよ

読み終わったら、また感想を聞かせてください

madamyam 2012/10/31(Wed)22:59:46 編集
たぶん・・・
labc0383さん

私とよく似たタイプだと思われます・・・、ひとり電通?タイプ。自分で勝手にプロジェクトを立ち上げ、企画立案、制作、すべてひとりやっちゃうタイプですよね

私も行きましたよ、宇治に・・・。源氏物語スポット、まわりました。宇治上神社で、かなりパワーをいただきましたよ。あそこは、なにかがいますね・・・

生田くんの映画、見れませんでした。そのうち、テレビでオンエアしてくれるのを待っています
madamyam 2012/10/31(Wed)23:08:01 編集
表彰状!(笑)
ぎゃはははは~!
「あんたは~」!!(笑)
表彰の場で、あんたよばわり・・・どんとさま、
おもろいです(笑)。

これが、名古屋場所の河村市長だと、
おみゃ~さんは、になるんですが(^m^)ぷぷっ。
labc0383 2012/10/31(Wed)23:11:13 編集
パンナム
どんとさん&labc0383さん

数年前に亡くなられました、このヒョーショージョーの方・・・

大阪場所のときは、あんたはん・・・でした
名古屋場所のときは、おみゃあさん・・・でした

madamyam 2012/10/31(Wed)23:29:05 編集
弘徽殿先輩
「弘徽殿先輩、勉強になりました。ありがとうございます」って、つぶやいちゃいました。 面白かったです。

弘徽殿女御の会話、笑いました。言っていることは超恐いのですが、だんだん心地よくなりますね。特に藤壺には手を抜きませんわ。

本の中では、一番光源氏を理解しているのは、この人だったような。そして、弘徽殿の嫌みが、かえって藤壺を元気にしたり、六条御息所の心を救ってあげる結果になったり・・と楽しめました。

読んでいて「わたくしの全ての敵より、長生きしますわ」とTVで言っていたデヴィ夫人と「国母」を意識していた「ミシル」が思い浮かびました。本の弘徽殿女御像とは、ちょっと違いますが・・・なぜか

弘徽殿先輩が、女が幸せな人生を勝ちとるのに、必要なものを教えてくれる本でした。madamyamさん、ありがとうございました。
どんと 2012/11/04(Sun)22:51:53 編集
もう読まれたんですね
どんとさん

お返事、遅れてすいません

昨日の大河もそうでしたが、女性は政治の道具でしたから、とにかく男の子を産んで、外戚として権力を握る・・・という重要な役割を担っているわけで・・・

弘徽殿女御は、どうも右大臣の父よりも明晰だったようですね。性格もかなり男っぽくて、ただ国母になるというだけでなく、自ら政治の表舞台で権力を握っていたようです

内館さん目線なので、どうしても桐壷の更衣や、藤壺さんのようなタイプの女性にはきびしくなりますね

そこがまた面白いんですけど



madamyam 2012/11/05(Mon)18:30:12 編集
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