忍者ブログ
わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
[45]  [46]  [47]  [48]  [49]  [50]  [51]  [52]  [53]  [54]  [55
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

七条通をぶらぶら散歩していたらあっという間に西本願寺に到着

 

西本願寺の御影堂門から東にのびる正面通

 

仏具屋さんが並ぶこの正面通に突如現れる不思議なドーム

西本願寺伝道院です

 

今から100年前の明治45年に真宗信徒生命保険会社の社屋として竣工

その後、銀行になったり診療所になったり・・・

現在は研修所として使われています

10年ほど前から保存修復工事が始まりまして

一昨年やっと工事を終えたばかりです

 

設計は伊東忠太氏

 

私が今まで見た伊東忠太氏の建造物はこの伝道院を含めて3物件だと思いますが

いずれも「なんじゃこれ?」ってびっくりするものばかり

 

八坂神社の近くにそびえる祇園閣(大雲院)もまた伊東忠太氏の設計

やはりなんじゃこれ?」でした

 

よく見ると、祇園祭の山鉾をかたどったものなんですけどね・・・

今年の夏、前を通ったときに特別公開されていました

 

覚王山にある日泰寺仏舎利奉安塔も伊東忠太氏です

この奥にありますが非公開なので見えません、台座の部分がちらりと見えるだけ・・・

 

門の傍らにある案内板でその姿を確認

♪ガンダーラ、ガンダーラ♪な仏舎利奉安塔でした

 

当時、留学といえば欧米ですが

伊東忠太氏はアジアです、中国、ビルマ、インド、トルコ・・・と旅をしたらしい

 

なるほど、この伝道院、伊東忠太氏が旅した風景があちこちに見えますね

ジャパンはじめ世界のエッセンスが凝縮されています

 

で、妖怪もお好きなようです

 

不思議な感性~♪

ツッコミどころ満載の伝道院、楽しかったです

 

楽しいといえば西本願寺もなかなかのもの

 

廊下の埋め木探しをしたあと

国宝唐門

このバブリーな唐門は伏見城の遺構です

 

秀吉さんのどや顔が目に浮かびますわ

 

この唐門の中にはたくさんの動物

そして中国の故事が彫り込まれていて一日見ていても飽きません

まさに「日暮らし門」

 

裏から(境内から)と表から(北小路通から)と両方とも見ました

こんな素敵な門が雨ざらし・・・太っ腹です

 

飛雲閣の屋根がちらりと見えました

これは聚楽第の一部です

11月22・23日の秋の法要の日に特別公開されるようです

 

そろそろ京都駅に戻ろうと、踵を返したら

龍谷大学の門が見えてきました

 

あら、白亜の洋館~♪

龍谷大学大宮キャンパスも素敵な近代建築ですね(明治12年) 



ちょっとびっくりしちゃったんですけど

実は木造なんですよ

石材を貼り付けている「木造石貼り建築」

なんちゃって洋館ということで「擬洋風建築」と言われています

 

現存する唯一の「木造石貼り建築」だそうです

 

この渡り廊下も素敵~♪

門の左脇に建つ旧守衛所

大学のオリジナルグッズが展示されていました

 

パシャパシャと学舎を撮っていたら

目の前を着物を着たお兄さんが颯爽と歩いていきました

 

校内がざわざわしてきたので

部外者のおばさんは退散です

歩いて京都駅へ

 

総歩数25300歩。消費カロリー648.2kcal。脂肪燃焼量92.6g。

 

神社仏閣の和風な町並みに調和するように建てられた京都の洋館

あの新島八重さんは

新しい様式の建物が次々と生まれるそんな時代を生きた人だったんですね

emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji 

両親とぶらぶら清水寺から南座へ

七条通をレトロ散歩

西本願寺を歩く


emoji 
近代建築めぐり emoji

岐阜・名和昆虫博物館

七条通をレトロ散歩

西本願寺を歩く

京都の近代建築は懐が深い(?)

同志社の赤レンガ校舎に想う

納屋橋の看板ビル

琵琶湖疏水

岡崎近代建築エリア

京都・豊臣ワールドの近代建築

PR

南座から鴨川を渡ってすぐのところに素敵な洋館がありますよね

 

これ、東華菜館という中華レストランです

設計はヴォーリズ氏

 

ヴォーリズ氏は建築家なんですが

近江兄弟社の創立者でもあり、あのメンソレータムを日本に広めた人でもあります

 

教会とか学校建築が多い中

彼が手がけた唯一のレストラン建築だそうです(大正15年)

 

素敵なファサード~、マカオな気分だわ♪

 

で、タコもいます

 

建物の中も素敵なんですけど

「天津飯ひとつ!」なんていう類のレストランではなさそうなので

ちょっと入れませんでした

と思ったら、肉まんのテイクアウトができるそうです、今度、買ってみます

 

ということで

この東華菜館を皮きりに京都の近代建築をめぐります

 

両親は地下鉄烏丸駅から京都駅へ

私は、途中、五条駅で降りて東本願寺へ

 

東本願寺前の噴水です

睡蓮の蓮華をデザインしたもので

 

デザインは、岐阜の名和昆虫博物館を設計した武田五一氏です(大正3年)

 

こちらは菊の門(明治44年)

 

武田五一氏の指導のもと亀岡末吉氏が設計した門だそうです

 

でっかい菊紋は徳川家康が寄進したもの

私のガラケーカメラではよくわからないと思いますが

この菊紋の上の透彫りはビビッときましたね

 

仁和寺の勅使門を見たときと同じビビッでした

勅使門も亀岡末吉氏の設計です

 

彫刻装飾の意匠が素晴らしいんです、亀岡さん独自の意匠です

 

画像は仁和寺勅使門の透彫り

 

修復の終わった御影堂でお参りしました

隣が現在修復中の阿弥陀堂です


同朋会館の横を通って七条通へ

 

実は、特に近代建築をまわろうと思って本願寺エリアに来たわけではないんです

 

この七条通で富士ラビット(大正12年)を見てから

なんか降りてきたんですよ、近代建築の女神が・・・

1階は「なか卯」です

しかもちょうどお昼時・・・

みなさん外を見て丼食べていたので遠くからの撮影です

 

遠いですが、玄関の上のタイヤのステンドガラスはなんとなく見えません?

