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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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日経新聞連載の高樹のぶ子さんの「甘辛上海(がんくうしゃんはい)」なんですが
内容的にちょっとつまらなくなってしまったので
この夏からずっと読んでいませんでした。
先日、久し振りに読んだら、寧波の「天童寺」が舞台になっていました。
また読み始めました。が、いきなり連載が終わってしまいました。
まるで、最期を看取ってあげなさい、と仏さんに呼ばれたかのよう。

 

五木寛之氏の「21世紀仏教への旅~中国編~」で紹介されていて
かなり心ひかれたお寺さんでした。
日本の僧、栄西と道元がこの天童寺で修業し
帰国後、それぞれ臨済宗と曹洞宗を開きました。
その道元禅師は天童寺を想いながらあの永平寺を建てたそうです。
なので永平寺は「小天童」とも呼ばれているそうな。
http://www.hzinfos.com/tourist/nb/index.htm

 

かつて遣隋使や遣唐使はみな寧波の港から中国入りしました。
弘法大師さまもそうです。

この寧波は杭州湾をはさんで上海の対岸にあります。
五木氏は取材当時、上海から寧波まで国内線で飛びました。
しかし、去年の5月、寧波杭州湾海上橋が開通。
なので「甘辛上海」の紅子さんはこの橋を渡り上海から寧波まで
クルマをかっ飛ばしました。

 

80501c.jpgこの寧波杭州湾海上橋ですが全長36キロメートル

世界最長の海上橋だそうです。

来年の上海万博を見据えての開通ですね。


しかし、やることハンパないですね、この国は。
なんでも2014年には上海ディズニーランドがオープンするとのこと。
世界経済が中国という巨大マーケットにごぼっと飲みこまれていく
そんな恐ろしい様を
私たち、リアルタイムで見ているんですね。

 

さて、名古屋からこの寧波へは、上海便です。
ただ今、セントレアから1日6便飛んでます、なので週42便。


もし上海便が満席の場合、南京便という手もあります。
10月28日から南京便飛んでいます。週2便。


いつでもふらっと行けそうな上海です。

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昔からボーダー柄が大好きで、ボーダーものが視界にちらりとでも入ると、ピッと反応してしまいます。で、同じようなシャツを持っているにもかかわらず買ってしまいます。

一種のですね、ボーダー病。

 

そんなボーダー柄の定番といえば、やはりセントジェームスのバスクシャツでしょう。正式名称はウェッソンボーダー。

 

sjtag.jpgセントジェームスはフランス北部ノルマンディ地方の街の名前です。ネームタグに記してあるように創設1889年。

すごい、120年間、ずっとボーダーシャツを作り続けているんですね。

このネームタグの左にある山みたいなのは、あの世界遺産「モン・サンミッシェル」です。
満潮時には島ですが、干潮時には地続きになります。

憧れの「モン・サンミッシェル」・・・。

 

sjnavy.jpg今を去る20年以上前に
私、このウェッソンボーダーを買いました。
最もポピュラーな生成り/ネイビーです。
20年間、何度も洗っているので
かなり色あせてしまいましたが

擦れて生地が薄くなることもなく
一度も綻びたこともなく本当に丈夫です。

さすが漁師や船乗りの作業着です。むしろ洗って洗ってクタクタになって着心地満点になりました。

 

今年の夏、このシャツを着ていたら、母に「いつまで着てるのよ、そのシャツ、いい加減に寝巻きにしなさい」と注意されました・・・。

えぇぇぇ?20年以上着倒してやっとクタクタになったというのに、パジャマ行きだなんて・・・。

 sj2.jpg
もちろんパジャマ行きにはしませんが
そろそろ新品をおごってやろうと
夏の終わりに、ネットで通販しました。
今回は生成り/黒。
まだちょっとごわっとしていますが
また20年以上かけて
クタクタにします。

それまで長生きできるといいんですが。


そして、セントレアのJALパリ便は10月24日を最後に廃便となりました・・・。
70%をキープしていただけに残念です。
一度も花の都パリに行くこともなく直行便はなくなってしまいました。

さよならパリさよならフランス

toyotakodo.jpg今日は
名古屋大学の創立70周年記念の講演会に
行ってまいりました。

久しぶりに勉強しました。
 

(ふみ)の世界―書簡・通信・コミュニケーション」
 
「現代台湾映画におけるラブレター」と「漂着船にみる19世紀日朝の文化交流」というちょっとむずかしそうなテーマでしたが、名大の教授による講義はそれぞれ20分ほど、そしてふたりの教授に俳優の辰巳琢郎さんが加わってのトークセッションという結構軽めのノリの講演会でした。
 
tatumi.jpg辰巳琢郎さん
素敵な声でした。
思ったより上背もあり
ナイスミドルですぅ・・・。

1番前の席で見ちゃいました。
 



とまあ、辰巳琢郎さんはさておき、私、「現代台湾映画におけるラブレター」と聞いて、たぶん去年、台湾で大ヒットした映画「海角七号」のことだろうなと思い、ひょっとして、その映画の断片でも見ることができるかもしれない、と期待して出かけました。
 
思ったとおり、この「海角七号」のお話でした。海角七号とは地名です。岬7番地という感じかな。すでにこの地名は台湾にはありません。戦前の地名です。60年前に敗戦で台湾を引き揚げた日本人男性から台湾の恋人に宛てたラブレターがなぜか配達されないまま放置されていて時を経て現代の台湾へ・・・、しかし、その海角七号という地名はなく、さてそのラブレターやいかに??という内容で、台湾では「タイタニック」以来の大ヒットとなり、社会現象になったという映画です。60年前のラブレターと現代がシンクロしながらお話が進んでいきます。
 
台湾では大ヒットでしたが、大陸(中国)では台湾人の日本ノスタルジアはあまりにも美化されすぎ、と非難轟々の映画でもありました。もちろん大陸では上映禁止です。この映画は日本人と台湾人にしかわからない感覚だと思います。
 
そしてこの映画はある意味、台湾が日本にあてたラブレターでもあるんです。日本と台湾の関係って、中国の手前もあって、曖昧ですよね。台湾に行くと思うんですが、親日なんですよ、台湾の人たち。なのにすでに政界を退いた李登輝氏が来日するだけでも大騒ぎの日本。映画の中で台湾の人たちが泣いたというシーン「留下来、或者我跟妳走!」。直訳すると「そのまま残って。あるいは私も一緒に行きます」。私を残して行かないでという意味です。国家のようで国家じゃない曖昧な台湾、その台湾の人たちが元統治国であった日本を想う気持ち・・・。私たち日本人はこのラブレターにどういう返事を出したらいいんでしょうか?
 
haijia.jpgこの「海角七号」が年明けやっと日本で公開されることになりました。名古屋は伏見ミリオン座です。2010年正月。

邦題は
海角七号-君想う、国境の南http://www.kaikaku7.jp/

日本からは女優の田中千絵(メイクアップアーティストのトニー田中さんの娘さん)と奄美出身の歌手、中孝介が出演しています。
 

現在、セントレアから台北には中華航空が週5便、JALが週7便、エバーが週5便、キャセイが週7便、また高雄へは中華航空が週4便。この映画のロケ場所になったのは高雄からさらに南下した台湾南端の恒春半島です。

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