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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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健脚の同級生と京都でクリスマス女子会です

 

青春18きっぷで

比叡山麓の曼殊院界隈を歩いてきました

 

京都駅からJR奈良線に乗り換えて東福寺へ

ここで京阪に乗り換え出町柳へ

またまた叡山鉄道に乗り換えて修学院へ

 

修学院駅から赤山禅院(ぜきざんぜんいん)までてくてくです

 

鳥居をくぐってからこの山門をくぐります

 

赤山禅院の御本尊は赤山大明神

陰陽道の祖神とされる中国の神・泰山府君を勧請したもので

京都御所の表鬼門を守護しています

 

比叡山延暦寺のガードをすり抜けた鬼を

この赤山禅院でガード

 

さらにここもすり抜けた鬼は

京都御所の北にある幸神社(さいのかみのやしろ)でガード

 

なおもすり抜けた鬼は京都御所の北東角の猿が辻でガード

 

4重のバリアです

桓武天皇のこの怨霊への脅え方はハンパないですね

  

拝殿の屋根の上には檻に入った神猿(みさる)が京都御所を見守っています

 

神社のようにお参りしていいのか

はたまた合掌していいものかどうかちょっと迷ってしまいましたが

納経所で伺いましたら「お寺です」と言われたので

ふたりして般若心経を唱えてきました

 

本殿の前の大きな念珠をくぐります

正念珠と言います

参拝後、もうひとつの念珠(還念珠)をくぐって帰ります

2つの念珠をくぐるわけです

 

ちょっと不思議な参拝方法です

 

さらに赤山禅院は都七福神の一神、福禄寿を祀るお寺でもあり

可愛い福禄寿のおみくじが並んでいました

 

神仏習合、なんでもありの赤山禅院でした

 

ここから修学院離宮の近くにある曼殊院門跡をめざします

 

曼殊院は元々は伝教大師の草創に始まり比叡山西塔にあったそうです

 

1656年に良尚法親王によって現在の地に移ったのが1656年

2年前には天皇、皇后両陛下が行幸されたという皇室ゆかりのお寺です

 

こちらは勅使門なので入れません

私たちは北の通用門から

 

曼殊院は国宝の黄不動尊で有名です

その体が黄色いことで黄不動と呼ばれています

秘仏なので

今日は、レプリカにお参りしてきました

 

江戸時代初期の書院建築で

欄間や曼殊院棚と呼ばれる違い棚などの上品で見事な意匠

そして狩野派の障壁画、計算され尽したお庭・・・と


その美意識は隅々にまで宿っていました

 

うっとり酔いしれていたら

いきなり幽霊の掛け軸が・・・

 

この幽霊の掛け軸を撮影して祟られた方たちがいらっしゃったようです

おぉ、こわっ!

背筋が凍りましたわ

 

上之台所と呼ばれる厨房を見てお寺をあとにしました

 

ランチは近くの弁天茶屋で「ゆず丼」


冷え切った身体がほっこり温まって生き返りました



 

・・・・・・・・・・続く


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赤山禅院から曼殊院門跡へ

圓光寺から詩仙堂丈山寺へ





 

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