忍者ブログ
わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アピタ阿久比でお買い物ついでにちょいお遍路・・・

知多四国8日目です、地元を歩きました

 

知多四国のお寺の前にまずは植大(うえだい)にある蓮慶寺(れんけいじ)


こちらの本堂は文化8年(1811年)に建立されたもので

こんなド田舎にしてはちょっとびっくりなくらい立派です

屋根の反り・・・きれいです

平成24年に国の登録有形文化財に登録されました

   

阿久比の横松エリアの大工さん、通称「横松大工」のお仕事だそうです

 

お堂の中・・・すごいらしい

内陣は二重折上げ格天井になっているそうです

えっ?こんな田舎のお寺で?

 

私、以前、二条城の上段の間でこの二重折上げ格天井、見ましたけど・・・

 

ここから北上して17番札所の観音寺(かんのんじ)

 

こちらは尼寺です

関西を中心とした「尼寺36ヶ所」という霊場会があるらしく観音寺は22番

 

半田街道を渡って16番札所の平泉寺(へいせんじ)

創建1000年を超える古刹です

 

1190年、源頼朝さんが父・義朝の墓参り(野間)の帰り

こちらに寄られたそうです

 

平泉寺に来たらこの赤いオカラス大明神を忘れてはいけません

腰痛にご利益があるそうです

 

知多四国は早々と終わってしまったのでちょっと足を延ばして宮津(みやづ)へ

 

名鉄電車の踏切を渡って阿久比川を越えると黒板壁の廃墟が見えてきました


時が止まったかのようなエリアです

 

この宮津地区は今も古い町並みが残っていて

ノスタルジックな気分に浸ることができます


路地もいい感じです

 

熱田神社です

 

祭りのあと・・・?

先週末、こちらで春の山車まつりが行われました

左が山車蔵、右側は常舞台(じょうぶたい)です


昔、この常舞台で村芝居が行われ大層盛り上がっていたそうです

 

おぉ、力神(りきじん)を発見!

なかなかのマッチョ、片腕で梁を支えていますね

 

すぐ隣に建つ光西寺(こうさいじ)


保育園と隣接しているため境内はお子ちゃまだらけなので山門の外からパチリ

鐘楼の木組がすごいことになっています

 

秋葉山を上って頂上の秋葉神社へ

 

伝説ではどうもこのあたりにお城があったようです

元寇の役で殊勲を立てた新海淳英が築城した柳審城(りゅうしんじょう)

 

さすが山城、眺めはサイコー、遠くに工事中の阿久比役場が見えます

 

八重桜、まだ咲いていました

 

emoji 8日目 emoji

16番/平泉寺 17番/観音寺




卍  卍  知多四国八十八ヶ所めぐり3rd  卍  卍

 

5 地蔵寺 7 極楽寺 8 傳宗院 9 明徳寺 10 観音寺 11 安徳寺

13 安楽寺 14 興昌寺 15 洞雲院 16 平泉寺 17 観音寺 60 安楽寺

61 高讃寺 62 洞雲寺 63 大善院 64 宝全寺 65 相持院 72 慈雲寺

73 正法院 74 密厳寺 75 誕生堂 76 如意寺 77 浄蓮寺 83 弥勒寺  

84 玄猷寺



 


蓮慶寺の屋根から伸びるヒコーキ雲です





PR

昨日とは打って変わって

ぽかぽか陽気の春らしい1日になりました

 

東浦町の於大公園の南側を流れる明徳寺川沿いの桜

今が満開です

 

こちらの八重桜はいつも4月中頃に満開を迎えます

満開の今週末、この川沿いエリアでは於大まつりが開催されます


さて、この明徳寺川から知多四国のお遍路7日目をスタートします

 

その明徳寺川から少し南に歩いたところに

9番札所の明徳寺(みょうとくじ)があります

 

ん?本堂が新しくなっていますね

 

