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昨日とは打って変わって
ぽかぽか陽気の春らしい1日になりました
東浦町の於大公園の南側を流れる明徳寺川沿いの桜
今が満開です
こちらの八重桜はいつも4月中頃に満開を迎えます
満開の今週末、この川沿いエリアでは於大まつりが開催されます
さて、この明徳寺川から知多四国のお遍路7日目をスタートします
その明徳寺川から少し南に歩いたところに
9番札所の明徳寺(みょうとくじ)があります
ん?本堂が新しくなっていますね
ここから生路(いくじ)をめざして南下
10番札所の観音寺(かんのんじ)へ
お庫裏さんがお庭をきれいに掃除していました
生路の細い路地をくねくね歩いて神後院(じんごいん)へ
ご本尊は薬師如来
境内には抱き地蔵もいらっしゃいます
小さいですがお寺をしっかり守る仁王像です
閻魔大王もいらっしゃいます
ふれたあと、お水をかけました
ついた嘘を水に流してくださるそうです
大楠の森が見えてきました
伊久智(いくぢ)神社です
日本唯一、潮霊をお祀りする神社
ご祭神は木花之開耶姫命(このはなのさくやひめみこと)と
塩椎神(塩土老翁:しおつちのおじ)
塩土老翁とは生路の塩の神様です
この生路地区には、日本一の「生路の三白」というのがあるんです
まずひとつめの白は「白砂糖」
日本初の白砂糖を作ったのは生路村の庄屋だった原田喜左衛門さん
喜左衛門さんが作った白砂糖は尾張徳川家より将軍家に献上されていたそうです
その喜左衛門さんのお墓が神後院にあります
そしてふたつ目の白は「塩」
生路には神塩をつくるための御神田がありました
この生道塩を京の東寺(教王護国寺)にお供えしていたと
「延喜式」に残されているそうです
記録に出てくる日本最初の塩ということで生路の白
伊久智神社の境内には神宮遥拝所があります
神武天皇遥拝所で
こちらでお参りすると奈良の橿原神宮でお参りしたことになります
さてさて、3つ目の白は「白木綿」
かつて東浦は織物業で栄えていました
「のこぎり屋根」の工場(工場跡)がいくつか残っています
通りを歩いていたら
のこぎり屋根の工場の扉が開いていました
東国征伐の途中、暑さでのどが渇いた日本武尊
弓で岩を突くと、岩の下から清水が涌いてきたという・・・
そんな伝説の井戸です
この「生道井」という名のお酒を作っているのが原田酒造です
最盛期には227軒もの酒蔵があった知多半島
どんどん姿を消して
東浦町では原田酒造さんだけになってしまいました
こんな桜並木を通って11番札所の安徳寺(あんとくじ)へ
山門からちらりと可愛いピンクが見えます
満開の八重桜でした
期せずして桜のお遍路が楽しめました
7日目
9番/明徳寺 10番/観音寺 11番/安徳寺
卍 卍 知多四国八十八ヶ所めぐり3rd 卍 卍
5地藏寺 7極楽寺 8傳宗院 9明徳寺 10観音寺 11安徳寺
13安楽寺 14興昌寺 15洞雲院 60安楽寺 61高讃寺 62洞雲寺
63大善院 64宝全寺 65相持院 72慈雲寺 73正法院 74密厳寺
国道366号線を見守るお地蔵さん
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