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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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今日2月17日は、陰暦の1月15日
韓国では、「テボルム」という満月の日だそうです。
 
100%の満月は明日ですが
陰暦の1年で最初に訪れる満月の日(1月15日)ということで
今年の豊作と無病息災をお願いします。
 
なんでも、この「テボルム」の朝
硬い殻をもった果実を「カリッ」と音を出して食べると
1年間、体に腫れ物が出ないらしい。
アジュンマ(おばさん)たち、でっかいの噛んでいますよ。
 
土曜日の馬場さん講座を前に腫れ物なんか出ては困るので
威勢よくカリッといきたいところですが
かと言って、クルミを噛んで、歯が欠けても困りますんで
vistatio.jpg我が家は
軽~くピスタチオで
「プロム」してみました。
カリッとやる前に
すでに殻割れてるじゃん
というツッコミはなしということで。
 

で、朝鮮半島・・・。
 
韓国・全羅南道(チョルラナムド)の
羅洲(ナジュ)にある「伏岩里(ボクアンリ)遺跡」から出土した
百済木簡のお話が出てきます。
 
その木簡を見た瞬間、渡辺室長、ぽ~んと膝を打ちました。
まさに「来たぁぁぁ!」って感じで。
 
何の違和感もなく、その木簡に書かれた文字に溶け込めたそうです。
文字の形だけでなく、木簡のつくりにも・・・。
あぁぁ、この木簡の形状、長屋王家木簡で見たことがある!
感動にうち震える渡辺室長のお姿が目に浮かびます。
 
それは、平城京跡から出土した八世紀の木簡と
なんら変わらないものだったそうです。
 
「城山山城や八世紀の新羅の木簡よりも
七世紀初頭の百済の木簡の方が奈良時代の木簡に似ている。」
 
馬場基先生もその衝撃を2008年に発表したそうです。
「木簡研究~百年の理由」
 
唐はこの時代はすでに「文書は紙」の時代
となると、日本は、木簡を使用するという様式を
一体どこからどうやって学んだのか?
さらなる百済木簡の出土がそれを明らかにしてくれるかもしれません。
 
ということで、私、馬場さんの「百年の理由」のお話が聞きた~い。
できれば、韓国ツアーなんぞしながら聞きた~い。
 
忠清南道(チュンチョンナムド)にある
かつての百済の都、扶余(プヨ)を巡るツアー・・・ですかね。
 
国立扶余博物館を馬場さんの説明を聞きながらゆっくりまわって
その後、近くにある定林寺址(チョンリムサジ)の
五重石塔と石仏坐像を見てまわりたいです
「百年の理由」を聞きながら。
 
tyonrimusajisekito.jpg定林寺址の五重石塔は
百済時代のものです。
この素朴なシルエット
素敵です。




画像は韓国コネストより
 
Madamyam的馬場さんと行きたいツアーその1は
奈良をすっとばして、いきなり韓国っつうことで・・・。
 
あ、すいません、私、扶余に移動する前に
ソウル明洞(ミョンドン)でまずはコスメのチェックさせていただきますんで。
その後、扶余へ・・・ということで、よろしく!

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行く行く♡
このツアーいいっす!

私も行く~。馬場さんが解説して下さるなら、
鼻血もんですね。
ぜひ実現して欲しいですね。
発掘の仕事してたとき、掘り師のおじちゃんたちも韓国の歴史のこと気にしてたから、こういう企画ありだと思います。


…あさってじゃないですか。
だんだんとドキドキしてきました。
あのテレビの後、検索ワード馬場さんで私のブログやってくる人けっこういるんです。
西尾にくる人多い気がしてきました。
toutoumi 2011/02/17(Thu)22:25:50 編集
これ、いけるよね
toutoumiさん

発掘件数がここ数年前より、ぐっと増加していて、韓国の考古学、非常に大きく変化しているようです。

渡辺室長も、今後確実に増加するであろう百済地域の木簡出土に期待を寄せていらっしゃいますよ。

あらあら、西尾は古文書おじさんだけでなく、馬場さんファンも集結?ですか・・・。

席トリ、がんばりましょう。
madamyam 2011/02/17(Thu)22:59:00 編集
やられたぁ
韓国ですかぁ。
てっきり、奈良からくると思っていたので。
面白い! さすがMadamyam的発想。

