再就職おめでとう、舛名大くん

名古屋大学から角界入りして

一時期、話題になった「舛名大」が引退することになりました。

 

よりによって、こんなときに・・・。

 

八百長問題発覚後ですからね
そうそう簡単に引退できないんですよ。

ま、無事、引退届が受理されたということは

つまり八百長に関しては「シロ」と認定されたわけで・・・。

八百長事件発覚後、初の引退力士となりました。

 

舛名大くんは、名古屋大学の相撲部から

２００６年に千賀ノ浦部屋に入門しました。

名古屋大学相撲部のＨＰには舛名大くんのコーナーがあります。

http://www.born-japanese.com/nus/tanaka.html

 

私、入門当時から、注目していました。

地元出身でもありますし

名大まで出て、角界に就職ってのは、いかがなものか、と。

 

３年がんばってダメならやめる、というのが

親御さんとの約束だったようです。

 

舛名大くん、三段目まで上がったんですよ、それが入門３年目の２００９年。

幕下が見えてきたので、このままもう少しがんばるのかな、と思っていた矢先

ケガしました、しかも頸髄損傷・・・。

手術までしてがんばりましたが

去年の５月には番付外まで下がってしまい

そろそろ辞めどきなのでは？と思っていました。

 

しかし世の中は就職難・・・

いくら名大卒でも、さすがに５年のブランクですからね

再就職の道も結構険しいんだろうなと心配していました。

 

が、この度、中日新聞に再就職が決まったそうです。

４月から、相撲記者としてがんばるらしい・・・

やれやれ・・・。

彼の親御さん同様、私も肩の荷が降りましたよ。

 

遠回りしたかもしれませんが

自分のやりたいことを納得いくまでやって

そして、幸いそれを生かした仕事を見つけることができたんだから

これって、やっぱり舛名大だからできるんだよね、と

逆に今度はみんなを納得させるような仕事をしてほしいです。

落ち込んでいる相撲界を外から面白くしてほしいです。

 

３月５日、名古屋市内のホテルで、断髪式を行うそうです。

がんばれ、舛名大くん、いや、田中周一くん。