ここから生路(いくじ)をめざして南下

10番札所の観音寺(かんのんじ)

  

お庫裏さんがお庭をきれいに掃除していました

 

生路の細い路地をくねくね歩いて神後院(じんごいん)へ

ご本尊は薬師如来

 

常滑焼の土管を積んだ坂の先にはお地蔵さん


境内には抱き地蔵もいらっしゃいます

  

小さいですがお寺をしっかり守る仁王像です

 

閻魔大王もいらっしゃいます

ふれたあと、お水をかけました

ついた嘘を水に流してくださるそうです

 

大楠の森が見えてきました

 

伊久智(いくぢ)神社です

日本唯一、潮霊をお祀りする神社

ご祭神は木花之開耶姫命(このはなのさくやひめみこと)と

塩椎神(塩土老翁:しおつちのおじ)

 

塩土老翁とは生路の塩の神様です

 

この生路地区には、日本一の「生路の三白」というのがあるんです

 

まずひとつめの白は「白砂糖」

日本初の白砂糖を作ったのは生路村の庄屋だった原田喜左衛門さん

喜左衛門さんが作った白砂糖は尾張徳川家より将軍家に献上されていたそうです

その喜左衛門さんのお墓が神後院にあります

 

そしてふたつ目の白は「塩」

生路には神塩をつくるための御神田がありました

この生道塩を京の東寺(教王護国寺)にお供えしていたと

「延喜式」に残されているそうです

記録に出てくる日本最初の塩ということで生路の白

 

伊久智神社の境内には神宮遥拝所があります

神武天皇遥拝所で

こちらでお参りすると奈良の橿原神宮でお参りしたことになります

 

さてさて、3つ目の白は「白木綿」

かつて東浦は織物業で栄えていました

今はもうそのほとんどが廃業してしまいましたが



「のこぎり屋根」の工場(工場跡)がいくつか残っています

 

通りを歩いていたら

のこぎり屋根の工場の扉が開いていました

 

生路の地名の元になった生道井(生路井 いくじい)です


東国征伐の途中、暑さでのどが渇いた日本武尊

弓で岩を突くと、岩の下から清水が涌いてきたという・・・

そんな伝説の井戸です

 

この「生道井」という名のお酒を作っているのが原田酒造です

最盛期には227軒もの酒蔵があった知多半島

どんどん姿を消して

東浦町では原田酒造さんだけになってしまいました

 

盛りだくさんの生路から南下して


こんな桜並木を通って11番札所の安徳寺(あんとくじ)

 

山門からちらりと可愛いピンクが見えます

満開の八重桜でした

 

期せずして桜のお遍路が楽しめました 

emoji 7日目 emoji

9番/明徳寺 10番/観音寺 11番/安徳寺

 

卍  卍  知多四国八十八ヶ所めぐり3rd  卍  卍  

 

5地藏寺 7極楽寺 8傳宗院 9明徳寺 10観音寺 11安徳寺

13安楽寺 14興昌寺 15洞雲院 60安楽寺 61高讃寺 62洞雲寺

63大善院 64宝全寺 65相持院 72慈雲寺 73正法院 74密厳寺

75誕生堂 76如意寺 77浄蓮寺 83弥勒寺 84玄猷寺

 

 国道366号線を見守るお地蔵さん


多四国のお遍路6日目です

今回は東浦町の森岡周辺のお寺をまわってきました

 

桶狭間の戦いの6年ほど前

21歳の若き織田信長が今川義元と初めて対決した

村木砦の戦いの舞台となった所です

  

織田家の配下にある緒川城の水野信元をいざ攻めんと今川義元が築いた村木砦

現在、八劔(やつるぎ)神社があるエリアです

 

この3月から電化されたJR武豊線の線路脇にあります

線路脇というか・・・

この位置から見ると武豊線はほぼ間違いなく砦址をぶち抜いたと思われます

線路の東側(向かって右)は低くなっていて

かつては海だったことがわかります

 

