わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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宇治といえば、宇治茶。
昨今の抹茶スイーツブームで、宇治もここぞとばかりにがんばっています。
コンビニなんかでも、最近、見かけますよね、宇治スイーツって。
コンビニなんかでも、最近、見かけますよね、宇治スイーツって。
おいしかった・・・。
わかりますよね、カラメルじゃないんです、こし餡です。
抹茶とこし餡、さすがに相性はぴったりです。
お次は、黄檗のローソンで買った
「プレミアム宇治抹茶と黒胡麻のロールケーキ」です。
以前、「プレミアム宇治抹茶ロールケーキ」というのが
発売されましたが
発売されましたが
今回は、それをさらに発展させました。
それと宇宙人の目みたいな丹波篠山産黒豆も
なかなかいい仕事しています。
これは、全国のローソンで、たぶん今月の頭くらいから発売されているはず。
宇治川沿いの通りの自販機で買いました。
辻利の「抹茶ミルク」です。
甘いだけじゃなく
抹茶特有の渋みもあって
抹茶特有の渋みもあって
抹茶の香料だけ入れて作りました、っていう感じじゃないんです
辻利の抹茶を100%使用しています。
これも全国どこでも売っているはずです。
抹茶アイス、抹茶パフェ、抹茶かき氷・・・
宇治に行くなら、夏、ですね、やっぱり。
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宇治橋の袂にある「通圓(つうえん)」というお茶屋さんをのぞいたら
宇治川眺めながら
にしん茶そばをいただきました。
お抹茶の香りが
口の中に広がります。
口の中に広がります。
が、ちょっとゆですぎ?
ここ「通圓」は、宮本武蔵の恋人、お通(つう)さんが武蔵の後を追って
奈良に向かう途中、休憩したというお茶屋さんだそうです。
ほうじ茶を買いました。
このほうじ茶、「うきふね」という名前らしいです。
宮本武蔵も源氏物語も
どっちも来い!って感じですね。
どっちも来い!って感じですね。
「通圓」の真向かいが京阪宇治駅なので
ここから京阪に乗って2区向こうの黄檗(おうばく)で降りました。
いきなり
中国風の総門が
現れました。
ここは、黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)という禅寺です。
1661年に中国僧、隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師によって開創。
隠元禅師は中国福建省の黄檗山萬福寺のご住職さん
日本からの度重なる招請により来朝されました。
日本からの度重なる招請により来朝されました。
そして中国の自坊と同じ黄檗山萬福寺と名付けました。
だから中国っぽいんですね。伽藍配置も明朝様式です。
てっぷりとした布袋さんじゃありませんか?
日本語の「般若心経」でいいんだろうか
と、思いながら、読経。
と、思いながら、読経。
ここは、中国語読みのお経さんだそうです。
以前、台北の龍山寺(ロンシャンスー)で中国語のお経さんを聞きましたが
まるで歌のようで、とても心地よかったです。
歴代の住職さんの名簿がありました。
21代くらいまでは中国のお坊さまでしたが
その後は、日本のお坊さまみたいです。
天王堂には、四天王と韋駄天もお祀りされていました。
その四天王の足が短くてちょっと笑えました。
釈迦牟尼佛を中心に
両単には十八羅漢像が安置されています。
仏像の価値だとか、建築物の価値だとか、そういう部分ではなく
純粋にお寺さんの雰囲気、そこに漂う空気感・・・
気の流れもいいんでしょうかね
いい感じです、ものすごく。
いい感じです、ものすごく。
私的には非常にポイント高いです。
超おすすめのお寺さん。
美術、医術、建築、音楽、史学、文学、印刷、煎茶、普茶料理はじめ
隠元豆・西瓜・蓮根・孟宗竹・木魚なども禅師の請来によるものらしいです。
インゲンって、隠元禅師の隠元だったのね。
うちの母は、以前、このお寺さんで普茶料理を食べたらしいです。
高っ!
