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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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近所の本屋さんが
2月末日で閉店してしまいました
 
年明けから告知していたそうですが
ぼんやりしていた私はそのポスターを見逃していたようで
偶然、閉店の日の夕方
立ち読みでもしようと
ぶらりと立ち寄った際に知ったという始末・・・
 
私「あっ、ポイントカード、持ってるわ」
店員さん「100円割引で買えますよ」
 
ということで
あれこれ迷った末に
 
okunohosomiti.jpg電車の中でも読める
文庫サイズの
「おくのほそ道」を買いました




おくのほそ道(全)
(角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

 
表紙も可愛いし
 
原文、現代語訳に加え
コラム、写真
そして地図が載っていて
旅情をかきたてられます
 
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり
 

高校生のときは
いまいちピンと来なかったですが
年をとって
ようやく芭蕉の人生観がわかるようになりました
 
旅はまだ始まったばかり
ただ今、「室の八島(むろのやしま)」を読んでいます
 
室の八島明神には
木の花咲耶姫(このはなさくやひめ)が祀られています

記紀神話の神さまです
 
たった一夜で懐妊したため
夫の瓊々杵(ににぎ)の尊に疑われて
姫は四方が壁の、出入口のない部屋を作り
その中に入り
もし生まれた子が尊の実の子ならば
火で焼け死ぬことはないでしょうと部屋に火をかけました
 
そうして
無事、生まれたのが火々出見(ほほでみ)の尊(山幸彦)でした
 
母は強し、ですねぇ

少しずつ読んでいこうと思います






 
 
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[奥の細道]の曾良の話
室の八島明神の祭神は、富士山の神・木花咲耶姫と同体ですが、記紀神話の木花咲耶姫は富士山の神なんかではありません。

記紀神話では、無戸室で3神が生まれていますが、曾良の話ではヒコホホデミノミコトしか生まれていないのです。

曾良の話では、無戸室の故事の舞台は下野国の室の八島ですが、記紀神話の無戸室の故事の舞台は九州辺りです。

つまり、曾良の話は、記紀神話の話ではなく、室の八島明神の縁起の話です。
八島 守 2012/03/11(Sun)22:26:14 編集
池の室の八島と神社の室の八島
栃木市の大神神社は、境内にある八つの小島のある池(小島にある小祠は含みません)を通説室の八島であると案内してますが、

松尾芭蕉の[奥の細道]では、この神社の祭神木花咲耶姫の無戸室の故事の舞台となった境内一帯を室の八島として、無戸室の故事に出て来ない池は室の八島と無関係であるとしています。

さてあなたはどちらを信じますか?
八島 守 2012/03/11(Sun)22:42:01 編集
申し訳ありません
八島さん

私、大変、歴史に疎いので、記紀神話の詳細はよくわかりません。ただ、奥の細道の曾良の話を書いただけのこと・・・。曾良の揚げ足を取る気はありません

勉強をさせていただきました、どうもありがとうございました
madamyam 2012/03/11(Sun)22:46:17 編集
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