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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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myondon.jpgやってきました、明洞(ミョンドン)へ。原宿とか渋谷って感じです。入ってすぐのところにあった龍のひげ。日本のテレビでちょくちょく紹介されていたのであらかじめ予備知識はあったのですが、やはり生の龍のひげ、インパクトありました。韓国の伝統宮廷お菓子らしいです。ソウルでは蜂蜜の塊にとうもろこしの粉をまぶしながら16384本の糸にしちゃうというパフォーマンスが街のあちこちで繰り広げられているわけです。仁寺洞にもありました。この龍のひげをググっていましたら、どなたかが撮った動画がありました。6人組のみなさま、再び龍のひげですよぉ。一応、メガネ男子です。お店によって歌詞は若干違いますが、内容は似たようなもんです。糸の本数が倍倍で増えていくわけで・・・。
♪あ、16、32、64・・・♪
 
通りには露店が並んでいます。とある帽子屋さんで帽子チェック!するとSちゃんが「あ、私の帽子と一緒のがある」。ここ明洞でのお値段は約1000円ちょっと。で、Sちゃんは日本でいくらで買ったの?と恐る恐る聞いてみました。Sちゃん、憮然と「3900円」。あちゃ~。いやぁ、日本ってさ、家賃とか高いし、人件費だって高いし・・・。たぶんなんのフォローにもなっていない。靴屋、洋服屋、あちこちまわりました。安い、安いよ。もともと安いんでしょうね、それにウォン安が拍車をかけてます。
 
myondongyoza.jpg明洞餃子で夕飯。階段の下まで並んでいます。ビールでも飲みながら、ゆっくり餃子食べて、麺すすろうね、なんてかまえてmyondonudon.jpgいたら、ビールなんか置いてないし、メニューも少ない、つまりとっとと食べて出て行ってね、混んでるから、みたmyondonreimen.jpgいな雰囲気でした。
 








myondonnaight2.jpgで、とっとと食べて、にぎやかな夜の明洞を歩きました。ここで、あのSちゃんはパチモンの財布屋につかまってしまったんですね。Sちゃんのねばっこい交渉は続きます。ウォンから円に切り替わり、さらに時間かかりそうだったので、Kちゃんにおまかせして、残り4人はその先をぶらぶら。そのうちSちゃんとKちゃんと合流。「で、買ったの?」「買わなかった」「あんなにねばったのに?」付添のKちゃんの疲れた顔を見て、私はSちゃんの心中を察しました。
「江戸の敵を長崎で討つ」ってのがありますが、Sちゃんはまさに「帽子屋の敵を財布屋で討った」わけです。あんたはエライ!しかし、この後もSちゃんには試練が続きます・・・。
 
トマトというコーヒーも飲めてビールも飲めるというカフェで休憩。私は韓国のビールcassを飲みました。ここで、私と幹事のUちゃんはホテルに戻りました。あとの4人はさらに東大門(トンデムン)へ。トゥサンタワーという渋谷109みたいなファッションビルでかなり盛り上がったようです。
 
bananamilk.jpgホテルの前でタクシーを降り、部屋に上がる前に近くのコンビニへ。ここでビールとバナナミルクを買いました。私の大好きなバナナミルク。このバナナミルクを飲むためにソウルに来たと言っても過言ではない。寝る前にビールとバナナミルクを飲む。お腹ゲボゲボ。2日目の夜もキムチのゲップをしながら就寝・・・。
 

行きの大韓航空機に足を踏み入れた瞬間、あ、キムチ臭いと叫んだ6人組。たった2日しかたっていないのに、自分たちも相当キムチ臭くなっている。
 
「キムチって深いですね。お店によってかなり味も違います。♪あっちのキムチは辛いよ、こっちのキムチは酸っぱいよ♪」

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insadon2.jpg


さて2日目、市庁で参鶏湯を食べたあと、地下鉄を乗り継ぎ、仁寺洞(インサドン)へ。さすが日曜日、にぎやかでした。そんな人ごみの中でもお買物上手のMちゃんはさすがですね、さくさくお買物していました。
 
