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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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久しぶりのセントレア空港。なんだかすごく混んでました。しかも小さなお友だちがゾロゾロわらわらとスカイデッキに向かって行きます、どう見ても今から旅に出ますという雰囲気じゃない親子連れ・・・。聞けば、8月1日の午後2時頃、セントレアに「ポケモンジェット」が来る!とのこと。6人組は4階のスカイデッキではなく、イミグレ済ませ、搭乗ゲート近くのシートでのんびりくつろぎながら、ポケモン観察。おしゃべりに夢中になっていたため、「あっ!ポケモンジェット・・・」と振り向いたときにはもうすでに機体は厚い雲をめざしていました。一瞬のポケモンジェットでありました。
centrairmuji.jpgcentrairneojapan.jpgちょうど、この日に国際線搭乗エリアに新しい免税店「免税店南館」がオープンするというのでチェキ しました。南館なんていう もんですから、もっとスゴイのを想像していましたら、「無印良品」「ドラッグのアマノ」「ネオジャパン」「トイ&キャラクター」という地味な免税店でした・・・。セントレアってやっぱこんなもんですかねぇ・・・、寂しい。

インチョン空港に17:20着。その後、あちこちのホテルを回って、やっと6人組のホテルに着いたのは20:30。添乗員の宋さんはなかなかひょうきんなおばさん(と言っても私より年下・・・)で、ソウルの観光案内から、オプションのお話まで、特にエステとかサウナですね、「エステね、ほら私お肌つるつるでしょ。サウナでお腹すっきり」、みんなが宋さんのポコンと出た下腹部に注目すると、「5段腹から3段腹ね」としっかりフォロー、なかなか抜け目のない方でした。ホテルに着いてからも、皮革屋さんやら海苔屋さんの割引チケットを配ったりとかあれこれ説明があって、解放されたのは21:00。お腹、ぺこぺこ。
「バスの中にお忘れ物のないようにね。お忘れ物は足跡だけ」



kayuya.jpg




さて2日目。朝食はホテル近くのお粥屋さんへ。お粥を食べたあと、2つのグループに分かれました。ひとつは添乗員の宋さんおすすめのエステコース、もうひとつは国立中央博物館コース。私は今更なにをやったところで美しくならない年頃なので、博物館コースへ。
 
hakubutukannaka.jpghakubutukangaikan.jpg国立中央博物館はもともと景福宮の中にありましたが、数年前に二村(イチョン)に移設オープンし、その規模たるやアジア最大級、世界でも6番目、以前から行きたいと思っていた博物館でした。私、実は、李氏朝鮮時代のファン、とりわけその時代の陶磁器&家具が好きで、とりあえず今回は3階の陶磁器と仏教彫刻のコーナーのみチェキすることにしました。なんと、この博物館、入館料無料でした。
 
入口に階段がありまして、その階段の側面にエジプト(ちょうどイベントがあったようです)のピラミッドの写真が貼ってあって、階段を上れば、ピラミッドの頂上に上れるみたいな感じになっていました。面白~い。
hakubutukankaidan.jpg
 







大好きな陶磁器コーナーへ。白磁、青磁、粉青沙器、もう満足です。私の大好きな三島手と呼ばれる印花紋の器も数点ありました。仏像にも大満足でした。仏像コーナーの初っ端、いきなり金色に輝く3体の小さな仏さん、日本の仏さんとは違って信じられないくらい脱力していました、酔っ払いのオヤジ3人が「うちの嫁さんがさぁ」と愚痴こぼしてる感じ。朝の粥屋のオヤジとちょっとかぶってしまいました。この粥屋のオヤジ、茶目っけたっぷりでして、女性客とキャアキャアやってたもんだから、よっぽど腹に据えかねたんでしょうか、厨房でせっせと働いていた奥さんがツカツカと厨房から出てきて、「何?このテーブル、紙ナプキンが入ってないじゃない。働け~」と怒鳴っていました。「はい」とか言いながら、私たちを見てへらっと笑うオヤジ・・・、まさにこんなオヤジの3人セットでした・・・。
 
今回のハイライトである「半跏思惟像(はんかしいぞう)」は京都広隆寺の弥勒さんにそっくり。でも京都の弥勒さんは目もとすっきりなクール&ビューティーですが、この「半跏思惟像」は寝起きみたいにお顔ちょっとむくんだ感じが逆に癒されます。朝鮮半島の仏さんはなかなかユーモラスです。みなさんをお助けいたします的な日本の仏さんと違って、みなさんを笑わせて癒します的吉本な感じ。
 
3階の伝統喫茶室でゆず茶、生姜茶、緑茶かき氷をいただきました。

ichon.jpgsubwayticket.jpgお昼にエステ班と「高麗参鶏湯(サムゲタン)」で合流することになり、地下鉄の二村(イチョン)駅へ。さ~て、ソウルで初めての地下鉄です。幹事のUちゃんと路線図を確認して、いざ発券機に挑戦です。2回ほど失敗しましたが、なんとか市庁(シチョン)までの切符をゲット。1500ウォン。日本円で約150円。しかし、そのうち500ウォンはデポジット。日本みたいに機械に吸い込まれるタイプじゃないので、使い終わった切符は手元に残る。じゃあ、いつ戻すんだ?この500ウォン・・・。???のままで、「高麗参鶏湯」をめざします。
 
koraisamugetan.jpgsamugetan.jpgすでにエステ班は到着していて、オーダーするばっかりの状態。隣をきょろきょろ見ると、結構、でかいんですよ、参鶏湯って。参鶏湯とは丸ごとの若鶏にもち米と高麗人参、ナツメなどを詰めゆっくり煮込んだ料理で、日本人が土用の丑にうなぎを食べるように、韓国の人たちは暑気払いにこの参鶏湯を食べるらしいです。1羽丸ごと食べる自信がなかったので、ハーフサイズはありますか?と聞いてみたら、お店のおねえさんにこれは1羽丸ごと食べるものだから、みたいな風に言われ、泣く泣くかわいそうな若鶏を6羽殺生してしまうこととなりました・・・。その割には、みんな骨までしゃぶるしゃぶる・・・、がっつりいっちゃいました、完食!!!
 
参鶏湯で元気もりもりの6人組、次は仁寺洞(インサドン)をめざし再び地下鉄へ。さきほどの500ウォンのデポジットを取り戻すべく、使用済みの切符をなにげに発券機のそばにかざしたり、それらしきところに乗せてみる、が、なんの反応もなく、そんなことを飽きずに数回やっていたら、あきれ果てた駅員さんが教えてくれました。発券機の横に切符回収機があるんですね、そこに使い終わった切符を入れると500ウォンがころ~んと戻ってきました・・・。わ~い。しかし、どっかに書いておいてほしいな。
 
ソウルの街はまるで日本みたいでした。街の雰囲気も歩いている人たちも全く違和感がなく、異国に来ている感じがしないのです、が、問題はハングルですね。ミツカン酢のマークみたいな文字なんですが、取り付く島がないんですよ。
hangle2.jpghangle3.jpg
 
 








「そう、ここソウルはまさに文字化けした東京・・・」
 
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