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待望の「高野山の名宝」@あべのハルカス美術館に行ってきました
大阪の馬場友、H姐と10時に待ち合わせをして
いざ、シャトルエレベーターで16階へ
平日だからでしょうか
思ったより混雑していませんでした
入口の弘法大師像にご挨拶していたら
「混雑する前にまずは八大童子のところへ」と友人に促されて
皆を追い越して八大童子のもとに馳せ参じました
これ、大正解でした!
八大童子を独り占めならぬふたり占め・・・
運慶作の八大童子、聞きしに勝る素晴らしい仏像でした
彫刻としても完成されていて
これぞ国宝
こんな間近で拝観していいんでしょうか・・・と感動してしまいましたわ
この八大童子は高野山に行っても
特別公開のときにしか拝観できませんし
そのときも8体揃うことはまずありません
高野山開創1200年記念という節目のときだから実現した8体勢ぞろい
非常に貴重な体験でした
8体のうち2体は後補なので
すべてが運慶作というわけではありませんが
逆にいかに運慶の技が卓越しているかを実感することができました
運慶だけではないんです
八大童子のあと
四天王像を拝観しました
こちらは快慶作
躍動感たるやハンパないです
カッコいい、めっちゃカッコよすぎる
快慶の工房で作られたもので
広目天は快慶自身の作といわれています
こちらの四天王像は大仏殿様
かつて東大寺大仏殿にはあの大仏さんを囲むように
なんと13mもの慶派の四天王像がお祀りされていました
のちに焼失してしまいましたが・・・
あの大仏さんの周囲にこんな大迫力の
しかも13mの四天王像が立っていたなんて・・・
想像しただけで腰が抜けそうです
そして快慶作の執金剛神立像
数年前に内部から仏師が快慶であることを示す墨書が発見され
晴れて快慶さんの作として裏付けがとれました
快慶の仏像は運慶のものとは違って写実的なんです
しかし、この執金剛神立像は快慶にしてはかなり誇張されたもので
ちょっと彫刻っぽくてどきっとしました
いやん、快慶さん、結構、ワイルドやん
いつもの快慶らしい孔雀明王坐像もありましたが
今日は、快慶さんの意外な面を見てしまい
私、かなりときめいています
ただ今、快慶LOVE~♡
感動のあべのハルカスでした
・・・・・・・・・・続く
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