２００９大相撲夏場所１１日目

日馬富士VS稀勢の里戦、はやっ。

日馬富士、いきなり右に変化、そしてとったり・・・、そう来たか、という感じでしたね。稀勢の里はなんだかわけわかんないうちに負けてしまいました。見ているお客さんも呆然・・・。

白鵬VS琴光喜戦、おそっ。

琴光喜、いい形になっていたのに、相変わらずの優柔不断、もたもたするんですよね、その間に横綱が体勢を立て直してしまいました。そうなる前に一気にいかなきゃ・・・。

 

結局、全勝は白鵬、日馬富士。１０勝１敗は朝青龍。モンゴル３人衆にしぼられてしまいました。場所後に横審からも例のゴルフコンペに関して物申すとのお達しでしたが、そのゴルフコンペ組がきち～んと優勝レースに勝ち残り、たぶんこの３人のいずれかが優勝杯を手にすることになるわけで、これはちょっと複雑っていうか、深刻な問題ですよ。場所直前にゴルフをやっていても優勝できる、となるとねぇ、一体、日本人力士はどうなってるんだぁ、と文句も言いたくなります。今日の日馬富士戦、白鵬戦に象徴されているかもです、日本人力士の弱点が・・・。

 

「もっと勝つことに執着しようよ。勝ってなんぼの世界だから」

２００９大相撲夏場所１０日目

１０日目です、チームジャパン稀勢の里は孤軍奮闘しています、あのモンゴル３人衆にしっかり食らいついています。１０連勝は白鵬、日馬富士。９勝１敗は朝青龍、稀勢の里。明日はその３人衆のひとり日馬富士です。若武者がこ～んなにがんばっているのに、なにやってるんですかね、チームジャパンクラシックの琴光喜は。みんなの期待をあっさりと裏切ってしまうんですよね、悲しくなります・・・。

 

なんでも、白鵬、今日勝って３０連勝、貴乃花親方の記録に並んだらしいです・・・。片やスイスイと記録を更新していくモンゴル勢、はぁ、恨めしいです。

 

「若貴時代が懐かしい・・・。あの頃はハワイでした」

２００９大相撲夏場所８日目

中日８日。全勝は白鵬、日馬富士。１敗は朝青龍、魁皇、稀勢の里。稀勢の里、先場所とは別人です、気持ちが空回りしていません、たぎる闘志をぐっと胸の奥にしまっています。っていうか、今場所、番付が下がったので、まだ上位とあたっていないだけなんですけどね。しかし、このまま１敗キープで後半勝ち続ければ、横綱戦もありです。やはり、燃える朝青龍戦、見たいです。

 

どうも去年の秋の巡業中に、稀勢の里、琴奨菊、豊ノ島の３人は一緒に食事しながら３人で（たった３人？）チームジャパンを結成しよう、結束して上位をめざそうと誓い合ったそうな。豊ノ島は２勝６敗ですが、琴奨菊は６勝２敗とがんばってます。チームジャパンにお声のかからなかった若武者豪栄道は４勝４敗、栃煌山は２勝６敗。今日の朝青龍VS豪栄道戦、まだまだ修行足りませんね、豪栄道、大関はもうちょっと先だなと思いました。

 

今の日本の若手たちは日馬富士とは違ってかわいそうだなと思います、追いかけていこう、目指そうという背中が目の前にないんですもん。なんせ大関のおっちゃんたちが弱すぎる・・・。最近、優勝した日本人力士は２００６年初場所の栃東なんですよね。その前は２００４年９月場所の魁皇。白鵬は朝青龍の背中を追いかけて強くなったわけですし、日馬富士にいたっては背中が２つもあるんだから強くなるはずですよ。

 

今場所、魁皇、がんばってます。ま、問題はスタミナが切れちゃう後半戦なんですよね。若者の壁になることも大切ですが、やはり横綱を追いこんでほしいです。そして若者たちに大きくて力強い背中を見せてほしい。

 

これから先、優勝できそうな日本人力士って誰なんでしょう。実は想像つかないんですよね。

 

「地上デジタル放送に切り替わる前には誰か優勝してるよね・・・」