研究者が膝をぽ~んと、打つ時って、至福の時なんでしょうね。

「百年の理由」気になる。

「Madamyam的馬場さんと行きたいツアーその1」というこは、その2、3・・・あるんですよね。 楽しみ 楽しみ。
どんと 2011/02/17(Thu)23:52:27 編集
その2、3もがんばります
どんとさん

奈良行く貯金を若干増額して、韓国行く貯金にも対応できるようがんばってください。

ちなみに、どんとさんのツアーはいかに?
madamyam 2011/02/17(Thu)23:59:47 編集
ツボです!!
うひゃ~これ絶対、うちの子のツボにハマッテマス!
去年教育テレビでやっていた
「朝鮮半島と日本」
齧り付きで見てました。
韓国語を習いたいって言ってます。
「どの時代が好き?」
と聞くと
飛鳥、奈良時代
そこいらへんで半島との緊張状態や
なんやらが面白そうなんだって。
いやいや、馬場さんに目をつける人は
どっか、似たもの同士なのね^^;
みい URL 2011/02/22(Tue)13:19:55 編集
頭がさがります
みいさん

さすがですね、娘さん、韓国もすでにチェック済ですか・・・。

しかも半島との緊張状態が面白そうとのこと・・・、頭がさがります。うちのバカ息子は、小学校時代といえば、ゲームのことしか頭になかったですよ。

先日の馬場さん講座で、娘さんのことを先生にちらりとお話しました。わぁぁ、タイヘンですよ、と、おしゃっていました。お仕事、かなりタイヘンみたいです。
でも、タイヘンだけど、やりがいのあるお仕事だと思います。夢実現に向かってぜひぜひがんばってほしいです。

「朝鮮半島と日本」・・・
確か、去年か一昨年にNHK教育テレビでオンエアされたものですね。
娘さん、あれを齧り付きで見ていらしたのですか?すごい!
私も見ました。

確か、仏教伝来のときに
女優の笛木優子さんが、再現された宮殿と定林寺址の五重石塔、国立プヨ博物館、行かれていましたね。

そして、白村江の戦いのときには、例のお騒がせな大桃美代子女史が国立慶州博物館にも行っていたと思います。そして、確か、キム・チュンチュ(武烈王)のお墓にも行っていたような・・・。

すいません
娘さんと違って、日に日に脳細胞が消えていく年寄りなので、記憶が曖昧です。
 
今日は、慶州のこと、書かせていただきました。やはり敗戦国の百済と違って、慶州はさすが新羅の都です、街の中はまるで博物館のようですよ。

馬場さん絶賛の「国立慶州博物館」、こちらもぜひチェックしてみてください。
madamyam 2011/02/22(Tue)16:54:23 編集
くいしん坊!万才ツァー
集合場所は、静岡県の熱海駅。(新幹線は こだま)
伊東線で、リゾート号に乗っていただきます。
この電車、窓に向かって座ります。電車で横向きに進んでいきます。伊豆の海が一望できるんですよ。(ただ、駅につくと、ホームにいる人と目があい、目のやり場に困ります)

旅館に到着。ウエルカムドリンクは、伊豆産の「ぐり茶」と、湯気がたっている「温泉饅頭」

夕食は、お刺身と天城産の「本わさび」 金目鯛の煮付け。これは、絶品ですよ。中伊豆名物「猪鍋」 デザートは、北条氏のおひざもと 韮山のイチゴですね。

そうそう、ここからですね。
馬場さんに、語っていただきましょう。
やっぱり、私が聞きたいのは、「仕事としての歴史学者」ですね。

学生時代どんな勉強をするの? 史学だけの、変わった試験なんかあるの? 就活はどんな?
 
就職後。研究で、天から何かが降りてきた瞬間。 こんな仕事やめてやる~!と思った時。学会ってどんな? 職業病~生活していて、他の人と違う見方をしてしまうこと。などなど。

次の日。朝食は勿論、「ひもの」。
観光も、お連れしますよ。
360度パノラマの「大室山」
http://www.i-younet.ne.jp/~oh-murol/summit/summit.html

「やはり、あなたが犯人だったのね」2時間サスペンスでおなじみ。「吊り橋」
http://www.mapple.net/photos/I02201077602.htm
女性陣には、「海泥」でのエステもありますよ。

madamyamさんのように、研究内容と関連づけができないので。馬場さんを食べ物で、つるツァーです。

まぁ 伊豆でなくてもいいんです(笑)
どんと的馬場さんと行きたいツァーでした。
どんと 2011/02/26(Sat)17:01:58 編集
なるほど
どんとさん

