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JR近江八幡駅から北に伸びるメインストリートは
八幡山に突き当たります
この八幡山の麓にある日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)
伝承によると
131年、成務天皇が高穴穂の宮に即位のとき
武内宿彌に命じて大嶋大神を祀ったのが草創とされています
991年、第66代一條天皇の勅願により
八幡山に社を建て、宇佐八幡宮を勧請して、上の八幡宮を祀りました
その後、1005年に、遥拝の社を麓に建て、下の社としました
現在の社は麓の下の社に相当するそうです
ご祭神は、譽田別尊(ほんたわけのみこと)
息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)
比賣姫(ひめかみ)の三柱
近江商人の信仰を集める日牟禮八幡宮
全国に旅立つ前や帰郷の折には
こちらで必ずお参りしていたそうです
拝殿の近くにあった金の鳩が可愛かったな~
八の字になっているんですよね
さて、麓からロープウェイで山頂に登りました
かつて山頂には
豊臣秀吉の甥っ子、秀次の八幡山城がありました
四国平定後、ここ八幡山城に43万石を与えられた秀次は
領内ではいいお殿さまだったようです
秀吉の実子、秀頼が生まれると
秀吉から疎まれ、その後、高野山に追放され
数日後、切腹を命じられます
八幡山城は10年で廃城となります
̹本丸跡には秀次の母が開基した村雲門跡瑞龍寺が移転されました
瑞龍寺の近くに建つ展望台から城下を眺めると・・・
遠くに安土山が見えました(手前の山)
この安土山に
信長さまのあの安土城が聳えていたんですね
現在は石垣しか残っていません
大河「軍師官兵衛」でも出てきましたが
安土城が建つ安土山は琵琶湖に面していました
現在は田んぼが広がっていますが
よ~く見るとかつては湖だったことがしのばれます
長命寺がある山も今は陸続きになっていますが
かつては奥島という島だったそうです
琵琶湖は峠を越えれば日本海につながり
そして瀬田川を通して瀬戸内海につながっています
信長さまには琵琶湖の向こうに広がる世界がしっかり見えていたんでしょう
この琵琶湖を一望できる天主から
まさに天下を睥睨していたんですね
八幡山城から信長さまの天下布武を感じることができました
・・・・・・・・・・続く
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