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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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劉一達著「乾隆帝の幻玉(原題:故都子民)」という本を読みました。
これ、面白いです。
500頁ほどの分厚い本でしたが一気に読んでしまいました。

清朝6代皇帝、乾隆帝(けんりゅうてい)は文化・芸術をこよなく愛した名君
故宮博物館の収蔵品の大半は
乾隆帝コレクションと言っても過言ではないと思います。

その乾隆帝が愛用していた玉碗がひょんなことで市井に出回ってしまい・・・
この玉碗のためにいくつもの命が消え・・・
あげくの果てにアメリカ人の手に・・・
しかしすんでところで取り返したものの・・・
さてさて、皇帝の玉碗はいずこに・・・、というお話です。
舞台は中華民国期の北京。
 
骨董世界の人間模様はもちろんのこと
玉(ぎょく)の奥深さ、さすが中国5000年ですね
味わい深いお話でした。
 
で、話変わって・・・
 
香港の中環(セントラル)

骨董屋やギャラリーが立ち並ぶ荷李活道(ハリウッドロード)を
上環(ションワン)方面に歩き
文武廟(マンモウチョウ)というお寺さんと交わる
楼梯街(ラザーレーン)の階段をトントンと降りて左に曲がると
摩羅上街(アッパーラスカルロウ)、通称キャットストリートと呼ばれている
骨董街というかがらくた市があります。
 
私の大好きなエリアです。
10年ほど前にここで可愛いふた付小物入れを見つけました。
値段は忘れてしまいましたが
私が旅先でキャッシュで買ったのですから
数万円もするようなモノではありません。
 
色づかいがkenryuyoko.jpg可愛くて思わず手にとってしまいました。
kenryuue.jpg







で、なにげに底を見ると
kenryusoko.jpg

乾隆年製

例の乾隆帝の時代に作られたものということですね。
 
 
「ほんまかいな・・・」
お店の主人はなにやらべらべらしゃべっていましたが
私、広東語は全くわからないので無視。

見るともうひとつありました。
2つ買って値切ることにしました。
私「ペンディ~ラ~(広東語で「まけて~」)」

主人は、冗談じゃない、みたいな感じでまたべらべらしゃべっていましたが
そのうち、じゃあ、これでどうだ、と
私が提示した値段にちょっと上乗せした数字を電卓にポンと。
私、不満気にその小物入れを元の場所に戻そうとしたら
間髪いれずに
主人「ホウラ~(好了:いいよ)」

交渉成立
かくしてそのあやしげな乾隆年製の小物入れは
私と友人の手に渡ることとなりました・・・。


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