がんばれ、北海道の星

今日、名古屋場所の番付編成会議が行われ

若乃島、旭大星、大栄翔の３人が新十両に昇進

そして栃ノ心、希善龍、栃飛龍の３人が再十両を決めました

 

特に旭大星は、何年か前に

ドキュメンタリー映画「Ａ　ＮＯＲＭＡＬ　ＬＩＦＥ（邦題：辛抱）」を見て以来

ずっと注目していたので

新十両昇進、本当にうれしいです

 

この「Ａ　ＮＯＲＭＡＬ　ＬＩＦＥ（邦題：辛抱）」は

フランスの女性監督ジル・クロンさんの映画で

旭大星が旭川の家を出て大島部屋（現在は友綱部屋）に入門してからの半年間

途中、逃げ出すんですけど

親方や兄弟子たちに励まされながら

なんとかがんばる姿を追ったドキュメンタリーもの

たぶん４、５年ほど前にＮＨＫハイビジョンでオンエアされたと思います

 

彼は旭天鵬の付け人をしていたので

いつも花道の奥でその姿を見ることができました

 

天鵬さんが初優勝したときは

花道の奥で号泣していました

 

天鵬さんの連敗がとまらないときは

花道の奥で下がりとタオルを受け取って静かに後ろを歩いていました

 

いい人の付け人になれてよかったねと、つくづく思ったものです

 

かつて北海道は相撲王国と呼ばれていました

 

大鵬、北の湖、千代の富士、大乃国、北勝海

数多くの横綱を輩出してきた北海道

しかしその北海道出身の関取がぽつっと途絶えてしまい

旭大星はなんと１３年ぶりの北海道出身の関取だそうです

 

入門した当時は細かったんですけど

少しずつ少しずつ身体も大きくなって

それとともに力もついてきました

 

６年半かかっての新十両

久々の北海道出身の関取ということで注目度も高いです

 

ぜひ名古屋場所ではがんばってほしいです