韓屋のカフェでお茶した~い、ということで、伝統茶院へ。わぉ、素敵だわ。dentochainmon.jpgdentochainiriguti.jpg以前読んだガイドブックにはせっかくだからテーブル席ではなくオンドル部屋で座ってお茶しましょう、なんて書いてありましたが、私たち6人組、なんの努力もせず、そのオンドル部屋に通されました。ラッキー。テーブルの代わりになんだか質素なパンタジというか収納ボックスみたいなのが4つ置いてあって・・・、これがお洒落なんですよね?韓国的には。結構、落ち着いちゃって長居してしまいました。
 
五味子茶、水正果、ゆず茶を注文。赤いのは五味子茶です、アセロラみたいな味ですかdentopantaji.jpgdentonikicha.jpgdentosuika.jpgね。五味とは、甘味、酸味、苦味、辛味、塩味で、とっても身体にいいらしいです。この赤いジュースの中にスイカ、ウリが入っていました。水正果は生姜とシナモンが入っています。水正果の奥にある俵型のお菓子、薄甘くて、ふかふか。食感はうまい棒ですかね。
 
伝統茶室の近くの「ソリハナ」という雑貨屋さん、可愛かったです。Hちゃんが買った韓国刺繍の額、いいねぇ。どこに飾っsorihanatennai.jpgたのかな?ラッピングも可愛かったし。
sorihanagaikan.jpg
 







仁寺洞歩きをしているみんなを残して、私は、ひとりCDを買いにソウルレコードへ。あの世界70c84cad.jpg遺産の宗廟の真向かいにあるので、こんもりとした林をめざして歩きました。すぐに見つかりました。なんか見た目、地方都市のCDショップって感じ。とにかくハングルが全くわからないので、事前に調べておいたCDdcba2f45.jpgの資料をお店のお兄さんに見せました。1枚はすっと出してくれましたが、もう1枚が・・・。お兄さんは、簡単に「オプソヨ(ありません)」とは言いたくなかったようで、PCで検索したりしていろいろ調べてくれました、が、やっぱりオプソヨでした。でもここ安かったです。同じCDを幹事のUちゃんは帰りの仁川空港で買いましたが、なんと10000ウォンの差が・・・。
 


みんなとはロッテ百貨店のデパ地下で待ち合わせ。鐘路3街(チョンノサムガ)から地下鉄に乗ることにしました。
 
別れる前に幹事のUちゃんにロッテ百貨店の最寄駅を聞いておきました。
U「え~とですねぇ、おつしろというところです」
私「えっ?おつしろ?」
U「そうですぅ、乙っていう字です」
Uちゃんの言うおつしろとは「乙支路」です。
私ももっときちんと突っ込んで聞いておけばよかったのに、いつもながらツメが甘いんですよね、私って。「なんとかなるさ」とかなり過信しているところもあるし。おつしろの韓国語読みがわからない。でも乙は中国語読みだとyiなんですね。たぶんY列の読みだろうと勝手に推測しました、なんの根拠もなく。で、発券機を英語バージョンに切り替え、yボタンを押す、あった~、yじゃなかったけれど、Euljiro。たぶんこれだ。しかし、Euljiroっていう駅、3つもありました。Euljiro 4、Euljiro3、Euljiro1。えぇぇぇぇぇ?毛穴からキムチの汗が一気にふきだしました。近くにいた若いお姉ちゃんに英語で聞いてみましたが、英語が苦手なのか日本人が苦手なのか、「あっ、だめだめ」みたいな感じで逃げちゃうし。Uちゃ~ん、おつしろの後はなんだっけ???
 
