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久しぶりにイSムのサイトを見たら
カッコイイ伐折羅がお出迎えしてくれました
なんとも迫力のあるポーズです
興福寺東金堂の十二神将のうちの一体です
あらゆる角度からじっくり観察しました
お顔は怖いけど
頭の上に乗っている干支の犬はとっても可愛いんですよね
その興福寺東金堂ですが
先週から東金堂の裏正面である後堂(ごどう)が公開されています
この後堂の公開により
十二神将の後ろ姿を拝見することができるんです
博物館での展示でもない限り
仏像を後ろから見ることはできませんので貴重な体験です
拝見できるのは後ろ姿だけではありません
その後堂に立つ正了知(しょうりょうち)大将立像も公開されています
なんでも1017年の火災の際には
自らお堂から躍り出て難を逃れたらしく「踊り大将」とも呼ばれています
私、正了知大将の詳細はよく知りませんが
毘沙門天さんの弟さんだそうです
っていうことは善膩師童子(ぜんにしどうじ)の叔父さんってことですね
思わぬファミリーな顔が見えてきました
11月24日まで
連日大にぎわいの「国宝 鳥獣戯画と高山寺」@京都国立博物館
去年の春
図書館で「鳥獣人物戯画」に関する本を何冊か借りて
甲乙丙丁の4巻をじっくり見ました
特に有名な甲巻
動物たちの表情や動きがとても魅力的で
勢い余っていくつか消しゴムで彫ってしまいまして・・・
ときは折しも夏場所中
稀勢の里が13日目まで全勝キープで
白鵬と優勝レースのトップを走っていたというエキサイティングな場所
鳥獣戯画の相撲のシーンを彫って
本場所の裏場所として
その年の夏
京都・高山寺のある栂尾を旅して
レプリカではありますが「鳥獣人物戯画」の絵巻を
友人とふたり、かぶりつき状態で見させていただきました
先取り気分の鳥獣戯画です
今日の「日曜美術館」は
その鳥獣戯画の特集でした
“奇想の絵巻”誕生のなぞ~鳥獣戯画~
130年ぶりに修復を終え
今月の7日から全巻一挙公開となりました
この平成の大修復でいろいろなことが解明されたようです
描かれた和紙はあまり上質なものではなかったとか・・・
なんと絵は、紙の両面に描かれている部分もあって
それを「あい剥ぎ」してあるとか・・・
ということは、献上品として描かれたのではなく
絵師が手遊びに描いたものではないか?などなど
昨晩の「美の巨人たち」も鳥獣戯画(前編)でした
甲巻の最後
猿扮する僧正に
うさぎとカエルが供物を届けるシーンがあるんですけど
その次のシーンが出てきたんですよ
草むらでヘビがとぐろを巻いていて
カエルくんたちが一目散に逃げているシーンでした
ブラックだねぇ
この鳥獣戯画は階層社会を風刺したものだともいわれていますが
弱者であるカエルが相撲でウサギに勝ったりと
和気あいあいとしているユートピアのような世界でもありました
このヘビの出現で一気に現実に引き戻されましたわ
やはり弱肉強食・・・?
謎も多いし、深いですね、鳥獣戯画・・・
お土産にカレンダーを買ってきてくれました
来年は、本物の1年です
ウサギの飛び込みシーンから1年が始まります
どうも展示は、前期と後期で入れ替えがありまして・・・
相撲のシーンやら田楽のシーン、追いかけっこのシーンは
11月5日からのようです
「国宝 鳥獣戯画と高山寺」@京都国立博物館
11月24日まで
お天気イマイチでしたが
今日、京都では時代祭が開催されました
明治維新から平安遷都まで
歴史上の人物に扮した約2000人が時代をさかのぼるたかたちで
平安神宮と京都御所を往復します
平安遷都1100年を記念し
平安神宮が創建された1895(明治28)年に始まった時代祭
今年で120年目だそうです
平安京の遺跡で当時から変わらない位置に
その面影を残しているものは少なく
ほとんどが石碑のみになっています
昨晩の「悠久への旅~とっておきの旅」@BS朝日で
椎名桔平さんが画家の池田良則さんと歩いた通りにも
平安京跡の石碑がいくつか建っていました
ひとつは「平安宮内裏承香殿跡」
承香殿は
内裏の正殿で公的な行事が行われた紫宸殿、仁寿殿のすぐ近くにあって
地位の高い妃の居所だったところだそうです
現在は、町屋ゲストハウスになっています
ここは1棟貸しで
なかなか素敵なお部屋でした
長期滞在する方におすすめです
もうひとつの石碑は「平安宮内裏綾綺殿跡」
紫宸殿の東北に位置していて
舞や宴が行われていた殿舎だそうです
今は、「綾綺殿」というカフェになっています
この番組は、市川猿之助さんの「京都1200年の旅」の後番組
さすがの京都ももうやり尽くしてネタがないんじゃないかと心配していましたが
切り口を変えれば
また今まではとは違った京都の風景が見えてくるもんですね
また京都に行きたくなりました
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