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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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夕方、BS歴史館の再放送「仏教伝来~古代ニッポンの文明開化!?」を見ました

奈文研の馬場基先生が出演している回です

 

先日の生駒の講座で、馬場先生が・・・

「BS歴史館のスタッフに五鬼助という名字の人がいて

ちょっと変わった名字なので調べてみると

役小角の前鬼&後鬼と関係のある人らしいです」と

おっしゃっていたのをふと思い出し

番組最後に流れるエンドロールをチェックしたあと

ちょっとググってみました

 

役小角は前鬼(ぜんき)と後鬼(ごき)という夫婦の鬼を従えていました

 

この夫婦、奈良県の吉野出身で

役小角に会う前は生駒山の暗峠で

人間の子供をさらって食べるなんていう悪事を働いていたようです

 

こちらは滋賀県石馬寺の役行者三尊坐像です

 

向かって右が前鬼です、斧を持って勇ましいのでこれが夫だと思います

左が後鬼、水瓶を持って従っているので妻だと思います

逆のお宅もあるかもしれませんが・・・

 

この鬼夫婦には5人の子供がいて

五鬼または五坊と呼ばれていました

 

子供たちは吉野の下北山村前鬼で

修験者のための宿坊を開き

行者坊 森本坊 中之坊 小仲坊 不動坊

 

それぞれ五鬼継(ごきつぐ)、五鬼熊(ごきくま)、五鬼上(ごきじょう)

五鬼助(ごきじょ)、五鬼童(ごきどう)の5家の祖となりました

 

現在残っているのは五鬼助家だけ

あとの4家は廃業

 

五鬼助家は現在も宿坊「小仲坊」を守っていらっしゃいます

 

BS歴史館の番組制作にかかわっている五鬼助さん

いつも名刺交換するとき、あれこれ質問攻めにあっているんでしょうね



私、鬼の子孫なんです・・・



でもとてもきれいな女性なんですよ





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名古屋から奈良に入るルートはいくつもあります

 

私はもっぱら聖武巡幸ルート(?)を走る

JR関西本線の旅を贔屓にしていますが

久しぶりに近鉄で奈良入りしてみました

 

大和八木で乗り換え西大寺へ・・・ではなく

今回はあえて大和八木で乗り換えず

大阪から生駒山を越えての奈良入りです

 

先週の土曜日(26日)

奈良文化財研究所の馬場基先生の講座が生駒で行われるということで

馬場友である大阪のH姐と

この暑い中、生駒を歩いてきました

 

ときは遡って神武天皇の時代

 

日向を出発して大和をめざし東征する神武天皇

最初は生駒山から大和入りをしますが

長髄彦(ながすねひこ)の抵抗に合い生駒を越えられない

 

太陽に向かって攻撃するのはよくない・・・ということで

結局、熊野から大和入りします

 

ということで

神武天皇の行方を阻んだ生駒山を大阪側から越えての奈良入り



壁のように立ちはだかる生駒山系

ま、トンネルで抜ければあっという間なんですけどね・・・

 

名古屋からアーバンライナーに乗ると

津に停車したあとは一気に鶴橋までノンストップ

 

飛鳥エリアに入ると車窓から南北に横たわる山脈が見えます

大阪に向かって右側に信貴山、生駒山

左側には二上山そして葛城山、金剛山へと山並がつらなっています

 

講座のお題は「生駒山は神人仏の交差点」(@生駒ふるさとミュージアム)

生駒という地を

生駒山系に古くから伝わる伝説をもとに読み解いていくというお話でした

 

生駒山系から葛城山、金剛山と連なる南北の山脈は

修験道の開祖・役小角の本拠地

 

数年前、この生駒山東方の矢田丘陵に建つ松尾寺に行ったことがあります

こちらの行者堂には

日本最大の役小角像と前鬼、後鬼がお祀りされています

 

生駒とは難波と大和を結ぶ東西のラインと

生駒山系を南北に結ぶラインのまさに交差点だったようです

 

