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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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旅に出ると
地元のスーパー、コンビニ
デパートがあるならばデパ地下・・・
私、必ず立ち寄ります。
それは海外に行ってもそう。
 
殊に東アジアエリアは日本の食品などもかなり流通していて
え、この種類って、日本にはないよね?というものもあり
なぜか出前一丁をスーツケースいっぱいに詰め込んで
帰ってくることもありまして。
 
だって、日本の出前一丁って、1種類ですよね。
なんでも九州とか四国方面には、ゴマとんこつ味もあるらしいのですが
それにしても2種類ですよね。
 
香港人は、出前一丁がものすごく大好きなんです
海鮮味、すきやき味、牛肉味、チキン味、テリヤキ味・・・
しっかり数えたことありませんが、たぶん20種類は軽く超えていたと思います。
棚にずら~っと見たことのない出前一丁が並んでいて
まさにB級グルメのオンパレード
もう買わずにはいられないっ!
 
で、先週の石山寺でも顔を出してきましたよ、駅前の平和堂というスーパー。
 
特に念入りにチェキしたのは、食べるラー油。
知多半島地区では見たことのないラー油があるんです。
あれこれ手に取って、原材料を比較したりして・・・。
 
すると、品のいいおばあちゃんがカートを引いて、ラー油コーナーに。
mitinokurayu.jpgその時、私は
ちょうど「みちのくラー油」をチェキしている最中でした。
おばあちゃんは
その「みちのくラー油」をさっとカートに入れました。
そして
「これね、おいしいよ
昔は自分で作っていたけど
これが出たら作るのやめたの」
 

そんなこと言われたら、買わないわけにはいかないじゃないですか
「はい、買います、ありがとうございました」と、レジへ。
 
mitinokurayumi.jpgおばあちゃんの言う通り
おいしいです。
そばの実が入ってます。
これがおいしさのポイントかもしれません。
 
しかし、この食べるラー油ブームはいつまで続くんでしょうか。
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isiyamabasho.jpgJR石山の駅前に立つ松尾芭蕉さんです。
「奥の細道」から戻ったあと
しばらくの間
大津に住んでいらっしゃいました。
 


石山寺にもたびたびいらしたようで
月見亭のお隣にある芭蕉庵で、多くの句を残しています。
 
石山の 石にたばしる あられかな
 
tabasiruhako.jpgあられが激しく降って石山寺の石に弾けとんでいる
という句ですが
この句にちなんだ求肥餅があります。
その名も「たばしる」。
 



tabasiru.jpgごつごつしているのは、大納言です。
こそっとクルミも入っています。
tabisirunakami.jpg
口に入れた瞬間
この大納言がパラパラっと
ころがります
まるで
石に当たった
あられのように・・・。
 

これ、石山寺の近くにある「茶丈藤村(さじょうとうそん)」の看板商品。
手焼きのどらやき「石山秋月」もここで買いました。
おいしいです。丁寧に作っています。
 
あまたの歌人のヒーリングスポットだったようですね、石山寺って。
連日フル稼働の我が家の土鍋です。
donabe.jpg今年買ったこれも






nabe.jpg去年買ったこれも






どちらもいい仕事してくれています。
 
さて、私の大好きな香港にも土鍋料理があるんです。
香港の冬の風物詩、「飯(ボウジャイファン)」。
 
香港の土鍋は片手土鍋です。
hongkongdonabe.jpg


この土鍋はひとり用です。
(香港ナビより)
 


香港ナビは牛ミンチの「
飯」ですが
私は鶏肉で作ってみました。
普通はタイ米ですが、私は日本のお米でいつも作っちゃいます。
なので、香港の「飯」とは随分違いますが
これはこれでおいしいのでヨシとしています。
 
香港ナビの櫻井先生は、お米に水、塩、植物油を入れて炊いていますが
私は、鶏ガラスープで炊きます。
 
沸騰したら、予め醤油としょうが汁につけておいた鶏肉と
ドライソーセージとシイタケを入れます。
冷蔵庫をのぞいたら、焼豚が4切れほど残っていたのでそれも入れちゃいました。
 
香港では臘腸(ラプチョン)というちょっと甘い腸詰を入れるんですが
ないので、ドライソーセージで代用。
臘腸の存在は実はかなりでかいんですけどね。仕方ないです。
 
20分ほどしたらOKです。
火をとめて、炒めておいたほうれん草(いつもは、ちんげん菜)を入れ
そして、タレをかけ回して、再度、蓋をします。
5分ほどしたら、ハイ、できあがりです。
bochaifan2.jpg
このタレがねぇ
なかなか香港の味にならんのですわ。
飯醤油」ってのがあるんですよ
今度、香港に行ったとき、必ずゲットです。
 


仕方がないので、醤油、砂糖、みりん、オイスターソースを合わせて作りました。
違うんだよなぁ、やっぱり。醤油が違うんです。
 
以前、香港でこれを食べたときのこと・・・
蓋を開けて、飯醤油をかけ、さぁ、食べよう、という体制に入りましたら
隣のテーブルのおじちゃんが
だめだめ、って感じで首を横にふり
醤油をかけた後、蓋を閉めて、5分待て、みたいなことを言ったので
私もあわてて蓋をしました。
あたりを見たら、蓋閉めたまま、じっと我慢の子が数人いました。
 
なるほど。
この5分の蒸らしが「飯」をおいしく食べる秘訣のようです。

最後は、お焦げ争奪戦となります。
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