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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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両親と3人で奈良に行ってきました。

隈なく歩いてきたわけではないですが
東大寺の7割方はたぶん歩いてきたと思います。
私、かなりきびしい添乗員でした。
 
9:30頃、近鉄奈良駅に着いて、東大寺へ。
4月のこの時期ならば修学旅行生はいないだろうと予想していましたが
いるんですね、4月中旬でも・・・。
 
daibutudensakura2.jpgまずは大仏殿で、大仏さんにお参りしてきました。
枝垂れ桜は満開でした。
ソメイヨシノは、桜吹雪・・・、きれいでした。
この時期の奈良に来たのは初めてなので感動しました。
 



daibutudensakura3.jpg早々と大仏殿の裏で
昼食の柿の葉寿司を食べ
法華堂へ。
 




hokedo.jpg法華堂は
須弥檀の工事と一部の仏さんが修理中のため
通常ならば12体の仏さんにお会いできるところ
お参りできる仏さんは7体のみでした。



梵天・帝釈天
日光・月光菩薩
弁財天
不動明王
地蔵菩薩

内陣には入れませんがガラス越しでご尊顔を拝することができます。
しかも明るい・・・。
しっかりお姿を目に焼きつけてきました。
天平時代の仏さんがきちんと残っているんですものね。
何度見ても感動的です。
 
二月堂から、奈良の町を一望。
桜がきれいです(後日、動画を紹介します)。
 
todaijiurasando.jpg大好きな
築地塀の裏参道を
歩いてきました。





shosoinsakura.jpgshosoinsakura3.jpg正倉院近くの桜
きれいでした。
鹿さんたちも桜吹雪の中
のんびりくつろいでいました。




そして、知足院へ。
母「なに、ここ、崩れそうだね」
 
実は、ここ知足院にはすでに先客がいました。
先回訪れたときは、ここにいたのは鹿だけでしたからなんかびっくり。
白のコートを着て、チェックのミニスカート、ハイヒールをはいた
50代半ばくらいの女性でした。
私たちがお参りをしている間も
ずっと私たち3人のことを気にしていらっしゃるようでした。
私は、両親に、このお寺にある八重桜の話をしていました。
 
すると、その女性、ふっと庫裡の裏の方に歩いていかれました。
母「トイレかな?」
父「誰かと待ち合わせしているんじゃないの?」

確かにどなたかを待っている風情でした。
 
私、境内のあちこちを探しましたが、八重桜はなく
あきらめて山門を出ようとしたところ
その女性、いきなり「こちらに桜がありますよ」と。
 
しかし、その声、ふとい、ふとすぎる・・・、ってか男?
 
近くで顔を見たら、お化粧はしているもののごついんです。
手はどこから見ても、男性なんですよ。
 
tisokuinyaezakura.jpgその女装した男性の後について庫裡の裏へ・・・。
八重桜のつぼみ、まだまだ固いです。
5月の連休くらいかな?開花は。
 




両親は、テレビではなく、間近で
女装した男性を見たのは初めてだったらしく目を丸くしていました。

ひと足先に知足院をあとにしましたが
その方もすぐに私たちに追いつきました。
 
地元の方らしく、いろいろ教えてくださいました。
非常に物腰柔らかく、でもいわゆるオネエ言葉ではないんです。
 
「僕、知足院が好きなんです・・・」と。
ぼ、ぼく?
頭が混乱しそうでした。
そのまま戒壇院の近くまでお話しながら歩きました。
 
じゃあ、さようなら。どうもありがとうございました。
ご挨拶して、後姿を確認しました。
不思議な方だったんです
お話していると、心がす~っと落ち着く方だったんです
しかもひと気のない崩れかけた知足院での出会い・・・。

ひょっとして、観音さん?知足院のご本尊は地蔵菩薩でしたが。
待っていたのは、私たちのこと?