かつてラビットスクーターを販売していたそうです

  

2階に明かりが見えたので上がれないかと階段を探したら

ビルの左側にドアがありまして・・・開けたらこんなプレートが・・・


なんかよくわかりませんが、ともかくスリッパに履き替えて2階へ

 

ダーツの下のソファに座って、おいしいコーヒーを飲みました

 

なかなか落ちつけるカフェでしたよ

 

七条通を西に歩いていくと

 

昭和初期の銀行っぽい建物が見えてきました

創作フレンチ・グランヴェルジュ京都七条倶楽部だそうです

 

さらに歩いていくと

これまた銀行っぽい建物

 

京都のたばこ王・村井吉兵衛さんが創業した旧村井銀行、設計は吉武長一氏

建物は小ぶりなんですけど

正面の4本の円柱があるだけで大きく見えますね(大正3年)

現在は、きょうと和み館という

小さなお土産ものコーナーがあるレストランになっていました

この日は貸切のため中に入ることはできませんでした

 

さらに西へ歩いていくと

 

一見普通の肉屋の村瀬本店(昭和初期)

 

が、レンガ造りで

ベランダ部分の丸い飾りといい

軒下の装飾がなにげにいい感じのレトロです

 

七条通、なかなか楽しいです

 

・・・・・・・・・・続く

emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji


両親とぶらぶら清水寺から南座へ

七条通をレトロ散歩

西本願寺を歩く


emoji 近代建築めぐり emoji

岐阜・名和昆虫博物館

七条通をレトロ散歩

西本願寺を歩く

京都の近代建築は懐が深い(?)

同志社の赤レンガ校舎に想う

納屋橋の看板ビル

琵琶湖疏水

岡崎近代建築エリア

京都・豊臣ワールドの近代建築



もうこれが最後の親子旅行になるかもしれない・・・と

何年か前に一緒に香港に行きました、そして奈良にも行きました

 

その「最後かもしれない」シリーズで

先日、両親と京都へ

 

いつまでも元気で長生き・・・ありがたいことです

 

「京都に行きたい」と母

 

母にとって京都とはイコール清水寺のこと

ただ足が弱ってあまり歩けないので

ゆっくりまったり・・・コースは行き当たりばったりです

 

ここ数年前から清水寺は平成の大改修が始まりまして

ただ今、奥の院、阿弥陀堂はじめ轟門などが工事中で

お参りができる場所が限られています

 

この奥の院、阿弥陀堂が完工したら

次は本堂の修復に入るそうです

 

しばらくの間、この清水の舞台に立つこともできなくなりますね

 

紅葉まっ盛りのように見えますが

実はちょっと画像を加工いたしまして、実際はまだまだって感じです

来週あたりが見頃でしょうか?

 

母が珍しくがんばりまして・・・

 

清水寺から八坂神社までゆっくりではありますが歩いてしまいました

 

八坂神社の本殿でお参りしたあと

西楼門の近くにある疫神社にお参りしました

ご祭神は蘇民将来命(そみんしょうらいのみこと)

 

父の故郷、伊勢市ではお正月のしめ縄を1年中飾っているんですが

そのお札には蘇民将来子孫家門と書かれているものがあります

 

我が家は蘇民将来の子孫なりと玄関に掛けてわかるようにしておくんですね

 

この後、四条通を一気に南座まで歩いてしまいました

 

南座の一角にある「松葉」でランチ

 

このお店は、にしんそばで有名なんですけど

俵の中に何が入っているのか気になったので

 

温かい俵そばを注文

 

あんかけそばの上に油揚げのでっかい俵

中から、鴨肉、赤こんにゃく、ごぼう、うずらがざくざく出てきました

あぁ、幸せ~♪

2階の北側の窓から四条通の向こうを見たら「北座」の文字が見えました

 

江戸時代中期にはこの辺りに7つの芝居小屋がありました

その後、北座と南座だけが残り

さらに明治26年に四条通の拡幅により北座が閉鎖

 

かつて北座があった辺りに

現在の北座ビルが建てられたそうです



今まで何度も歩いた四条通ですが

北座のこと、初めて知りました

アングルを変えたら見えるものってあるんですね

 

ここで解散か?と思いきや

母はさらにがんばりまして

ここも歩きました

天井を見るとわかりますね、そう錦市場です

 

今回のミッションその1は京丹波の焼ポン

市川猿之助さんの「京都1200年の旅」の中でも紹介されていました

 

焼ポン栗機で作る焼き栗

ほっこり香ばしくておいしいです

 

家のオーブントースターで再度焼いて食べました

 

・・・・・・・・・・続く

emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji   emoji

両親とぶらぶら清水寺から南座へ

七条通をレトロ散歩

西本願寺を歩く



カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
きょうのお月さん
Today's Moon phase
コメントありがとうございます
[10/26 madamyam]
[10/26 蟹満寺薬師徳光和夫]
[04/29 madamyam]
[04/28 おにぎりヴィヴァルディ]
[04/28 madamyam]
アーカイブ
ブログ内検索
プロフィール
HN:
madamyam
性別:
女性
趣味:
旅行 お寺めぐり
バーコード
カウンター
Copyright © きょうのちょい福 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]