先生の講座を聞く前にH姐と生駒の聖天さんこと宝山寺に行ってきました

生駒駅から可愛らしいケーブルに乗ります


往きはブル、帰りはミケで

おばさんふたり、小さく盛り上がりました

 

はぁはぁ言いながら300段の階段を登って宝山寺へ


あの制多迦童子には会えませんでしたが

本堂裏の断崖絶壁にある般若窟と呼ばれる窪みに座る

弥勒菩薩さまにお参りすることができました

 

役小角らが修行をしていた場所とも伝えられています

 

仙人が竜に乗って葛城山から生駒山に飛び

その後、住吉大社の松の上に現れ、西の方角に飛び去ったという

古代の伝説があるそうです



伝説とはいえ

やはり古代から生駒山系を軸にした東西と南北のルートがあり

神仏人の往来があったと思われます

 

昔読んだ「宇宙皇子(うつのみこ)」というシリーズ

役小角に憧れて金剛山で修行をする少年のお話です


その中に

小角が朝廷に立ち向かうために

修験者ネットワークを作ろうとして

この南北の山脈だけでなく

吉野、熊野、そして全国の修験者たちに呼びかけるというシーンがありました

 

生駒から葛城、吉野を走りまわる修験者たちのネットワークは

その後、南朝の後醍醐天皇をサポートしたのではないかと

先生はおっしゃっていました

 

生駒ローカルのお話でしたので

地理感のない私はいまひとつ位置関係がよくわからなかったのですが

 

生駒山系の北は寝屋川市、交野市であることを地図で確認したら

先生のお話とは全く違う風景が見えてきました

 

大関昇進を決めた豪栄道はこの寝屋川市出身

そして勢は交野市出身

 

このふたりは子供の頃、同じ相撲道場に通っていたそうです

生駒山麓で力士を夢見るやんちゃな少年たちが汗をかいていたわけですね

 

寝屋川市&交野市をさらに北上すると八幡市、そして長岡京に到ります

生駒山系から京都につながる私なりの風景がちょっと見えました

 

この八幡市にある円福寺

こちらには日本最古と伝えられる達磨大師坐像が安置されています

 

この達磨大師坐像はもともとは大和国達磨寺のものでしたが

八幡に移り石清水八幡宮社務田中家に秘蔵されていたもの

 

先生のご先祖さまが

この達磨坐像のお引越しにからんでいらっしゃったようで・・・

ご先祖さまも生駒山系でご活躍されていたんですね

 

そんなオチもついて楽しい講座が終わりました

 

帰りも鶴橋経由

H姐と別れて鶴橋のホームに降り立つと・・・

全身焼肉のニオイに包まれました

 

電車の中も焼肉のニオイがして

そのニオイが消えた頃、電車はちょうど二上山を通り過ぎました

 

焼肉のニオイが生駒山系を境に飛鳥の香に変わりました

 

たまにはいつもと違う方向から奈良入りするのも楽しいですね

H姐との女子会も多いに盛り上がりました

どうもありがとうございました

大阪のエネルギーをいっぱいもらっておかげで元気になりました


そして、馬場先生、どうもありがとうございました




1月19日の馬場基先生の講座は

三重県多気郡明和町にある斎宮歴史博物館で行われました

 

斎宮とは皇族から選ばれた未婚の女性が伊勢神宮に仕えるための宮殿と

その斎王に仕えた官人たちの役所である斎宮寮のこと

 

近鉄斎宮駅の周辺に

東西2000㎞、南北700㎞、面積140haにも及ぶ

大規模な斎宮跡の遺跡が広がっていて

 

そこに当時の斎宮の区割りと建物が再現されています

10分の1の史跡全体模型もありまして

寒風吹きすさぶ中、このミニ斎宮をうろうろ歩きまわってきました

 

長い間、幻の宮だった斎宮でしたが昭和に入ってここで遺跡が発見され

今も発掘は続いています

 

