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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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dainagoyabildai20121210.jpgクレーンで撤去されている
この「大」の字はなんでしょうか?
 



dainagoyabil20121210.jpg名古屋駅前の
「大名古屋ビルヂング」の
「大」です
 




昨日、降りしきる雪の中
屋上の文字看板が撤去されました
 
名古屋駅前もどんどん新しくなってしまって
ちょっと寂しいです
 
ここも高層ビルヂングになります
 
ビルヂング?
 
新築しても
大名古屋ビルヂングの名称は継承されることになりました
 
よかったぁ!
 
どんな書体の「大名古屋ビルヂング」になるのか
今から楽しみです


 
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仏さまのお身拭いのニュースを見ると
あらあら、もうそんな時期?と
私も慌てて念持仏のお身拭いをいたします
 
昨日は法隆寺金堂

2012kairyuojiominugui.jpg先週の金曜日は海龍王寺
お身拭いが行われました
 
あのイケ住(みうらじゅんさん命名)こと石川住職が
四天王像を清めていらっしゃいますね
 


海龍王寺のご本尊は十一面観音です
 
とってもエレガンスな十一面さん
 
光明皇后が自ら刻まれた十一面観音をもとにして
鎌倉時代に慶派の仏師によって造立されたものといわれています
 
こちらの十一面観音さんも含め
奈良には
大和路秀麗八十八面観音巡礼というくくりがありまして

私はあと残り二十二面でコンプリートです
 
久しぶりに
奈良まほろば館のサイトを見ていたら
年明けの1月4日~15日まで
この「大和路秀麗八十八面観音巡礼」のイベントが開催されるようです
 
そして12日と14日に講演会があります
西山厚先生もお話されます
 
いいですね
近くに住んでいたら行きたい講演会です
 
実は1月12日から
東博で「飛騨の円空~千光寺とその周辺の足跡~」が始まるんですよ

悩ましい1月12日です


 
kisakinodaibutu.jpg奥山景布子さんの
「キサキの大仏」を読みました





キサキの大仏
 

奥山先生のあのコメント・・・
馬場基先生の「平城京に暮らす」を読んでいらっしゃるというコメント以来
ずっとこの本が出るのを待っていました
 
タイトルを見ただけで
キサキが誰なのかわかりますよね
 
光明皇后の1250回忌にあたる2010年に
聖武天皇の宝剣に関するニュースが流れました
 
この「陽宝剣」と「陰宝剣」を
皇后が大仏の足元に納めるところで物語は終わります
 
ストーリーについては
ドラマ「大仏開眼」でもお馴染みなので、あえて語りません
 
正倉院の宝物を思い浮かべながら・・・
 
東大寺はもとより
皇后が造らせた法華寺、新薬師寺、そして興福寺の仏さま
それらの仏さまのお姿を思い浮かべながら・・・
 
海龍王寺で見た
皇后の自筆と伝わる自在王菩薩経の
自由闊達な「在」の字を思い浮かべながら・・・
 
楽しく読ませていただきました
 
奥山先生の「時平の桜、菅公の梅」を読んだ方なら
覚えていらっしゃると思いますが・・・
 
藤原時平が父・基経から渡された、あの厨子
中から
藤原不比等が書いたという「一族の所縁書」が出てきましたよね
 
・・・・・国は帝なり。一代に唯一の柱こそ、帝なれ。帝の他に帝なし。
帝は松なり。万代千年の松なり。我らは、藤なり。
藤は、后なり。松の栄えは、須らく藤を以て生ずべし・・・・・
               
藤原氏は常に后を出して皇統に関わっていく・・・という不比等の遺言でした
 
時平はその遺言通り
妹を醍醐天皇に入内させ
 
そして死ぬ4年前・・・
紀貫之に
自分が死んだあと
一の人が、自分の息子たちでなければ
弟の忠平に渡してくれと
藤原氏のバトンであるこの厨子を託しました
 
奥山先生が平城京を舞台にした本を書かれているというのを知って
この藤原氏のバトンリレーのスタートラインに思いを馳せたのは
私だけではなかったはず
 
だって
このバトンパス
スタート時点でいきなり乱れますよね
 
不比等の4人の息子
 
長男の武智麻呂(藤原南家)
次男の良前(藤原北家)
三男の宇合(藤原式家)
四男の麻呂(藤原京家)
 
相次いで天然痘で病死します
 
最後に亡くなった三男の宇合はこの厨子を異母妹の光明皇后に託します
 
藤原4兄弟の血をひく男子の中で
最も先を見通せる者を選んでこの厨子を渡してほしい・・・と
 
まさかあの仲麻呂に渡してしまうんではないだろうか・・・と
途中、冷や冷やしたりもするんですが
 
さるお方に託します
 
そして・・・
 
奥山先生~
ぜひ、この続きもよろしくお願いします
ここからの藤原氏のスリリングなバトンパスも気になります
 
さらに
馬場基先生のファンとしては
「平城京に暮らす」がどのあたりに使われているのかという
馬場さんチェックもまた楽しみのひとつです
 
奈良好きにはお楽しみ満載の1冊です
 
読み終わると
「キサキの大仏」というタイトルが
「キセキの大仏」に見えてくるんですよね


 
 
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