しっかり癒されて気持ちよ~くなりました。
JR黄檗から、再びJRを乗り継いで帰宅。
大きな地図で見る
朝方、小雨が降っていましたが、雨天決行。
青春18きっぷで、宇治に行ってきました。
金山からJRを乗り継いで、10:00ちょっと過ぎに宇治に到着。
宇治は「源氏物語のまち」なのです。
「源氏物語」全54帖のうち
45帖の「橋姫」から54帖の「夢浮橋」までを
「宇治十帖」といい、物語の舞台はここ宇治へと広がります。
「宇治十帖」では、すでに光源氏は亡くなっておりまして
物語は、光源氏の孫である「匂宮(におうのみや)」と
光源氏の妻・女三の宮と柏木との不義の子「薫(かおる)」が中心に
展開されます。
展開されます。
川沿いを南下すると、平等院です。
そうです、10円玉の裏の、あの鳳凰堂。
1052年、藤原頼通によって開創され
この鳳凰堂は翌1053年に建立されました。
藤原文化の粋を集めた素敵な様式美です。
まるで鳳凰のような翼・・・。
鳳凰堂は、中に収められている仏像はじめ
壁屏画も素晴らしいです。
藤原頼通といえば、道長の息子さん
藤原道長は藤原北家の全盛期を築いた人
こんな歌を残しています。
この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることもなしと思へば
傲慢かましてますよ。
娘たちを天皇家に嫁がせて、男子を生ませ
その皇子が帝位についた暁には外祖父として摂関の座につくという・・・
まさに「源氏物語」の世界そのもの。
この平等院は、「源氏物語」の中では
光源氏の息子、夕霧(母は葵の上)が
光源氏から受け継いだ別荘、として描かれています。
平等院を出て、宇治川を渡ります。
手前が橘島で
奥が塔の島。
奥が塔の島。
高さ15m
現存する日本最大&最古の石塔だそうです。
現存する日本最大&最古の石塔だそうです。
「源氏物語」では
この宇治神社のあたりに
この宇治神社のあたりに
光源氏の異母兄弟である
八の宮の山荘があったという設定になっています。
八の宮の山荘があったという設定になっています。
八の宮はいわゆるドロップアウト組。
宇治の山荘にひきこもって仏道に精進していました。
ふたりの姫がいまして
長女の大君は薫と、次女の中の君は匂宮と・・・うまく収まるはずだったのに
ここに、腹違いの妹、浮舟が出てくるんですよ。
で、薫と匂宮が取り合うんですね・・・。両方ともと関係を持ってしまいます。
浮舟もちゃっかり二股して、適当にあしらっておけばいいのに。
薫も匂宮も浮気性だから
あと数年もすればどうせ飽きられてしまうんだから・・・。
なのに、思い悩んで、宇治川に入水自殺しちゃんです。
ああ、面倒くさい女・・・。
その後、僧侶に助けられ、尼さんになります。
それを聞いた薫が会いにくるんですが、無視するという・・・。
かわいそうなんだけど、やっぱり面倒くさい女・・・。
この宇治神社の奥に
世界遺産である宇治上神社があります。
世界遺産である宇治上神社があります。
こちらが手前にある拝殿です。
蔀戸(しとみど)をはめた横長の優美な造り
鎌倉初期の建物です。
鎌倉初期の建物です。
格子が美しいです。
祭神は
左側から仁徳天皇、応神天皇
そして菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)です。
左側から仁徳天皇、応神天皇
そして菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)です。
無病息災だとか、家内安全だとか
そういう俗っぽいお願いごとなんかできない雰囲気です。
宇治市源氏物語ミュージアムがあります。
「源氏物語」の復元模型やら映像なんかが楽しめます。
花散里(はなちるさと)という雑貨ショップもあります。
私、「源氏物語」の中で、この花散里が一番好きかも。
この人、光源氏に長く放っておかれても
厭味もいわず、ねちねち嫉妬もせず、いつも優しくもてなすんです。
あまり美人ではないけど、光源氏はこの人を信頼していて
なにかと相談かたがたお願いごとをするんです。
が、夜は伴にしないという、明るいうちにさっさと帰ってきてしまうみたいな。
でも嫌な顔ひとつしない花散里・・・、さっぱりした性格なんだなぁ。
「源氏物語」の世界にどっぷりとハマってしまって
はっと時計を見たら、なんともうすぐ13時。
あらあら、ランチしなくちゃ。
・・・・・・・・・・続く 青春18きっぷの旅~黄檗山萬福寺へ
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