馬場先生も学生時代、こちらの遺跡にいらっしゃったことがあったそうです

 

ミニ斎宮といつきのみや歴史体験館ですっかり斎王気分に浸ったあと

講座の会場となる斎宮歴史博物館へ

 

これが思いのほか遠くて

寒さで頭が痛くなりましたわ

道中、人っ子一人いないし・・・

 

斎宮歴史博物館は斎王の歴史や暮らしぶりを紹介する施設で

とてもわかりやすく展示されていて

斎王のこと、斎宮のこと、楽しむ学ぶことができます

 

入館したらすぐに「斎王巡行」のミニムービーが始まりました

 

斎王を乗せた輿が

都(平安京)→瀬田→甲賀→垂水→鈴鹿→一志の頓宮に滞在し

斎宮に到着するまでの行程が描かれています

 

輿に乗っているとはいえ7、8歳のお姫さま

大変な巡行だったと思います

 

この斎宮は、伊勢神宮からかなり離れているんです

近鉄の駅でいえば

斎宮駅→明星駅→明野駅→小俣駅→宮町駅→伊勢市駅

距離にすると15kmくらいあるんでしょうか

 

てっきり斎王は毎日、神宮で神事を司っていたもんだとばかり思っていたので

最初、この距離が理解できなかったのですが

 

斎王が伊勢神宮に行かれるのは年3回と知って

ちょっと拍子抜けしてしまいました

 

なるほど

これなら伊勢物語の中の、在原業平と斎王の一夜の逢瀬もアリですね

これがわかっただけでも来た甲斐がありました

 

前置きが長くなりましたが

今年度の博物館の歴史講座のテーマは「旅と交通」

その3回目が馬場基先生の「平城京の旅人たち」で

内容は特に斎宮や伊勢神宮とは関係ありません

 

平城京の来訪者たち

たとえば衛士、郡司、采女、運脚などなどお仕事で来なくちゃいけない人

特に用事がないんだけれど、都で一旗揚げてやろうとやってきた人

 

はたまた平城京から旅立っていく者たち

お仕事を終え帰宅する人、地方に赴任する人、天皇の行幸にお供する人

地方で活動する僧侶や商人たち・・・

 

日本霊異記や、木簡、和歌などから彼らの旅の様子を読み解いていくと・・・

 

今のように交通機関もなく非常に不便な旅で

ある意味命がけの旅ではありましたが

結構、自由に旅しているんです


旅ってやっぱり愉しいんですよ



見聞も広がるし

いろいろな体験もできる



そして旅から帰って

周囲の人たちに「平城京ではこんな歌が流行っていたよ」

「あんなおいしいものを食べたのは初めてだったわ」とか

「道中、富士山というきれいな山を見たよ」などと自分の見聞を話すことによって



都の文化が地方に伝わり、国全体が底上げする



昨晩の大河「軍師官兵衛」

あんなに落ち込んでいた官兵衛が堺への旅で視野がぱぁぁぁ~っと広がり

世界観が変わりました



旅は人を変えるだけでなく社会も変えるんですね

講座を聞きながら旅の力というものを改めて感じることができました

 

先生のいつものあの軽妙トークはさらにヒートアップしてしまい

最後の異国への旅、異国からの旅は時間切れ・・・

タッチアンドゴーで

残念ながらそのまま飛び立っていってしまいました

 

またの機会に異国の旅の話も聞きたいです

 

伊勢神宮、斎宮を旅して

私も旅の力をたくさんいただくことができました



帰りの近鉄はセンター試験帰りの学生たちで混んでいました

ワンセグの相撲見ながら

高校生たちの話を盗み聞きしてしまいましたが

東京の大学を受験する子、京都の大学を受験する子

みんなも春からあっちこっちに旅立つんですね



いろいろな旅を感じることができた伊勢の講座でした

馬場先生、どうもありがとうございました


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講座の前にお伊勢まいり

斎宮跡で「旅の力」を感じる





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