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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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息子の高校時代の参考書で
飛ばし飛ばしに読んでいた「平家物語」
 
読み始めると、結構、面白いので
フルで読むことにしました

heikemonogatari1.jpgheimonogatari2.jpg
 







数年前から
数珠巡礼で京都の町もあちこち歩いているので
 
このあたりに平家一門の方々は住んでいたんだな
後白河院はここに住んでいたんだな・・・とか
風景をイメージしながら読むことができるので
より身近にその世界を感じることができます
 
そして・・・
 
あ、あのお寺も行かなくちゃ
ちょっと足をのばしてあそこにも寄ってみよう・・・と
読みながら夢がどんどんふくらみました
 
大河もあと残すところ4話
 
清盛が主役なので
やはり、ドラマ的には
清盛は、最終回で死ぬんでしょうかね
あとは猛スピードで檀ノ浦までいってしまうんでしょうか
 
その「平家物語」を絵巻でも楽しみたい
 
ただ今
徳川美術館では「眼で楽しむ源氏と平家の物語」が開催されています

絵巻はもちろんのこと
頼朝の書状も公開されています
 
平家物語を読んでいると
頼朝の書状、よく出てきます
 
頼朝は鎌倉にいるので京都との連絡はもっぱら手紙ですから・・・
 
やはり武士の字ですね
読みやすくてきれいです
几帳面な方なんでしょうね
 
西行は、歌人らしいセンシティブな字ですね
 
ところで・・・

「平家物語」を読んでいて
ちょっと気になったものがありました
 
あの南都を焼き討ちした清盛の五男、平重衡
一ノ谷で生け捕られたあと
八条堀川堂に幽閉されるんですが
斬首される前に
法然上人に戒を授けていただきます
 
そのときに形見として法然上人に硯を渡すんです
 
此硯は親父入道相国
砂金をおほく宋朝の御門へ奉り給ひたりければ
返報とおぼしくて
「日本和田の平大相国のもとへ」とて、おくられたりけるとかや。
名をば松陰とぞ申しける。

 
父の清盛が宋の皇帝に砂金を献上したその返礼に贈られたという硯です
 
今、この松陰硯はどこにあるの?
 
ちょっとググッてみましたら・・・
 
京都の百万遍知恩寺と
奈良の當麻寺にありました
 
百万遍知恩寺は法然上人のお寺です
 
當麻寺は真言宗と浄土宗が同居するお寺で
當麻寺の奥院に
この松陰硯があるそうです
 
って、なんで2つ?
 
全くのコピーなのか
それとも、どこかがちょっと違うのか
2つの松陰硯、ちょっと見てみたいです


 
 
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