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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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平城遷都1300年の今年
奈良に関する本や雑誌はあまた出版されていますが
いきなりズバッと「小説平城遷都」です。
 
著者の渡辺孝さん、養蜂家です。
岐阜大学農学部の講師なんかもされていて
著書もいくつかあるんですが
どれもミツバチやハチミツ系で・・・
え?なんで、突然、平城遷都なの?とびっくりの経歴です。
でも、これがなかなか面白かったんですよ。
 
壬申の乱の英雄、村国連男依(むらくにのむらじおより)の息子である
志賀麻呂(しがまろ)と
彼の親友、太ノ安万侶(おおのやすまろ)を軸に
藤原京から平城京に遷都されるまでが描かれています。
 
まだ若いお役所勤めのふたりが
「藤原不比等って、どうよ」
「物部氏は、この後、どう出る?」などと
あ~だこ~だと酒を飲みながら政局について語り合います。
そこに、山上憶良や山部赤人なんかもからんできます。
藤原不比等が力を増す中、どう立ち廻って、どう出世していくか、と
あれこれ考えるわけですよ。
 
で、太ノ安万侶は藤原不比等より「古事記」編纂の命を受けます。
大抜擢ですよ。
山部赤人のロマンスなんかもからめ、読みやすくまとめてあります。
 
710年3月10日
都遷りの行列が藤原京から平城京までぞろぞろと続きました。


大きな地図で見る

上つ道(桜井市から山沿いを北上して奈良市の東部に至る道)
中つ道(香久山の西を通り耳成山の東を通り奈良大安寺へ至る道)
下つ道(橿原市八木から奈良法華寺町に至る道)
の3コースに分かれて都遷りしたようです。
25kmくらいあるんでしょうか・・・。
ちょっと歩いてみたいな、都遷りのコース。
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