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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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NHK名古屋制作の「金とく」
昨日は「東海北陸“芭蕉”トラベル」でした
 
松尾芭蕉は三重県の伊賀出身です
 
芭蕉は忍者だった?なんていう説もあるらしいのですが
格式は武士に準じながら農業で生計をたてている「農人」だったようです
 
お父さんを亡くし
奉公に出た先の藤堂良忠の俳句のお相手に選ばれたのが
俳句との出会いでした
 
そこから俳句の勉強をして
29歳で江戸へ
 
実は
名古屋の町には
芭蕉ゆかりの地があちこちにあるんです
 
星崎の 闇をみよとや 啼くちどり
 
これは以前歩いた笠寺観音近くの鳴海で詠んだ句です
 
2011926terebito.jpg芭蕉は40歳くらいのときに
今のテレビ塔があるあたりを拠点にして
名古屋の俳句好きの若者たちと
「俳諧」を楽しんでいたようですね
 
俳諧とはジャズのセッションの俳句版だと思ってください
 



この名古屋ステイのあと
「奥の細道」の旅に出かけたということですから
 
カルチャー好きな若者たちとの俳句セッションでかなり刺激を受け
芭蕉さん、つかんだんでしょうね、芭蕉ビートを・・・
 
よし、これで、やっとみちのくに行ける・・・
みちのくの西行スポットで芭蕉ビートの歌が詠める・・・
 
確かな手応えを感じてみちのく行きを決心したんでしょうか
 
福井県の敦賀に「奥の細道」のオリジナルがあるんです
 
原稿用紙50枚たらずの作品ではありますが
練りに練って3年あまりかけてまとめた挙句
さらに時間をかけて仕上げたものでした

これがなかなか素敵な装丁で
しかも原稿は、江戸の書道の達人に清書したもらったそうで・・・

芭蕉こだわりの1冊でした

20121027asahibe.jpgその完成後、江戸を出発し
奈良では
あの朝日新聞土曜版「be」とタイトルにもなった

菊の香や 奈良には古き 仏たち

などなどの句を詠み

生駒の暗峠を越えて大阪入り

その大阪で病に伏し
50歳の生涯を閉じました
 
ただ今、名古屋市博物館では
「芭蕉~広がる世界、深まる心~」が開催されています

え?私の奥の細道はどうなったかって?
 
私の奥の細道・・・ねぇ

本もそうですが、例のウォーキングも
ほとんど前に進んでおりません
 
昨日の「金とく」を見て
ちょっと冷や汗をかいてしまいました

 
 
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樹木希林さんと尾久彰三さんの老老コンビと一緒に
3日間とても楽しい韓国骨董めぐりができました
 
温故希林~樹木希林の骨董珍道中@ソウル
 
1日目の白磁の「満月壺」
私も国立中央博物館で見ました
 
完璧な真ん丸じゃないところがいいんですよね
とろりとした素敵な白でした
 
最終日の今日
おふたりが訪ねた村は
安東(アンドン)市の河回村(ハフェマウル)

私の憧れの地です
 
村は地名そのまま、洛東江という河に囲まれています
 

大きな地図で見る

昔の両班(ヤンバン)の子孫が
今も祖先から受け継いだ家屋を守っています
 
韓国時代劇ドラマのロケにも使われるという
時間が止まったかのような村です
 
今日、案内していただいたのは、リュ・セホさんの韓屋(ハノッ)でした
 
村は全員、リュ(柳)さんです
 
日本でも人気のある韓流俳優、リュ・シウォンくん
彼のご先祖さんはなんと国務総理を務めた柳成龍さん
リュ・シウォンくんは、ここ河回村の名家の出身なんです
 
この村では最も大きい家ではないでしょうか
 
以前、エリザベス女王がリュ・シウォンくんのご実家にいらっしゃって
バースデーパーティをしていた画像を見たことがあります
 
この村は、一昨年、世界遺産に登録されました
 
今から20数年ほど前に
マリア書房の古美術「緑青」というムックで
初めてこの村のことを知りました
 
そして
このムックで
私は、李朝に目覚めてしまったんです
 
お高くて手が出ませんので
もっぱら雑誌で見るだけでしたが
3年前に国立中央博物館で満月壺を見たときは
感動のあまり涙が出そうでした
 
本当に素敵な3日間でした
 
景福宮(キョンボックン)の守門軍交代儀式を見ましたら
一昨年見た徳寿宮(トクスグン)の儀式を思い出しました

今宵は
リュさんのお宅にあった
小盤(ソバン)の夢を見そうです・・・


 
osu400kinensange.jpg昨日、大須観音でいただいた散華の表面です
 
空を舞う天女の絵柄
きれいです
 





お寺で法要をするときに
仏さまを供養するために花がまかれます
 
これが、散華(さんげ)です
 
元々は生花がまかれていたようですが
いつの頃からか蓮のような形の紙にとってかわったようです
 
美術散華保存会のHPを見ると・・・
素敵な散華がずらり並んでいます
 
東大寺の大仏開眼1200年(昭和27年)
聖武天皇1200年遠忌(昭和30年)でも
この散華がまかれました
 
杉本健吉先生が描いた東大寺散華
以前、どこかで見たような・・・
杉本美術館でしたっけ?
 
昭和35年唐招提寺南大門修復落慶法要では
なんとヘリコプターからまかれたようです
 
空から降ってくる散華、感動的でしょうね
 
デザインを凝らした美術散華は
どうも奈良で生まれたようです
 
奈良きたまちに散華美術館があります

お寺の売店でもよく見るんですよ、散華
でもご朱印に加えて散華までとなると・・・もうタイヘン

いつも横目で見ているだけなんですが
散華美術館で素敵な散華を見てしまうと
収集欲に火がついてしまいそうです
 
saigoku33sange.jpg西国三十三観音のお寺でご朱印をいただくと
小さな散華を添えてくださいます

私も健脚の同級生を真似て
ご朱印帖の表紙裏に貼っています
 


小さいものはこうやって収集していこうかなと思っていますが
特別公開のときの授与品としていただく散華は
ちょっとサイズが大きいんですね
 
今回の大須観音のような大きめの散華も
数枚集まりました
 
これをどうやって楽しもうか・・・
 
美術散華保存会のHPを参考にして
いろいろ考えてみます


 
 
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