２００９名古屋場所千秋楽

結局、白鵬は日馬富士にも朝青龍にも負けず、琴欧洲との1差を守りきり優勝しました。しかし、白鵬は本当に強くなりましたね、今場所、しみじみ思いました。ひとり、別の次元に行ってしまったようで・・・。ただ強い横綱になるのではなく、大横綱になる、という強い気持ち。もうひとりの横綱は格闘技は勝ってなんぼの世界、という考えの人ですが、白鵬はその勝ち方にもこだわるという・・・、どんどんかっこいい男になってきました。

 

久しぶりに名古屋大学工学部出身の舛名大の成績をチェック。3勝4敗で負け越しました。今場所、序二段東23枚目・・・。さらに番付下がります。なかなか序二段の森から抜けられません。今年、25歳。同級生はすでに社会に出てお給料をもらっていますよね。他人事ながらちょっと心配。このあとどうやって生きていくんだろう・・・。

 

「16歳で相撲界に就職した白鵬は24歳ですでに11回も幕内優勝している。これって本当にスゴイことですね」

２００９名古屋場所１３日目

はぁ・・・・・・・・・・・・・・・。

はぁ・・・・・・・・・・・・・・・。

終わっちゃいました、私の名古屋場所。

一瞬、琴光喜の手つき不十分でとり直しになるのかと思いましたら、行事さんの軍配は安美錦に・・・。えっ？と思いましたが、負けは負け、やはり中途半端な立ち合いはダメですね。

 

数字の上ではまだ優勝のチャンスのある琴光喜ですが、白鵬とは2差、ちときついですね。チャンスはないわけでないんですよ、白鵬が明日、日馬富士に負け、千秋楽、朝青龍に負ければいいわけですから。もちろん光喜は明日も明後日も勝つという前提で。白鵬的には苦手の日馬富士ですし、朝青龍はといえば、今日の日馬富士戦のあのやぐら投げ見ました？ろくすっぽ稽古していなくてもあんな大技をやってのける男ですからね、正直、まだわかりません。

 

粛々と残り2日間を見守っていきます。

 

で、朝青龍のやぐら投げ。34年ぶりらしいですね、この技。おそるべし、この人のポテンシャルの高さはハンパじゃないです。まさに戦うために生まれてきた男、まいりました。

 

「左足に126kgの日馬富士が乗っています。そして吊り気味にして投げるわけですね。朝青龍のお兄さんの得意技だったようです」

２００９名古屋場所１２日目

くぅぅぅ、負けちゃったよ、琴光喜。朝青龍の方が一枚上手でしたね、しっかり光喜の相撲を研究していました。しかし、ここは気持ちを切り替えて・・・と。実はまだ私は光喜の優勝を諦めてな～い。

 

明日からの組み合わせ、一番、有利なのは琴光喜だから・・・。

	13日目	14日目	千秋楽
白鵬	琴欧洲	日馬富士	朝青龍
琴光喜	安美錦	鶴竜	魁皇
琴欧洲	白鵬	朝青龍	日馬富士

琴欧洲は横綱戦と日馬富士戦を残しています。結構、きついです。白鵬も苦手の日馬富士戦を残しています。明日の琴欧洲戦もビミョーですし。こうしてみると光喜、いい感じですよね、魁皇には悪いけど、格下が続きます。本当は今日勝って、優勝を不動のものにしてほしかったんですが、場所を盛り上げるためにはこんな試練もアリでしょうね。
 

「いつのまにか脇役にまわってしまった日馬富士、でもこの人のがんばりが実は琴光喜の優勝を大きく左右する！」