先生は、食いしん坊さんですから、グルメツアー、OKだと思います。

ふと、思いつきました。

奈良講座も、西尾講座も、贄木簡のお話が主でしたので、馬場さんとめぐる「贄の旅」ってのもありかもです。

どうせありえない旅ならば、伊勢のアワビとかさぁ。

あ、先生の著書、思いだしてくださいね!普通、アワビは「鮑」と書きますが、「鰒」と書いてある木簡がありましたね。

伊豆の荷札木簡、確かカツオがあったはず。当時は、「鰹」と書かず、「堅魚」と書きました。

いやぁ、いけるね、グルメツアーも。楽しいです。
madamyam 2011/02/26(Sat)17:20:54 編集
贄の旅
どんとさん、いいですね。

静岡お詳しい!
そうそう「仕事としての歴史学者」いいですね。
若い人にも話してあげて欲しいなぁ。
天から何かが降りてきた時の話は大人のみで。
ほんとはこういうお話聞きたいんですけどね。

madamyamさん、贄の旅ナイスです。
DXワカメちゃんめぐりだけでも、
全国まわれますよね。
今週は下関出張とおっしゃってたから、
てっさ召し上がれたかしら。

toutoumi URL 2011/02/26(Sat)21:00:16 編集
そういえば
toutoumiさん

先生、今週末は、下関でしたね。
ふぐの漁獲量1位は、実は、愛知県なんですよ。

タコで有名な日間賀島、冬はふぐ料理が楽しめます。

わかめ巡りでは、ちょいとさみしいので、ふぐ料理やら、海老ふりゃあの動物性蛋白質もがっつりいきたいものです。

madamyam 2011/02/26(Sat)21:55:41 編集
日間賀島
toutoumiさん ありがとうございます。
toutoumi的馬場さんと行きたいツァーが、もしひらめいたら、いつか教えてくださいね。

madamyamさんは、フェリー大丈夫ですか?
私は、師崎からフェリーに乗る度に、船の床にへばりついていました。

ほんとだぁ 日間賀島、ふぐが食べられるんですね。 アサリとかも。 スナメリウォッチングもある~

奥田もあさりが取れました。あさりが砂にどうやってもぐるかを見て、感動して、同じあさりを何回も掘り出しては、やってもらいました。(迷惑なやつ・・・)
暇だったのです、帰省するお金もなくて(笑)
どんと 2011/02/27(Sun)20:39:31 編集
手前味噌ですが・・・
どんとさん

日間賀島&篠島&佐久島(佐久島だけは実は行ったことない)は、先回の西尾講座・贄木簡のど真ん中のエリアだったんですが、「贄の旅」が楽しめるところなんですよ。

高速船、ダメですか?だって、ダメになる前に着いちゃうくらい近いんですけど・・・、やっぱりダメ?

奈良時代は、篠島と佐久島の木簡がほとんどで、日間賀島の木簡ってあまりなかったらしいんですが、今は、日間賀島の方が発展しています。でっかい料理旅館なんかもどんどん建って、あらっ?って感じですよ。

ほんの短い距離ですけど、船に乗って、島に渡るというだけで、やたらリゾート気分が味わえるのがうれしいです。
madamyam 2011/02/27(Sun)20:57:42 編集
トラウマ
初めて乗ったフェリーが、敦賀→小樽で、げっそりするほどダメでした。それがトラウマで。そのすぐ直後に、師崎→篠島だったので、予防のため?に、すぐに床とお友達しました。その後、師崎→伊良湖は大丈夫でした

佐久島は一色のほうから行くのですね。
でも、月交代で贄を貢進していたんですよね。運ぶの大変だったでしょうね。

「かきあげ丼」の感想も楽しみにしていますよ。
どんと 2011/02/27(Sun)23:16:46 編集
敦賀→小樽・・・
どんとさん

これは、たぶん、私もダメだと思います。よくぞがんばりましたね。

佐久島は、日間賀島の目の前にあるのに、行政が違うので、直では行けないんです。一色から、たぶん1日に6本くらいしか便がなかったような・・・。篠島&日間賀島は、師崎からと、河和からの便があり、とっても便利なんですけどね。

なので、佐久島は、近くて遠い島です。
最近、面白そうなんですけどね、佐久島。アートっぽい仕掛けなんかがあったりして・・・。
madamyam 2011/02/28(Mon)19:09:07 編集
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