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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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martha.jpg録画しておいたスイス映画「マルタのやさしい刺繍」を
やっと見ました。
とにかく婆さんや爺さんが
わんさか出ているシルバー映画。
 
マルタは80歳。スイスの田舎に住んでいます。
夫がなくなって9ヶ月たつのに
なかなか立ち直れなくて
ただ毎日をぼんやり過ごしていました。

ある日、破れた旗を直してほしいという依頼があり都会の布屋さんに出かけます。
そこで素敵なレースや布を見て昔叶えられなかった夢を思い出します。
 
マルタは若いころ、下着や洋服の縫製をしていて
いつかパリにランジェリーショップを開きたいという夢を持っていましたが
夫に反対され、家族のために日々の暮らしに明け暮れる毎日。

「自分の好きなように生きたい」
なんとマルタは走り始めてしまったのです
素敵な布を買いこんで毎日せっせせっせと下着を縫って刺繍して
80歳にしてランジェリーショップをオープンさせてしまいます。
 
しかし、スイスの山の中にある田舎町。保守的です。
いい年こいて、あんないやらしい下着を売るなんて・・・と非難轟々。
 
そんな彼女を支えるのは村の婆さん仲間。
実はそのお仲間の婆さんたち
子供たちの世話になってお荷物になって肩身の狭い思いで生きていました。
マルタが自分の夢を実現して、自由に生きているのに触発され
1人は足の悪い爺さんを病院に連れていくために80歳にして運転免許をとったり
またもう1人はパソコンを勉強してマルタの作った下着をネットで売ったりと
新しいことに挑戦していきます。
 
マルタを非難していた人たちも
「年をとっても新しいことに挑戦して自由に素敵に生きよう」と
最後は彼女にエールを送るというハートウォーミングな映画でした。
 
日本だけでなく、どこの国も高齢化社会。
身につまされるお話でした。

何かを始めるのは、別に何歳でもいいわけで・・・。
60歳だって、70歳だって、別に起業してもいいわけで・・・。
静かな余生でなくても、アグレッシブな余生でもいいわけで・・・。
そろそろ老い支度?と思っていましたが
死に支度じゃなく、再支度でもいいわけで・・・。
ちょっと勇気がわいてきました。
 
そういえば70歳過ぎの爺さんたちが新党たち上げていましたね。
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