現在は埋め立てられて田んぼが広がっています

 

信長さまは熱田から船に乗って常滑港に上陸し

そして知多半島を横切ってこの村木砦へ駆けつけました

 

砦の南にある尾張森岡駅あたりから鉄砲を撃ちまくって味方を援護

今川勢を敗走させました

ちなみに信長さまが初めて鉄砲を使った戦でもあります

 

敵・味方のみならず村人たちも巻き添えをくって多くの死傷者が出ました

そして今川方についた村のお役人たちが処刑された跡もこの近くにあり

今では想像もつきませんが当時は地獄絵図のような風景だったと思います

 

八劔神社はこの戦の17年後に鎮魂のために建てられました

 

ここから西へ10分ちょっと

満開の桜が見えてきました

 

貯水池の近くの公園に「飯喰場(いくいば)」があります

戦に勝った信長さま一行が祝宴をあげたという場所

ここには戦死者を葬った塚もあったようです

 

さらに坂を上って南へ行くと村木神社があります

信長の本陣だったところです

シダレザクラ、満開でした

 

村木神社といえば地元では「おまんと祭り」で有名です

毎秋、テレビのニュースで見ますが参拝したのは初めて・・・


境内に柵を設けてそこを馬に掴まって一緒に走るんです

豊作祈願・村民安全を祈願したお祭りだそうです

 

この村木神社のすぐ近くに7番札所の極楽寺(ごくらくじ)があります

 

樹齢500年という楠は圧巻!


信長さまも見ていたかもしれません

 

抱き地蔵、重かったです、重いときは願いは叶わない・・・(涙)

 

さらに南下して8番札所の傳宗院(でんそういん)


弘法堂の近くに可愛い石仏が並んでいました


立膝のうっふんな如意輪観音さんも涎かけ姿~♪

 

なおも南下・・・

住宅地に忽然と現れる土塁は緒川城址、水野貞守が築いた城です

 

この水野氏はこのあとのお遍路でもよくお名前が出てくると思います


知多半島から尾張南部までを勢力下に治め、のちに今川の配下となります

その関係で水野忠政は娘の於大の方を松平広忠に嫁がせます

が、忠政の死後、於大の兄が今川から織田へ乗り換えます

家康を出産した於大の方、バツイチとなり息子と離れ離れ・・・

その後、阿久比の久松氏と再婚

 

桶狭間の戦いのあと

家康は晴れて於大の方を母として迎え

母の再婚先での息子に松平姓を与え家臣として召し抱えました

生き別れた息子がその後、天下を取るなんて夢にも思ってなかったでしょうね

 

ちなみに緒川城の門は

鶴竜の名古屋場所宿舎の乾坤院に移築されました

 

於大の方が生まれ育った緒川城からの眺めです

遠くにイオンが見えます

 
 

emoji 6日目 emoji

7番/極楽寺 8番/傳宗院





東浦町のマンホールはハゼです

卍   卍   知多四国八十八ヶ所めぐり3rd   卍   卍

 

5 地藏寺 7 極楽寺 8 傳宗院 13 安楽寺 14 興昌寺 15 洞雲院

60安楽寺 61高讃寺 62 洞雲寺 63 大善院 64 宝全寺 65 相持院

72 慈雲寺 73 正法院 74密厳寺 75誕生堂 76如意寺 77浄蓮寺

83 弥勒寺 84 玄猷寺 


 


カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
きょうのお月さん
Today's Moon phase
コメントありがとうございます
[10/26 madamyam]
[10/26 蟹満寺薬師徳光和夫]
[04/29 madamyam]
[04/28 おにぎりヴィヴァルディ]
[04/28 madamyam]
アーカイブ
ブログ内検索
プロフィール
HN:
madamyam
性別:
女性
趣味:
旅行 お寺めぐり
バーコード
カウンター
Copyright © きょうのちょい福 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]