わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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最近、息子が中古LPレコードを集めていまして・・・。
そういえば、確か納戸のどこかに懐かしのLPレコードが眠っていたような。
ということで、今朝、納戸にもぐりこみレコード探しをしました。
あった。あった。レコードの詰まった段ボール箱。
懐かしい、懐かしいを連発しながら1枚1枚見入ってしまいましたよ。
CDと違ってLPレコードはでかいので
ジャケットの写真とかイラストとか迫力あります。
結構、感動しちゃいました・・・。
息子「おっ、保存状態、いいねぇ」「なかなかレアなやつもあるじゃん」
私「あのぉ、お手数かけますが、とりあえず2枚だけCDにおとしてくれません?」
と、丁重にお願いしたところ・・・
「ちっ」と舌打ちしながらもOKとのこと。
やったぁ。頼んでみるものです。
数ヶ月ほど前から
CDを買おうか買うまいか悩んでいた
CDを買おうか買うまいか悩んでいた
リッキー・リー・ジョーンズの
「浪漫」と「パイレーツ」をCDにおとしてもらいました。
「浪漫」と「パイレーツ」をCDにおとしてもらいました。
今から30年ほど前のアルバムです。
去年の秋、ビートルズのCDを2枚買いました。
「レット・イット・ビー」と「アビーロード」
まず、「レット・イット・ビー」を聴きました。
あろうことか7曲目の「マギーメイ」のエンディングにさしかかったとき
無意識のうちに、私、CDプレーヤーの方に近寄ったのです。
そして「あ、これ、CDなんだ」とすごすごとソファに戻りました。
何度も何度も聴いた「レット・イット・ビー」
レコードだと、7曲目の「マギーメイ」が終わるとB面にひっくり返すんです。
身体が覚えているんですね、ちょっとこわいかも。
CDがレコードに取って変わってかなりたちますが
レコードを聴いていたときの感覚がまだ残っているなんて・・・。
デジタルなフリしているけれど、私、かなりアナログな人かもです
30年後の今聴いても全く色褪せていないリッキー・リー・ジョーンズ。
今、iPodで大音量で聴いているのですが
レコード特有のぷちぷち音もなかなかいいですね。
当時のことがぐわ~っと蘇ってきます。
ちょっとレコードにはまっちゃいそうです、息子とはまた違った意味で・・・。
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米原万里さんはロシア語の同時通訳としてつとに有名で
1990年にエリツィン大統領が来日した際
随行通訳を務めたロシア語通訳協会の会長さん。
彼女は同時通訳から身を引いたあと作家業に専念。
非常にエネルギッシュに仕事をしていらしたのですが
2006年卵巣がんでお亡くなりになりました。
この本は亡くなられた翌年に出版されたものです。
彼女の講演をまとめたものです。
「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」をテーマに
彼女は同時通訳のこと、国際化のこと
あと彼女のお得意の男女のコミュニケーションなどなどを語っています。
私、毎朝、BS1のワールドニュースを見ていますが
同時通訳って大変な仕事よね、といつも感心しています。
どんどんニュースは流れていくので
短い言葉でわかりやすく訳さなくてはいけません。
とっさの判断で言葉を選ばなくてはいけないお仕事
ほんの数分のニュースですが通訳としての能力の差がはっきり出ます。
この本の中に渡辺淳一さんの「失楽園」のことを訳すくだりがあります。
電通の営業マンが50代以上の男性の消費を活気づけるために
「失楽園」に注目したというお話を広告業界のシンポジウムでされ
それを彼女たち同時通訳の人たちが
英語やフランス語、ロシア語などなど世界各国の言葉に同時通訳をするのですが
「失楽園」をそのまま訳しただけでは
外国の方々はみなジョン・ミルトンの「失楽園」を思い浮かべてしまいます
いや、渡辺淳一さんの「失楽園」はそれはそれはエロい小説でして・・・と
訳さなくては話が通じないわけですね。
ミルトンさんの「失楽園」ではなく婚外恋愛のエロい「失楽園」であることまでは
なんとか同時通訳の人たちは訳せたようです。
この「失楽園」、ご存じのように映画化されました。
小説同様、エロい映画でした。
「失楽園」は日経新聞に連載されましたし
さぞかし中年男性で映画館は混んでいるだろうと思いきや
映画館はおばさんが圧倒的に多かったというくだり。
ここまではなんとか同時通訳OKでした。
問題はこのあとです。
その電通マンは
「映画館に行ってみたら
シツラクエンではなくトシマエンでした」と笑いをとったのです。
会場にいる日本人はどっと大笑い。
同時通訳さん、これはむずかしいですね。
このまま訳しても外国人には全く通じません。
「トシマエン」はあの遊園地の「豊島園」であり、
「トシマ」は「年増」と掛け言葉になっているわけです。
非常に短い時間内にこれだけのことを訳すのは至難の技です。
言葉を介して通訳する場合、どうしても限界があります。
実は、最近、日本語なのに通訳がほしいとき、あります。
昨日のLoopy(※)な鳩山首相の普天間基地についてのひとこと
「移設先について最低でも県外と発言したことにつきましては
党の考えではなく私自身の代表としての発言だ」
えっ?えっ?
