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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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思えばスタート地点の伏見地下街
 
husimitikagai2.jpgあの不思議な青い階段を
知らず知らずのうちに上っていて
異界に迷いこんでしまったのかもしれない
 
村上春樹「1Q84」的パラレル・ワールドに
 

な~んてことはなくって・・・
 
kawabunnagoya2.jpg謎の柳の館は
おばけ屋敷でもなく
もちろんお通夜でもなく
ましてやパラレル・ワールドでもなく
 

kawabunnagoya4.jpgイタリアンレストランでした
 






しかもあの「河文(かわぶん)
 
河文といえば
名古屋では有名な老舗料亭です
 
寛永年間に河内文左衛門が名古屋開府に合わせて創業
江戸時代には尾張徳川藩の料理人を務めたという名古屋最古の料亭です
 
しかし400年以上の歴史をもつ尾張徳川藩御用達の老舗も
バブル崩壊後、企業の接待が激減し経営難に陥り
 
kawabunnagoya3.jpg結局、経営権をホテル・結婚式場マネージメント会社に
譲渡することとなりました
 
この謎のレストランは
かつての別棟「那古野の間」」があった場所に
建物解体後の古材を再利用して建てられたものです
 



お昼にがっつり名古屋バーガーを食べてしまって満腹状態でしたので
コーヒーをいただくことにしました
 
師匠曰く
「上海の豫園のよう、夜になるとジャズバンドのライブが聞こえてきそうだよ」
 
確かにオールド上海のイメージです(私は上海には行ったことありませんけど)
 
kawabunnagoya5.jpgいやぁ
なかなか素敵な空間です

雨が降って
緑がより一層美しい
 



ただ、この日は夕方から結婚式が入っていて
1階スペースが貸切になるので
カフェは15:00まで・・・ということでした
 
今年の夏には館内にチェペルも完成し
結婚式場としての新機能が本格化するようです
 
確実に集客できる道を選択したんですね
 
江戸時代中期の地図には
現在とほぼ同じ位置に「御馳走処」と表示されていた河文

これってスゴイことですよね
移転もせずに脈々と伝統を受け継いでいく・・・

kawabuncoaster.jpgThe Kawabun Nagoya

河文さん、すいません
コースター
いただきました


 

屋号と伝統を
これから先もがんばって残していってほしいです
 
長者町通で尾張名古屋が見えてくるのか?と
師匠には少々心配をおかけしましたが
 
新しい老舗河文という
伝統を守り続ける心意気みたいなものを
てくてくの最後に見せてもらいちょっとうれしくなりました
 
師匠、どうもありがとうございました

                           

伏見地下街から長者町通へ
那古野神社から名古屋城へ
長者町通の河文









 
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