わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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石道寺からちょっと歩くと鶏足寺(けいそくじ)というお寺さんがあって
ここは紅葉で有名なんですよ。
このもみじ参道、まるでレッドカーペットのよう・・・。
http://www.okubiwako.jp/see/na_keisoku.htm
さて、私が向かった次なるお寺は
というか収蔵庫「己高閣(ここうかく)」には
この鶏足寺の十一面観音さんがいらっしゃいます。
大きな地図で見る ← クリックするとルートが出ます
こちらの横顔が
その十一面観音さんです。
白洲正子 十一面観音の旅 近江・若狭路篇
(太陽の地図帖) (別冊太陽 太陽の地図帖 4)
井上靖さん「星と祭」から・・・
石道寺の観音さまのモデルを村の娘とするなら
この方は内儀さんということになる。
だそうです。
己高閣(ここうかく)には
この鶏足寺の十一面観音さんはじめ
法華寺の七仏薬師など
廃寺になった己高山(こだかみやま)のお寺の仏像などが収められています。
http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=1037
己高山(こだかみやま)には古代から中世にかけて
たくさんの寺院があり
天台系の山岳仏教の聖地でした。
近代になって、麓に下りたり、または廃寺になってしまいました。
私、長浜駅で石田三成をふりきったつもりでいたんですが
実は、三成に導かれて来たんです、この己高山へ。
三成は関が原の合戦で負けたあと
この己高山に逃げてきました、そしてこの山の洞窟に隠れていたんです。
このあたりは古橋という集落なんですが、三成の母上の里だったようです。
まずは、己高閣(ここうかく)へ。
http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=1037
内儀さんは内儀さんでも
スレンダーな内儀さんです。10世紀のもので、檜の一木造り。
白洲正子さんの太陽の地図帖の表紙が
なぜ横顔なのかわかりました。
この十一面さん、正面よりも横顔の方がいいですね。凛々しいです。
この己高閣の隣に世代閣(よしろかく)という収蔵庫がもうひとつあります。
世代閣には戸岩寺の薬師如来(8世紀の作)や
魚籃(ぎょらん)観音(10世紀頃の作)などが収蔵されています。
魚籃観音さんのカゴからは魚が飛び出していました。
小ぶりの十社権現神像もなかなかのもの。
この日、己高閣&世代閣を担当していたのは3人のおっちゃんでした。
そのひとりが私に「あんた、魚籃観音に似てるね」と。
そ、そんな、恐れ多い・・・
それに、私
魚籃観音さんみたいにウェストくびれていないし・・・
← 奥琵琶湖観音路のパンフレットより
似てます?
あとのふたりも「いや、似てるよ」と
4人で、わぁわぁ言いながらやたら盛り上がってしまいました。
仏女ブロガー冥利(?)に尽きます・・・
次に行く医王寺さんの心配までしてくださって
本当にありがとうございました。
楽しくって
写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
世代閣から医王寺のお世話係のおっちゃんに電話して
再びヴィッツでGO!です。
大きな地図で見る ← クリックするとルートが出ます
湖北のお寺さんは渡岸寺や己高閣のように
電話で拝観予約をしなくてもいいお寺は少ないんです。
大概、まずは数日前に予約して
当日、着いたら、また電話、というパターンが多いです。
医王寺は、山の中、電波状態が悪いので
みなさん、己高閣&世代閣で確認の電話をします。
ここで電話しなさい、と、己高閣のおっちゃんが教えてくれます。
熊の看板にびびりながら医王寺へ。
http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=660
山奥なんですけど
行ってよかったと思わせてくれるきれいな十一面観音さんです。
しかしこの十一面さんは
最初から医王寺に安置されていたわけではないそうです。
なんとこのお寺の僧栄観さんが
長浜の古物商で買い求めたもの。
150cm近くある観音さんですが
こんな山奥まで運んできたんですね。
たぶん明治の廃仏毀釈で古物商に流れたものなんでしょう。
井上靖さん「星と祭」では・・・
清純な乙女の体がモデルに使われてでもいそうに思われる。
山の中にびっくりするくらいきれいな十一面観音さんがいらっしゃる
それが湖北なんです。
無事、熊にも遭遇せず
ここまで来れました。
ありがとうございました。
井上靖さんの奥様のお手紙も
見せていただきました。
・・・・・・・・・・続く ← どんだけ回ったんだ、自分
卍 近江路・仏女ブロガーの旅 卍
1日目の午前中は、ひとり彦根城周辺を歩きました
近江~仏につづく道①1日目 彦根城
近江~仏につづく道②1日目 宗安寺~クラブハリエ~大師寺
1日目の午後は、県庁のバスで団体行動
近江~仏につづく道③1日目 天寧寺~西明寺~多賀神社
1日目の行程をこなして、夜、長浜市内のホテルへ
近江~仏につづく道④1日目 グリーンホテルYes長浜みなと館
2日目はレンタカーで湖北の十一面観音をまわりました
近江~仏につづく道⑤2日目 大通寺~知善院
近江~仏につづく道⑥2日目 渡岸寺~石道寺
近江~仏につづく道⑦2日目 己高閣・世代閣~医王寺
近江~仏につづく道⑧2日目 木之本地蔵院~善隆寺