つまり選挙時のあの公約は選挙のための方便だったということですか?
そして、首相の考えはイコール党の考えではないのですか?
※ワシントンポスト誌は
Loopy =当初は「愚かな」でしたが途中から「現実離れ」に変わりました
かつて神童と呼ばれたヴァイオリニストの五嶋龍くんが
立派な青年になって
立派な青年になって
ヴァイオリンを弾いていました。
久しぶりに動く五嶋龍くんを見ました。
そしてあの強烈な母上、節さんもお久しぶりでした。
私が最初に見た動く五嶋龍くんは7歳の頃
超技巧的で難解なパガニーニのヴァイオリン協奏曲を弾いている
かなり異様な姿でした。
なんとそれが彼のコンサートデビューでした。7歳ですよ!!!
その時、思ったこと。
このままヴァイオリンだけのかな~り特殊な人生を歩んでいくんだろうな
この神童は・・・、と。
が、久しぶりに見た五嶋龍くん、21歳
なんとハーバード大学で物理学を専攻
空手で鍛えた筋肉マッチョ・・・。
ひょろひょろな音楽家を想定していましたが
彼は思いのほかバランスのとれた素敵なヴァイオリニストになっていました。
「天才の育て方」という本を読みました。
私は彼女のように
徹底して厳しく子育てしなかったので
やっぱり天才を育てることはできなかったんだ、と痛感しました。
ただ、これだけは心がけてきました。
子は親の背中を見て育つもの。
私の父は定年後、あるテーマを見つけ
必死で勉強してきました。パソコンを駆使して必死で勉強をしているんです。
私はそんな父親の背中を見てきました。
私も父のような背中を息子に見せたい。
なので息子が小さいときから、本を読む、外国語を学ぶ・・・
とにかく一生懸命勉強しました。
たぶん息子はそんな母の背中を見て
少しはがんばってくれたような気がします、天才にはなれませんでしたが。
子育ては難しいです。
なかなか自分の思いは届かないです、子供に。
反抗期だってあります。頭にくること、泣きたくなること、しばしばです。
だけど、しっかりと向かいあっていかなくちゃいけません、親子だから。
五嶋節さんも言っています
「親子はコミュニケーションが全て」
私もそう思います。
私は息子が小学生の頃、「子供は資産」だと思うようになりました。
親の使命は資産である子供を上手に運用すること
つっけんどんな息子と根気よく話し合い
定期試験の結果を細かくチェックしながら
そして息子の暗黙のサインを見落とすことなく
今が「お金のかけ時?」と思われるときにタイミングを見計らって
自分のできる範囲の中で投資しました。
家庭によって投資できる金額はさまざまです。
たくさん投資できる人、少ししか投資できない人。
うちはあまり投資できませんでしたので
天才にはなれませんでしたが
そこそこ効率よく運用できたかもしれません。
現在、大学2年生、まだまだ道のりは長いです。
しかも世の中は見通し暗いです。
社会に送り出すまで
私の暗中模索の資産運用は続きます・・・。
読み終わった五嶋節さんの「天才の育て方」を
ぽ~んとダイニングテーブルの上に置いておいたら
「ごめんね、天才に育たなくて」
と息子。
笑ってこんな会話ができるまでに育ったことに、ひとまずやれやれです。
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