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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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安宿に帰ってきた大沢くん
いきなり「大小(ダイシウ)」というギャンブルにのめり込んでしまいます。
3つのサイコロの目の大小を当てるゲームで
サイコロの目の合計が10以下ならば「小」、11以上ならば「大」。
 
香港③
 
ドラマでは安宿のロビーという設定ですが
本では沢木氏はマカオのカジノで2日間かなり熱くなっています。
60頁ほど「大小」に割いています。
 
沢木氏は「澳門皇宮(マカオパレス)」
老舗の
「カジノ・リスボア」をハシゴします。

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「澳門皇宮」はたぶん今はもうなくなったはず。
「カジノ・リスボア」は向かいに「グランド・リスボア」を2年ほど前にオープンさせ
さらにバージョンアップしています。

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ドーム部分がカジノで高層部分がホテル。
 
沢木氏がマカオで1泊する「ベラ・ビスタ・ホテル」
このホテルはマカオが中国に返還された1999年にクローズ
今はポルトガル領事官邸です。
 
香港も相当なスピードで変わっていますが
マカオもかなり変わりました。
マカオは澳門半島とタイパ島、コロアン島の3つからなりますが
今やタイパ島とコロアン島は埋め立てられ
「コタイ」というひとつの島になってしまいました。
 
ラスベガスの資本がマカオに次々に参入し
遂にラスベガスを追いぬいたマカオですが
リーマンショック後、ラスベガス・サンズが倒産し
金色に輝く「マカオ・サンズ」にも翳りが見え始め

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マカオのカジノ、若干、パワーダウンしてきたようです。
 
・・・・・・・・・・・・香港④へ続く
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中国国境から戻った大沢くん
重慶マンションの安宿に出入りしている麗儀と
いまいちかみ合わない筆談が続きます。
 
香港②
 
大沢くんが国境の絵葉書を見せたときの麗儀の顔
そして国境という文字をが~っと消す仕草を見るとわかりますね
ああ、麗儀は大陸からの移民なんだな、と。
最終目的地は?と聞くあたりは移民らしいです。
彼らにとって香港は単なる通過地点
ここからアメリカやカナダやオーストラリアなんかに飛ぶんです
麗儀もそういう夢を抱いて香港にやってきた人なんでしょう。
しかし、夢破れて、安宿の娼婦に堕ちてしまったみたいな。
 
夜、大沢くんの部屋に来て誘惑しますが
大沢くん、おちませんでしたね。
 
有恒心
胸襟廣大
孤寒
 
という謎の中国語を残して部屋を後にします。
 
ところで、大沢くん、私の大好きなキャットストリートで
安い電灯を買いました。
以前、紹介したエリアですhttp://829xiaoxingfu.blog.shinobi.jp/Entry/229/
 
あと廟街(テンプルストリート)や女人街も歩いています。
ここも以前グーグルストリートビューで紹介しました。
夜になると露店が立ち並び全く雰囲気が変わってしまいます。
 
この女人街、露店の店主との会話、楽しいです。
あるオヤジが私に
「ユー ヤップンヤン(日本人)ね。これ、いいよ」と
すすめてくれたTシャツってのが笑えたんですが
胸にでっかく「代々木ゼミナール」って書いてあるんです。
しかもご丁寧に住所と電話番号まで。
なんで、私が、代ゼミのTシャツ着なきゃいかんの?
 
これを面白がるヤップンヤンもいるんでしょうが
私は、むしろ李小龍(ブルース・リー)ものの方が面白いんですけど。
 
「ムーイウ」とお断りすると、すかさずオヤジが差し出したのが
団子三兄弟のTシャツでした・・・。
なんで、こうなるかなぁ・・・。
 
商魂逞しいんだけど、憎めない香港のオヤジ
結構、私、好きです。
逆に香港の女性、気が強くて嫌いです。
自称船乗りの馬さんも言ってたでしょ
「香港の女、よくないねぇ、こわいから」って。

麗儀を演じているのは
香港の女優、キャシー・チャウ(周海媚)


・・・・・・・・・・・・香港③へ続く

sawakisinyatokyu.jpg久しぶりに沢木耕太郎氏の「深夜特急」を読み返しています。
時々読みたくなる本です。
1986年に1巻と2巻が
1992年に3巻が刊行されました。
私は文庫になった1994年に買いました。
そしたらタイミングよく
1996年から3年連続3部作で
「劇的紀行 深夜特急」としてドラマ化されました。
沢木耕太郎氏に扮するのは大沢たかお。
 
沢木氏が旅したのは1974年の香港
大沢くんが旅したのは1996年の香港
かなり状況は変わっています。
1997年に香港は中国に返還されました。
その返還に伴い香港は大きく変わりました。
 
実は、私はこのドラマがオンエアされる(1996年12月)2週間ほど前に
香港に行きました。
 
返還の翌年1998年に香港の国際空港は
ランタオ島のチェクラプコックというところに移転しました。
それまでは市街地にありました。啓徳(カイタック)空港。
高層ビルすれすれを着陸する空港として有名でした。
まさにパイロット泣かせの啓徳空港。
 
私は1996年の香港行きで、最初で最後の啓徳空港を経験しました。
着陸寸前、飛行機の窓から外を見たら
その目線の先に
ビルの屋上で太極拳をやっているオジサンがいまして
私、そのオジサンと確かに目が合ったのです。
その驚異的な距離感に面喰ってしまいました。
ありえない・・・
 
「深夜特急」でググッていましたら
このドラマのYou tubeを見つけました。
あぁ、懐かしい!大沢くん、若い!
①~④まであります。
 
まずは香港①。
 
沢木氏の宿は尖沙咀(チムサーチョイ)のネイザンロードに面している
重慶(チョンキン)マンションです。
沢木氏はここの1泊19香港ドル(当時は1香港ドル60円)の
「金宮招待所」に宿泊します。
大沢くんは1泊150香港ドル(1香港ドル19円)の
「快楽招待所」に宿泊します。
 
私は香港で両替するときは大沢くんのように
この重慶マンションを利用します。
ここのグランドフロア(日本の1階)には
いくつもの両替商が入っていて
それぞれレートが違うので比較してレートのよいお店を選びます。
大沢くんと同じ店かどうかはわかりませんが
私もインド人のお店で両替することが多いですね。
 
レストランで知り合った英語ぺらぺらの若者がいましたよね。
彼はイーソン・チャン(陳奕迅)という
今や香港のみならず
中国語圏で絶大なる人気を誇る実力派ミュージシャンです。
デビューしてすぐのイーソン、初々しいですね
とてもミュージシャンに見えません。
彼はこのドラマの設定と同じイギリス留学組です。
沢木氏の本の中ではアメリカ留学になっていましたが・・・。
 
私の香港狂いの原点は
香港映画とこの沢木氏の「深夜特急」の本なんですよ。
 
それにしても、この「深夜特急」を読むと無性に外国に行きたくなります。
昨日からネットでず~っと香港旅行を検索中・・・。
 
・・・・・・・・・・・・香港②へ続く

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