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気温36℃の京都に行ってきました
もう暑いのなんのって・・・
昨日の夕方、ダメもとでJRバスに電話をしましたら
奇跡的に1席だけ空いていましたので即ゲット
京都国立博物館の「南山城の古寺巡礼」で心癒されてきました
南山城エリアは住所こそ京都府ですが
京都の端っこにあり
古より奈良の影響を色濃く受けてきたエリア
古墳などの遺跡も多く
展示は出土品の鏡やら瓦から始まって
南山城エリアのお寺ごとにお宝が紹介されています
やはりメインは十一面観音を中心とした仏像です
ポスターのメインビジュアルになっているのは
禅定寺(ぜんじょうじ)のご本尊、十一面観音です
このお寺は非常に不便なところにあるので
一生お会いすることはかなわないと諦めていた十一面さんです
思いのほか大きいです、2.8m以上あります
平安時代の作ですが、お顔の感じは天平時代?
この禅定寺の十一面観音さんだけでも大満足なのに
寿宝寺の千手観音さん
海住山寺奥ノ院の十一面観音さん
現光寺の十一面観音さん・・・
こちらのポスターのビジュアルは寿宝寺の千手観音です
今日だけでいきなり44面・・・
南山城十一面観音巡礼もあと残すところ
観音寺、笠置寺、海住山寺本堂のみとなりました
海住山寺の四天王も出陳
高さは40cm未満と小さい像ですが
彩色がきれいに残っていて
これを見ると
四天王の顔はそれぞれ色が違うということがわかります
奈良の東大寺大仏殿
兵火で失われる以前は四方に巨大な四天王がお祀りされていました
鎌倉復興期の大仏殿の諸像についての文献が残されていて
それによると
サイズこそ全然違いますが
像の特徴はこの海住山寺像とほぼ完全に一致するそうです
邪鬼もしっかりチェックしてきました
今回、浄瑠璃寺の多聞天が出陳されていました
浄瑠璃寺の四天王は
現在、お堂にあるのは持国天と増長天のみで
多聞天は京都国立博物館
広目天は東京国立博物館に委託されています
多聞天、素敵~♪
そして神童寺のユニークな不動明王、愛染明王・・・
時が経つのも忘れてしまいました
外は暑いのでずっと中にいたかったのですが
やはり片山東熊さんのフレンチ・ルネサンス様式のレンガ建築もチェックですね
すいません、正面玄関の彫刻
私のガラケーのカメラではこれが限界でした
向かって左がシバ神で右が吉祥天です
西門は工事中なのでただ今閉鎖
ロダンの考える人はしばし水浴び?
・・・・・・・・・・続く
京都国立博物館「南山城の古寺巡礼」
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