わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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ミランダ・ジュライ著「いちばんここに似合う人」を読みました。
いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)
いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)
ミランダ・ジュライといえば、2005年のカンヌ国際映画祭で
カメラドール(新人監督賞)を受賞した映画監督さんです。
その作品「君とボクの虹色の世界」では主役も演じています。
私、この映画、見ていませんので、なんともコメントできません。
「いちばんここに似合う人」は
そのミランダ・ジュライの短編集です。
主役はみな不器用で孤独なちょっと変わった人たち・・・
これって、自分かもしれない、と思う部分、ありましたね。
ちょっとドキッとさせられました。
だけど、読んだあと
でも彼らも私も、まだまだ大丈夫だね、がんばれるね
って思えるお話でした。
さすが、映画監督が書いているだけあって映像的なんです
短編読みながら、ショートフィルムを見ているようでした。
そして、こんなこと、久し振りなんですが
読みながら、ず~っと気になって気になって仕方がなかったのが
翻訳者さんです。岸本佐知子さん。
たぶん、いや絶対に
岸本さんが訳していなかったら
ミランダ・ジュライはこれほど面白くなかったと思う。
気になって、読後すぐ岸本佐知子さんをググッてみました。
ニコルソン・ベイカーなど、なかなか癖のあるものを訳しています。
と、岸本さんのエッセー発見!2冊。
さっそく読みましたよ、一体、どんな人なのか知りたくて。
いやもう、変な人でした・・・。
妄想いっぱいの人。
エッセーというよりもショートショートだと思って読んだ方がいいかも。
でも、私は好きですね、彼女の本。あ、わかる、あ、わかる、って感じ。
っていうか、私とちょっと思考回路似てるとこあったりして・・・
時折、す~っと背筋凍りそうになりました。
岸本佐知子著「気になる部分」
気になる部分 (白水uブックス)
気になる部分 (白水uブックス)
岸本佐知子著「ねにもつタイプ」
ねにもつタイプ (ちくま文庫)
「気になる部分」は、大笑いで読みました。
で、「ねにもつタイプ」は読みながらちょっと心配になりました。
岸本さん、ちょっとやばい、かなりイッテしまっている。
このままどこまでイッテしまうんだろうか。
私は彼女と同年代なんです。
彼女が見ていたテレビ番組、私もよく見ていました。
同じ時代の空気を吸って共におばさんになりました。
最近、視界の端っこをすばやく走る物体によく出会うのです。
家でテレビやパソコンに向かっているとき
道を歩いているとき
スーパーで買い物をしているとき・・・
すっと私の視界をかすめて走り去っていくのです。
なに?虫?小動物?誰かの影?
私を見張っているわけ?えっ、ストーカー?
以前、息子がリビングにいるときに
その物体がさささっと走り去っていったので息子に聞いてみたんです。
「今、何か走っていったよね。あんた、今、走った?」
「何にも走ってません。オレ、今、プリン食べてるし」
「いや、何か走ったよ」
「緑内障とかそういうのじゃないの?老化現象でしょ、それって」
これからますます年老いて、より妄想が激しくなっていく岸本さんと私・・・
私、岸本さんがちょっと心配です。
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