でも待ち合わせの時間までにまだ1時間近くあったので歩くことにしました。大体の方角はわかってるし。途中、2度ほどスコールにあい、なんとかロッテ百貨店地下1階に到着。すでにみんなお買物の真っ最中。いいねぇ、デパ地下って。どこの国もデパ地下は天国です。私もがっつりお土産を買いました。お買物のスイッチがパチンとONになってしまった6人組は手荷物いっぱいになってしまい一旦ホテルに戻り身軽になって、いざ明洞(ミョンドン)へ。いよいよ、明洞です。
 
「イ・ミョンバク大統領、発券機の漢字バージョンもよろしく!!」
 
久しぶりのセントレア空港。なんだかすごく混んでました。しかも小さなお友だちがゾロゾロわらわらとスカイデッキに向かって行きます、どう見ても今から旅に出ますという雰囲気じゃない親子連れ・・・。聞けば、8月1日の午後2時頃、セントレアに「ポケモンジェット」が来る!とのこと。6人組は4階のスカイデッキではなく、イミグレ済ませ、搭乗ゲート近くのシートでのんびりくつろぎながら、ポケモン観察。おしゃべりに夢中になっていたため、「あっ!ポケモンジェット・・・」と振り向いたときにはもうすでに機体は厚い雲をめざしていました。一瞬のポケモンジェットでありました。
centrairmuji.jpgcentrairneojapan.jpgちょうど、この日に国際線搭乗エリアに新しい免税店「免税店南館」がオープンするというのでチェキ しました。南館なんていう もんですから、もっとスゴイのを想像していましたら、「無印良品」「ドラッグのアマノ」「ネオジャパン」「トイ&キャラクター」という地味な免税店でした・・・。セントレアってやっぱこんなもんですかねぇ・・・、寂しい。

インチョン空港に17:20着。その後、あちこちのホテルを回って、やっと6人組のホテルに着いたのは20:30。添乗員の宋さんはなかなかひょうきんなおばさん(と言っても私より年下・・・)で、ソウルの観光案内から、オプションのお話まで、特にエステとかサウナですね、「エステね、ほら私お肌つるつるでしょ。サウナでお腹すっきり」、みんなが宋さんのポコンと出た下腹部に注目すると、「5段腹から3段腹ね」としっかりフォロー、なかなか抜け目のない方でした。ホテルに着いてからも、皮革屋さんやら海苔屋さんの割引チケットを配ったりとかあれこれ説明があって、解放されたのは21:00。お腹、ぺこぺこ。
「バスの中にお忘れ物のないようにね。お忘れ物は足跡だけ」



kayuya.jpg




さて2日目。朝食はホテル近くのお粥屋さんへ。お粥を食べたあと、2つのグループに分かれました。ひとつは添乗員の宋さんおすすめのエステコース、もうひとつは国立中央博物館コース。私は今更なにをやったところで美しくならない年頃なので、博物館コースへ。
 
hakubutukannaka.jpghakubutukangaikan.jpg国立中央博物館はもともと景福宮の中にありましたが、数年前に二村(イチョン)に移設オープンし、その規模たるやアジア最大級、世界でも6番目、以前から行きたいと思っていた博物館でした。私、実は、李氏朝鮮時代のファン、とりわけその時代の陶磁器&家具が好きで、とりあえず今回は3階の陶磁器と仏教彫刻のコーナーのみチェキすることにしました。なんと、この博物館、入館料無料でした。
 
入口に階段がありまして、その階段の側面にエジプト(ちょうどイベントがあったようです)のピラミッドの写真が貼ってあって、階段を上れば、ピラミッドの頂上に上れるみたいな感じになっていました。面白~い。
hakubutukankaidan.jpg
 







