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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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「先週、おちょぼさん、行ってきたんだよね」とか

「やっぱ、おちょぼさんって楽しいわ」とか

「毎月行ってるよ、おちょぼさん」とか

 

友人、知人と話をしていると

この「おちょぼさん」のことが時々話題になるんです



が、私、一度も行ったことがなくて・・・

最初は、そもそも「おちょぼさん」っていうのが何なのかわからなくて・・・

 

なにそれ?スーパーマーケット?銭湯?カラオケ?

 

お稲荷さんだよ、伏見稲荷より楽しいんだから・・・、と言われて

びっくりした記憶があります

総本宮の伏見稲荷より楽しいってどういうこと?

 

おちょぼさんとは、千代保稲荷神社のこと

 

お供え用の三角の油揚げとろうそくを買って・・・

串カツを食べながら・・・

 

友人たちの話を聞くと、決まってこの3つのアイテムが出てくるんです

 

油揚げとろうそく、そして串カツ

これのなにが楽しいのかさっぱりわからなくて

???のまま、数10年経ってしまいまして・・・

 

私とはきっとご縁がないんだ

いいのよ、かなくても・・・と半ば意地になっていました

 

それが1年くらい前から

健脚の同級生との会話の中でこのおちょぼさん

よく登場するようになりました

 

同級生もまだ行ったことがないんです

 

そもそもふたりとも

このおちょぼさんが、一体、どこにあるのかもよくわかんなくって・・・

気にはなっているんですが、どうもその楽しさもよくわかんなくって・・・

 

今日のおじさんぽ、その「おちょぼさん」でした

 

確かに、油揚げとろうそく、串カツもあるんですが

いや、これはもうワンダーランドですね



岐阜県海津市

おちょぼさんが、この地にお祀りされるようになったのは室町時代だそうです



社殿の入口近くのお店で油揚げとろうそくを買います

この油揚げは三角形で、わらに通されていて

これを持った人たちがぞろぞろ歩いているさまはちょっと面白いです



これをお供えしてお願いごとをするんです

友人いわく、これが意外と叶うらしい・・・

だから毎月行くんでしょうね

 

月末月始に月次祭というのがありまして

月末の深夜から翌朝まで

夜を徹して、人、人、人で大にぎわいだそうです

 

おちょぼさん、ちょっと前向きに考えてみようと思います


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今日の「ぶらぶら美術館・博物館」

六本木アート散歩ということで

サントリー美術館「天上の舞 飛天の美」と

森アーツセンターギャラリー「スヌーピー展」の特集でした

 

スヌーピーはこっちに置いておいて・・・

 

「天上の舞 飛天の美」@サントリー美術館

これはなかなかいいですね

 

ただ今、平等院鳳凰堂は平成の大修理中で

鳳凰堂の内部拝観は停止しています

 

その鳳凰堂のお宝の一部がサントリー美術館に展示されています

 

鳳凰堂の壁の長押上の小壁に掲げられているのが

雲中供養菩薩像です

 

全部で52体

 

そのうちの14体が東京に飛んできました

雲中供養菩薩だけでなく

なんとご本尊の阿弥陀如来座像の光背の飛天も展示されています

これはかなり貴重だと思います

 

阿弥陀如来像は仏師・定朝の最高傑作と言われています

定朝は日本風の仏像彫刻「定朝様」を大成した人で

運慶・快慶ら慶派は、この定朝の系統

 

雲中供養菩薩も、その定朝のもと弟子たちが彫ったもので

今は、色も剥落し、持物を失くしてしまったものもありますが

 

とても楽しそうに

雲に乗って、楽器を奏で、舞い、祈っておられる姿が印象的です

 

今回の展示テーマは「飛天」

ガンダーラの飛天、中国の飛天、朝鮮の飛天、そして、日本の飛天と

飛天の伝播を辿ることができるような構成になっているようです

 

日本の飛天は平等院だけでなく

法隆寺金堂の天蓋の飛天も飛んできました

 

法隆寺金堂で天蓋を見上げても暗くて、遠くて全く見えない飛天

美術全集でしか見たことのない飛天

 

これが2点、展示されています

 

来年の1月13日まで

 

こんなにたくさんの飛天にお会いできるなんて・・・

いい夢が見れるかも



高島屋のお歳暮のポスターは

今年もまた木村英輝さんです

 

今回はバラの花

 

木村英輝さんといえば京都の青蓮院門跡の襖絵を描かれた絵師で

 

華頂殿の蓮の襖絵(60面)

伝統的な襖絵をアクリルという現代の画材で描いています

 

鮮やかな色彩がポップです

ポップなんですが

客殿はもちろん、小堀遠州のお庭とうまくマッチしていてとても素敵なんです

 

国宝青不動明王(秘仏)をイメージしているので

襖絵も青が基調です

またこの青というか、藍がとてもきれい~♪

 

まさに平成の伊藤若冲

 

木村英輝さんは異色のアーティストで

京都市立工芸大学を卒業後、講師として大学に残ります

 

が、ときは70年安保

 

美大講師から日本初のロックプロデューサーに転身

フランク・ザッパやジェフ・ベックなど

伝説のロックコンサートをいくつもプロデュースします

 

そんな仕掛け人の木村さんが、突如、還暦を前に壁画を描き始めます



才能が一気に爆発です



木村英輝さんの作品は壁画、襖絵、屏風・・・なので

現地に行かないと見ることができません



まずは青蓮院門跡ですね



お寺ならばつぶれることもないので、ずっと待っていてくれそうです


数百年後、この青蓮院の襖絵を見た人たちが

アクリルなんていう古い画材で描いているけど、お洒落だよねぇ

いけてるね、平成の絵師、木村英輝って・・・

なんて言いながら見るんでしょうかね

 

八坂神社の近くにあるキーヤン・スタジオでは

木村さんの絵をあしらったグッズが並んでいます

もちろん、青蓮院門跡公認のグッズもあります

 



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