近江~仏につづく道⑨2日目 赤後寺~西野薬師観音堂~びわこ大仏
ここは紅葉で有名なんですよ。
このもみじ参道、まるでレッドカーペットのよう・・・。
http://www.okubiwako.jp/see/na_keisoku.htm
さて、私が向かった次なるお寺は
というか収蔵庫「己高閣(ここうかく)」には
この鶏足寺の十一面観音さんがいらっしゃいます。
大きな地図で見る ← クリックするとルートが出ます
こちらの横顔が
その十一面観音さんです。
白洲正子 十一面観音の旅 近江・若狭路篇
(太陽の地図帖) (別冊太陽 太陽の地図帖 4)
井上靖さん「星と祭」から・・・
石道寺の観音さまのモデルを村の娘とするなら
この方は内儀さんということになる。
だそうです。
己高閣(ここうかく)には
この鶏足寺の十一面観音さんはじめ
法華寺の七仏薬師など
廃寺になった己高山(こだかみやま)のお寺の仏像などが収められています。
http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=1037
己高山(こだかみやま)には古代から中世にかけて
たくさんの寺院があり
天台系の山岳仏教の聖地でした。
近代になって、麓に下りたり、または廃寺になってしまいました。
私、長浜駅で石田三成をふりきったつもりでいたんですが
実は、三成に導かれて来たんです、この己高山へ。
三成は関が原の合戦で負けたあと
この己高山に逃げてきました、そしてこの山の洞窟に隠れていたんです。
このあたりは古橋という集落なんですが、三成の母上の里だったようです。
まずは、己高閣(ここうかく)へ。
http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=1037
内儀さんは内儀さんでも
スレンダーな内儀さんです。10世紀のもので、檜の一木造り。
白洲正子さんの太陽の地図帖の表紙が
なぜ横顔なのかわかりました。
この十一面さん、正面よりも横顔の方がいいですね。凛々しいです。
この己高閣の隣に世代閣(よしろかく)という収蔵庫がもうひとつあります。
世代閣には戸岩寺の薬師如来(8世紀の作)や
魚籃(ぎょらん)観音(10世紀頃の作)などが収蔵されています。
魚籃観音さんのカゴからは魚が飛び出していました。
小ぶりの十社権現神像もなかなかのもの。
この日、己高閣&世代閣を担当していたのは3人のおっちゃんでした。
そのひとりが私に「あんた、魚籃観音に似てるね」と。
そ、そんな、恐れ多い・・・
それに、私
魚籃観音さんみたいにウェストくびれていないし・・・
← 奥琵琶湖観音路のパンフレットより
似てます?
あとのふたりも「いや、似てるよ」と
4人で、わぁわぁ言いながらやたら盛り上がってしまいました。
仏女ブロガー冥利(?)に尽きます・・・
次に行く医王寺さんの心配までしてくださって
本当にありがとうございました。
楽しくって
写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
世代閣から医王寺のお世話係のおっちゃんに電話して
再びヴィッツでGO!です。
大きな地図で見る ← クリックするとルートが出ます
湖北のお寺さんは渡岸寺や己高閣のように
電話で拝観予約をしなくてもいいお寺は少ないんです。
大概、まずは数日前に予約して
当日、着いたら、また電話、というパターンが多いです。
医王寺は、山の中、電波状態が悪いので
みなさん、己高閣&世代閣で確認の電話をします。
ここで電話しなさい、と、己高閣のおっちゃんが教えてくれます。
熊の看板にびびりながら医王寺へ。
http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=660
山奥なんですけど
行ってよかったと思わせてくれるきれいな十一面観音さんです。
しかしこの十一面さんは
最初から医王寺に安置されていたわけではないそうです。
なんとこのお寺の僧栄観さんが
長浜の古物商で買い求めたもの。
150cm近くある観音さんですが
こんな山奥まで運んできたんですね。
たぶん明治の廃仏毀釈で古物商に流れたものなんでしょう。
井上靖さん「星と祭」では・・・
清純な乙女の体がモデルに使われてでもいそうに思われる。
山の中にびっくりするくらいきれいな十一面観音さんがいらっしゃる
それが湖北なんです。
無事、熊にも遭遇せず
ここまで来れました。
ありがとうございました。
井上靖さんの奥様のお手紙も
見せていただきました。
・・・・・・・・・・続く ← どんだけ回ったんだ、自分
卍 近江路・仏女ブロガーの旅 卍
1日目の午前中は、ひとり彦根城周辺を歩きました
近江~仏につづく道①1日目 彦根城
近江~仏につづく道②1日目 宗安寺~クラブハリエ~大師寺
1日目の午後は、県庁のバスで団体行動
近江~仏につづく道③1日目 天寧寺~西明寺~多賀神社
1日目の行程をこなして、夜、長浜市内のホテルへ
近江~仏につづく道④1日目 グリーンホテルYes長浜みなと館
2日目はレンタカーで湖北の十一面観音をまわりました
近江~仏につづく道⑤2日目 大通寺~知善院
近江~仏につづく道⑥2日目 渡岸寺~石道寺
近江~仏につづく道⑦2日目 己高閣・世代閣~医王寺
近江~仏につづく道⑧2日目 木之本地蔵院~善隆寺
近江~仏につづく道⑨2日目 赤後寺~西野薬師観音堂~びわこ大仏
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