大好きな陶磁器コーナーへ。白磁、青磁、粉青沙器、もう満足です。私の大好きな三島手と呼ばれる印花紋の器も数点ありました。仏像にも大満足でした。仏像コーナーの初っ端、いきなり金色に輝く3体の小さな仏さん、日本の仏さんとは違って信じられないくらい脱力していました、酔っ払いのオヤジ3人が「うちの嫁さんがさぁ」と愚痴こぼしてる感じ。朝の粥屋のオヤジとちょっとかぶってしまいました。この粥屋のオヤジ、茶目っけたっぷりでして、女性客とキャアキャアやってたもんだから、よっぽど腹に据えかねたんでしょうか、厨房でせっせと働いていた奥さんがツカツカと厨房から出てきて、「何?このテーブル、紙ナプキンが入ってないじゃない。働け~」と怒鳴っていました。「はい」とか言いながら、私たちを見てへらっと笑うオヤジ・・・、まさにこんなオヤジの3人セットでした・・・。
 
今回のハイライトである「半跏思惟像(はんかしいぞう)」は京都広隆寺の弥勒さんにそっくり。でも京都の弥勒さんは目もとすっきりなクール&ビューティーですが、この「半跏思惟像」は寝起きみたいにお顔ちょっとむくんだ感じが逆に癒されます。朝鮮半島の仏さんはなかなかユーモラスです。みなさんをお助けいたします的な日本の仏さんと違って、みなさんを笑わせて癒します的吉本な感じ。
 
3階の伝統喫茶室でゆず茶、生姜茶、緑茶かき氷をいただきました。

ichon.jpgsubwayticket.jpgお昼にエステ班と「高麗参鶏湯(サムゲタン)」で合流することになり、地下鉄の二村(イチョン)駅へ。さ~て、ソウルで初めての地下鉄です。幹事のUちゃんと路線図を確認して、いざ発券機に挑戦です。2回ほど失敗しましたが、なんとか市庁(シチョン)までの切符をゲット。1500ウォン。日本円で約150円。しかし、そのうち500ウォンはデポジット。日本みたいに機械に吸い込まれるタイプじゃないので、使い終わった切符は手元に残る。じゃあ、いつ戻すんだ?この500ウォン・・・。???のままで、「高麗参鶏湯」をめざします。
 
koraisamugetan.jpgsamugetan.jpgすでにエステ班は到着していて、オーダーするばっかりの状態。隣をきょろきょろ見ると、結構、でかいんですよ、参鶏湯って。参鶏湯とは丸ごとの若鶏にもち米と高麗人参、ナツメなどを詰めゆっくり煮込んだ料理で、日本人が土用の丑にうなぎを食べるように、韓国の人たちは暑気払いにこの参鶏湯を食べるらしいです。1羽丸ごと食べる自信がなかったので、ハーフサイズはありますか?と聞いてみたら、お店のおねえさんにこれは1羽丸ごと食べるものだから、みたいな風に言われ、泣く泣くかわいそうな若鶏を6羽殺生してしまうこととなりました・・・。その割には、みんな骨までしゃぶるしゃぶる・・・、がっつりいっちゃいました、完食!!!
 
参鶏湯で元気もりもりの6人組、次は仁寺洞(インサドン)をめざし再び地下鉄へ。さきほどの500ウォンのデポジットを取り戻すべく、使用済みの切符をなにげに発券機のそばにかざしたり、それらしきところに乗せてみる、が、なんの反応もなく、そんなことを飽きずに数回やっていたら、あきれ果てた駅員さんが教えてくれました。発券機の横に切符回収機があるんですね、そこに使い終わった切符を入れると500ウォンがころ~んと戻ってきました・・・。わ~い。しかし、どっかに書いておいてほしいな。
 
ソウルの街はまるで日本みたいでした。街の雰囲気も歩いている人たちも全く違和感がなく、異国に来ている感じがしないのです、が、問題はハングルですね。ミツカン酢のマークみたいな文字なんですが、取り付く島がないんですよ。
hangle2.jpghangle3.jpg
 
 








「そう、ここソウルはまさに文字化けした東京・・・」
 
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