nazonohito.jpg後ろを向いた瞬間
すっと消えてしまうんじゃないかと思って・・・。
桜を撮影したら
右の端っこにその方の後姿が写っていました。
現実だったんだぁ。
 


kaidanin.jpg夢とうつつの狭間を
彷徨いながら
戒壇院へ。
 




超かっこいい四天王の皆さんたちにお会いしてきました。
いつか彫りたい四天王さん。

kaidaninniwa.jpg戒壇院のお庭のこのラインは
波を表しているそうです。
鑑真和尚が渡った海なんですね。
 




東大寺を出て、向かいの奈良国立博物館へ。
ここの「なら仏像館」に寄りました。
両親は70歳以上ということで無料。
 
実は、ここに、東大寺仏生会のあの誕生釈迦仏が展示されているんです。
母は、大喜びでした。
 
なら仏像館にはたくさんの仏さんが展示されていました。
法華堂の金剛力士もこちらにいらっしゃいました。
でかいです。力強いです。
そして、彩色もかなり残っています。
 
私、やはり夢とうつつを彷徨いながら近鉄奈良駅に戻ってきました。
西大寺駅まで出て
ここで、特急を待つ間
ujimachanodenishu.jpgリトルマーメイドというパン屋さんのカフェで
コーヒーと宇治抹茶あんデニッシュで休憩。
 
ここで、私、コーヒーをぶっちゃけてしまいました。
それで、やっと夢からさめました。
 


快適な近鉄特急で7時15分に帰宅。
 
東大寺だけという贅沢な旅でした。
久しぶりの両親との旅、楽しかったです。

それに観音さんみたいな不思議な方にもめぐりあえましたし・・・。
今回もまた充実した奈良でした。
っていうか、不思議な奈良でした・・・。

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リアル観音様?
桜の奈良、よかったですね。
ご両親様も喜んでおられたでしょう。
誕生釈迦仏もご覧になられて、お母様のお慶びに
なるお顔が見えるようです。

ええ~、リアル観音様ですか!

俗に言うドラッグクィーンというやつですか?
観音様ってよく考えてみれば、
現代のドラッグクィーンにあたるかも。

ちゃんと後姿写ってますね!
この画像夢の中のようですよ。
いい意味でヤバイですね。




madamyamさんに、八重桜を知らせたくて、
出ていらしたのかもしれませんね。
toutoumi 2011/04/15(Fri)22:51:45 編集
決して美人ではないけれど
toutoumiさん

整形しているわけでもなく、化粧がものすごく上手なわけでもなく、決して美人ではないんです。むしろごつい。

胸の詰めものもでかすぎず、妙に女っぽい感じでもなく。でも、物腰が柔らかく、穏やかな方なんです。知的ですし。なんとなく、茶道、華道の先生かな?と思いました。和装もお似合いな感じでした。素というか、男性として、お会いしたいかもです。

狐につままれた感じでした。知足院というロケーションもさもありなんという感じ・・・。母も、あの人、仏さんかもね、私たちに教えてくれたんだよ、八重桜の場所を、と、言ってました。

わぁ、今晩、夢に出てきそうだわ。

忘れられない東大寺の思い出になりそう。
madamyam 2011/04/15(Fri)23:11:34 編集
今知足院なんです
どうも桜は終わってしまってました。
toutoumi 2011/04/30(Sat)15:21:39 編集
えっ?
toutoumiさん

おぉぉ、突然の奈良ですか・・・。びっくり。えっ、GWで知足院の桜、終わっているということは・・・、一体、いつ頃が見ごろなんでしょうか?花は完璧に散ってしまっていたんでしょうか?今日は、お泊りっすか?
madamyam 2011/04/30(Sat)15:33:30 編集
今帰りの新幹線です。
相変わらずの思いつきで、
新幹線に飛び乗りました。

知足院、上の方にちょこっと八重桜が残ってるだけでした。ヤバい壁でした。
しかし、入れ替わり立ち替わり人がやってきて、「八重桜?ないですよね~」と帰っていくのでした。
観音様に会いたかったなー。


平城宮跡で、セグウェイ乗ったり、資料館に入りびたりで、大仏殿と二月堂と知足院くらいで終わりました。一日で、28000歩くらい歩きました。
toutoumi 2011/04/30(Sat)20:05:07 編集
お疲れさまです
toutoumiさん

となると、4月23日・24日あたりが満開だったんでしょうかね。たぶん、その頃、あの観音さん、いらっしゃったかも~。

本日の資料館の先生はどなただったんでしょうか?28000歩、ごくろうさまでした。

お気をつけてお帰りくださいませ。またゆっくりお話聞かせてください。
madamyam 2011/04/30(Sat)21:21:03 編集
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