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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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昨晩、なにげにテレビをつけたら・・・
 
着物姿の檀れいが源氏物語の葵上のお話をしていました。
http://www.nhk.or.jp/koten/japanese_art/index.html

うわっ、檀れい、嫉妬深い六条御息所とダブってしまいましたわ。
 
お能「葵上」も
市川染五朗さんの「細川の血達磨」も面白かった・・・。
 
こういう番組を見ると
お能や歌舞伎、ちょっと見に行きたくなります。
 
さてさて、最近、なにかと話題の(?)檀れい・・・
 
私の心はすでに来年の大河に飛んでいます。
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/
 
彼女は、あの待賢門院璋子役なんですよね。
 
璋子さんが鳥羽上皇に入内し
最初に生んだ崇徳天皇
一応、鳥羽上皇のお子ということになっていますが
璋子さんが結婚する前から関係のあった
白河法皇(鳥羽上皇の祖父)とのお子であることは周知の事実。
 
その崇徳天皇を演じるのはARATA。
冷たい感じがイメージぴったり。
 
鳥羽上皇を三上博史。
したたかな感じ、これもまたナイスなキャスティング。
 
そして今様狂いの後白河天皇を演じるのが
あのつかみどころのない松田翔太くん。
 
そして、そして、高校の日本史の授業でも
おぉぉぉ、スゴイよ、この女の戦い・・・と
びびってしまった待賢門院璋子VS美福門院
その美福門院を演じているのが松雪泰子。
 
あ、忘れちゃいけない
待賢門院璋子さんにふられて出家した
歌人の西行を演じるのは藤木直人・・・。
 
生臭いですね・・・。
 
生臭い時代背景に、生臭いキャスティング。
あぁ、早く見たい。
 
しかし、白河法皇を伊東四朗って・・・、どうなの?
 
tenjoguren.jpg今年の夏読んだ
渡辺淳一さんの初歴史小説「天上紅蓮」。
これは白河法皇と
待賢門院璋子さんの禁断の愛を描いたもの。
 
白河法皇が女性の月のものを計算して
璋子さんに崇徳天皇を生ませるんですが
その生まれた崇徳天皇の苦しみを思うと
暗澹たる気持ちになりました。親の因果が子に報う。

天上紅蓮
 
崇徳院の一首@百人一首
 
瀬をはやみ岩にせかるる滝川の
われても末にあはむとぞおもふ

 
一見、激しい恋の歌のように見えますが・・・。
 
長年に渡って積もりに積もったうっ憤が
せかるるように一気にあふれ
再び世に出たい、再び表舞台に出たい・・・と保元の乱にうって出る
崇徳天皇の激しい気持ちが悲しすぎます。
 
主役は平清盛ですが
待賢門院璋子の生き様をしっかと見届けようと思っています。

檀れいと光ミッチー源氏との仲も興味深々ですけど・・・。








 
 
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先日、アラフォーUちゃんに
東北土産をいただいちゃいました。
 
chusonjisenko.jpgこれ
中尊寺限定のお線香です。
 





いい香りなんですよ。
すごく優しいんです。

ああ、これがあの金キラ金の金堂の香りなんですね。
一度は行ってみたいです。

私は毎朝
お線香をあげて読経します。
 
いらいらしていると
集中力を欠いて、途中、つっかえたりするんですが
お線香のいい香りに包まれると
気持ちがゆるゆるとほぐれて
余計なことは考えずに
す~っとお経に集中できます。
 
箱の題字、今東光さんの字らしい・・・。
 
ありがとうございました。











 
40年ほど前に
朝日hositomaturi1.jpg新聞朝刊で連載された新聞小説です。
hositomaturi2.jpg





星と祭上〉 (角川文庫)
星と祭 下 新装版 (2) (角川文庫 い 5-5)

 
感動しました。
久しぶりに泣きながら本を読みました。
 
娘を琵琶湖で亡くした父親が
湖北の十一面観音さんに出会い
悲しみから立ち直っていくというお話です。
 
17歳の娘さんが男性と遭難したのは
竹生島(ちくぶしま)のあたり。
突風でボートが転覆してしまいました。
 
この竹生島は大河ドラマ「江」でも出てきましたね。
 
最近の小説って
無難にまとまってはいるんですが
どうも心に響かないんですよね。
 
さすが井上靖さんです
文章が心に染みるというのは
まさに、こういうことなんだ、と。

いい小説を読ませていただきました。
 
私も地図をなぞりながら湖北の十一面観音さんをまわりました。
向源寺、石道寺、医王寺・・・
ずっと手を合わせながら、祈りながら読みました。
 
おかげで、私も共に救われました。
 
図書館で借りた本なのですが
たくさんの方が読んだのでしょう
背綴じがぼろぼろになっていました。
 
この小説で
湖北の十一面観音さん、一躍有名になりましたね。

私、ますます十一面観音さんが好きになりました。
 










 
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