矢勝川の彼岸花２０１０

彼岸花といえば、知多半島では、やはりあそこですよね。

半田市と阿久比町の境にある矢勝川の堤防沿い。

 

ほぼ満開です。

 

私は新美南吉のお話が大好きなので

この矢勝川は彼岸花の季節じゃなくても

時々、ぶらりと立ち寄ります。

 

小学校の国語の教科書で初めて読んだ「ごんぎつね」

授業中、泣いちゃいましたよ。

何度読んでも泣いちゃいました。

 

この矢勝川で、兵十は、うなぎを釣りました。

ごんが住んでいたのが田圃の向こうにある権現山。

 

もちろん南吉の生きた時代と同じ風景というわけにはいきませんが

わりと残っていると思うんですよ、この辺り・・・

なので、本を読んでいても
とっても３Ｄな感じで楽しめます。

 

白い彼岸花だけでなく
黄色の彼岸花も
咲いていました。

於大公園のオニバス

東浦町の於大公園に行ってきました。

宇宙山乾坤院（けんこんいん）の東隣にあります。

 

この時期、オニバス（鬼蓮）が見頃です。

オニバスの花は太陽の光を

たくさん受けることができる時間に開花するらしく

ちょうどお昼の時間に開くようです。

 植物全体にトゲが生えているので
「鬼」と呼ばれているらしい。

 （画像をクリックすると多少大きくなります）

水上で咲いているのが開放花で

咲かずに水中で自家受粉を行い種子を作るのが閉鎖花だそうです。

裏方さんは翌年のために人知れず水中で働いています。

なんだかシンクロナイズドスイミングを思い出してしまいました。

 

スイレンも
咲いていました。

２０１０常滑焼まつり

常滑焼まつりに行ってきました。

会場は常滑競艇場の中

涼しいです、快適です。

お買い物に疲れたら
観客席で休憩

そして再びお買い物
で、休憩の繰り返しです。

 

毎年通い続けている
田代裕志先生のコーナーへ。

仏さんもいるし、鬼もいる。

「作品ばっかりじゃなくて、たまには僕も撮ってよ」

ということで、田代裕志先生の登場です！

 

今日
私がゲットした仏さん。

光背つきの仏さんです。

ありがたや～

田代先生の仏さんコレクション、また増えました。

http://829xiaoxingfu.blog.shinobi.jp/Entry/122/

 

常滑焼まつりのもうひとつの楽しみは

伊勢の「二軒茶屋餅」の会長さん（２０代目当主）にお会いすること。

父の高校の同級生なんです。

今日もふたりは命の確認をしていました。

会長さんに
二軒茶屋餅と

地ビール「熊野古道麦酒」を
いただいてしまいました。

ありがとうございました。

 

「二軒茶屋餅」の創業は１５７５年（天正３年）

かつて海路コースで伊勢参りをする場合

伊勢の町を貫流する勢田川をさかのぼったそうです。

そのとき、「二軒茶屋餅」の船着場で上陸し

ここでお餅とお茶をいただいて一服というわけですね。

その後、味噌、溜まりの醸造

そして、地ビール製造が始まりました。

 

この地ビール、通販で買えます。

http://www.biyagura.jp/

またレストラン「麦酒蔵」ではおいしい料理と一緒に飲めるそうです。

めっちゃ、おいしいです。

邪道とは知りつつ

私、二軒茶屋餅を肴に熊野古道麦酒をいただきました。

これがまたおいしいんだな、もう。

私、ここ「麦酒蔵」の地ビール、全種類制覇したくなりました。

伊勢に行かれたときにはぜひどうぞ。

残念ながら、運転手さんはちょっと飲めませんけど。

 

今年もおかげさまで楽しい常滑まつりでした。