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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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お昼の2時からBSプレミアムの
「知られざる在来秘宝プロローグ~名品100万点の流転」を見ました。
 
私たち日本人が見たこともない日本美術が
海外になんと100万点以上流出していているそうです。
 
それらが、なぜ、どうやって、海を渡っていったのか・・・。
 
明日から4日間、シリーズで徹底紹介してくださるそうですよ。
 
5月9日は、葛飾北斎です。
なんと流れ流れてイスラエルで北斎の浮世絵は生きています。
 
5月10日は、蒔絵です。
桃山時代の豪華絢爛な漆の櫃がスペインの修道院で今も輝いています。
 
5月11・12日は、写楽です。
写楽が残した浮世絵版画全145枚は
うち三分の一が海外にある在外秘宝
その145枚を分析し
謎に包まれた写楽の真実にせまる!という内容らしいです。
たぶん、今晩9:00からNHKでオンエアされる「写楽の正体」は
そのダイジェスト版なのかな?
 
今日の番組の中で
私、多色摺り版画錦絵の創始者
鈴木春信の「坐鋪八景」に心惹かれました。
これ、もっとじっくり見たいです。
 
この鈴木春信「坐鋪八景」の初摺りも海外に流れてしまいました。
 
版画なんだから、何枚でも摺れるじゃない?
そうなんです、そうなんですが、やはり初摺りは貴重です。
 
私のへっぽこな消しゴム印仏ですら
初押しと、何回もぽんぽん押したものは、やはり違うんです。
押しているうちに版がつぶれてしまうんですね。
多色摺りの錦絵になると
版がつぶれると色のノリも違ってくるはず・・・
初摺り、見たいです。
 
日本では人気がなくて
ある時期、二束三文で海外に流れていったもの、たくさんあります。
この浮世絵もそうですし、仏像なんかもそう。
もちろん略奪されて海外に流れていったものもありますが
今も、その地で、きちんと評価され
多くの人を魅了しつづけているということは素晴らしいです。
 
ボストン美術館「寺院の間」には
昔、興福寺にあったという快慶作の「弥勒菩薩立像」があります。
今日、それを番組で見たのですが
それはそれは素晴らしい仏さんでした。
 
在外秘宝・・・まだまだ勉強することがいっぱいです。
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