覚王山日泰寺の終い弘法へ

今日２１日は弘法さんの日
しかも今年最後の弘法さんです
 
名古屋の婆ちゃんの半分くらいが集まってくる？という
覚王山の日泰寺に行ってきました
 
露店が立ち並ぶ参道です
混んでいます
 





日泰寺はいつも開いているんですけど
２１日の弘法さんの日にしか開かないお寺が
この周辺には結構ありまして・・・
 
そのうちのいくつかにお参りしてきました
 
まずは歳弘法堂です

月１回だけですから
混んでいます
 



こちらのお堂には
弘法大師さまの１年１年のご生涯

１歳の弘法さんから
高野山でご入定する６２歳までの弘法さんの尊像が
安置されています
 

自分の歳と同じ年齢の弘法さんにローソクをあげていらっしゃいます
 
ダイナミックなご朱印を
いただきました
 







さらに参道を歩いて行くと
千体地蔵堂が見えてきます
 
日泰寺の門のすぐ前です
 



お堂の壁面にはたくさんのお地蔵さんが安置されていて
婆ちゃんたちはお賽銭を少しずつ入れながら
ぐるりとまわってお参りしていました
 
歳弘法堂といい、この千体地蔵堂といい
ちょっとディープな世界です

なぜ、婆ちゃんたちが
毎月２１日にお参りに来るのかわかるような気がします
 
つきあたりは日泰寺です
 
こちらの門には仁王さんはいません
 
代わりに十大弟子の阿難さまと





迦葉さまが守っています
 








この阿難さまを見上げているときに
隣を歩いていた若いお坊さんが
持っていた托鉢の椀を派手にひっくり返してしまい
あぁ、びっくり・・・
私も一緒に散らかったお金を集めさせていただきました
 
脇の露店を軽くチェックし
日泰寺のお堂でお参りしたあとは
 





私の大好きな鉈薬師堂へ
 
ここも２１日のみの拝観です
 


ご本尊の両脇にいらっしゃる
日光菩薩と月光菩薩は
円空さんが彫ったもの
 
とってもいいお顔をしています
 
周囲の十二神将も円空作です
 
この鉈薬師堂は
弘法さんの婆ちゃんと
円空マニアのおじさんたちが混在する
不思議な空間です
 
円空マニアのおじさんたちは
来年の東博「飛騨の円空」のチラシを回し読みしていました

再び日泰寺の境内に戻ってきたら
やたら婆ちゃんたちで混雑しているお店がありまして・・・
 
「買うふりして味見してみやあ」と
お店のおじちゃんに言われ
干し柿、干しいも、めいっぱい味見しました
これぞ縁日の醍醐味ですよね
おいしかったので買いました
 


弘法さん、やっぱり楽しいです
もうすっかり婆ちゃんのお仲間になってしまいました
 
来年の初弘法も狙っています