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先日、岐阜城に行ったときのこと
「岐阜の至宝」@岐阜市歴史博物館を見終わって
会場を出たら・・・
レンガの洋館が見えました
屋根の小窓・・・可愛すぎる
記念昆虫館だそうです
その隣に建つのが
名和昆虫博物館です
名和靖博士が明治29年に
害虫駆除、益虫保護の研究のために立ちあげた名和昆虫研究所
その後、明治40年にこのレンガの記念昆虫館が建てられ
昆虫標本室として使われていました
当時新進気鋭の建築家、武田五一氏による設計で
高床式になっているそうです
一方、白いタイルを貼った博物館は大正8年に建てられたもの
これもまた武田五一氏の設計
この日はちょうど休館日でした
昆虫はちょっと苦手なのでノーチェックでしたが
帰ってきてから調べたら
もっと真剣に撮っておけばよかったと後悔しきり
実は、建物の2階を支える3本の柱というのが
奈良の唐招提寺金堂・講堂解体修理で
シロアリの被害にあった木(約1200年前のヒノキ材)をもらい受けたものだそうです
単なる唐招提寺の遺構ではなく、唐招提寺のシロアリの遺構なんですよ
現存日本最古の昆虫博物館ならでの心意気を感じます
昆虫は見ないようにして
内装だけ見る・・・というのもアリだったかもしれません
赤レンガの記念昆虫館の屋根の部分に
蝶がデザインされています
名和博士は「ギフチョウ」の名付け親だそうです
近代建築めぐり
岐阜・名和昆虫博物館
七条通をレトロ散歩
西本願寺を歩く
京都の近代建築は懐が深い(?)
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先日、ご朱印帳の整理をしていたときのこと
電話帳の紙がパラリと落ちました
見ると奈良の電話帳
ご朱印をいただくと
書かれた墨やご朱印の赤が隣のページに写らないように
当て紙を挟んでくれます
それはお寺や神社の説明が書かれているペラものだったり
半紙を切ったもの
中にはこんな電話帳を切ったものもあります
この奈良の電話帳はちょうど和菓子のページだったようです
葛きりの天極堂
千鳥が焼き印された可愛いお饅頭の千鳥屋
萬々堂通則は、あのぶと饅頭で有名です
この写真入りの「行基堂」・・・
私、入ったことないです
ここのイチオシのお饅頭は何でしょうか
よ~く見ると
広告の写真、上下が逆ですね(汗)
さて右側のご朱印は興福寺北円堂のもの
ただ今、北円堂は特別開扉されています
今月の10日までだそうです
今朝のEテレ日曜美術館は「第65回正倉院展」の特集でした
今回、出陳されている
「鹿草木夾纈屏風(しかくさききょうけちのびょうぶ)」
この屏風は夾纈(きょうけち)染です
初めて聞きました、夾纈染
板締による染色で
あまりにむずかしいため平安時代以降に姿を消してしまったそうです
しかも正倉院宝物の夾纈染は単色ではなく多色夾纈
その多色夾纈の復元に初めて成功した
京都の吉岡さんの手技が紹介されていました
これもがもう本当に大変な作業なんです
奈良時代の人たちの美に対する情熱はハンパないですね
今回の展示の中でちょっと話題になっているのが
投壺(とうこ)です
投壺とはこの壺の中に矢を投げ入れて
入った数を競うというゲームなんですが
映画「レッドクリフ」の中に、この投壺のシーンがあるんです
もともとは古代中国での宴席の余興が起源らしく
朝鮮半島を経て日本にも入ってきたんですが
今では中国でも日本でも廃れてしまいました
韓国では今でも家族が集まったときや
また会社の宴会やらで投げるらしいです
トゥホと呼ばれていて
公園とかにもこの壺が置かれています
これ、韓国の1000ウォン札
この1000ウォン札は2007年に発行された新しい札です
右側の人物は、李氏朝鮮の儒学者、李滉(イファン)という方です
2007年以前の旧札もこの李滉さんなんですが
お札の左側に投壺が描かれていました
李滉さん愛用の投壺だそうです
奈良国立博物館の読売新聞ブースでは
このトゥホ体験ができるらしいです
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