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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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今年の夏、ソウルに行ったとき、空港からホテルに向かうバスの車窓から、ちらりと見えたお寺さん。景福宮(キョンボックン)を過ぎたあたり、ビルとビルの間にちらりと見えたお寺さん。それが曹渓寺(チョゲサ)でした。韓国仏教の最大の宗派である曹渓宗の総本山だそうです。
 
ちらりとしか見えなかったのですが、私はまさに「出会ってしまった」んです。しかし、そのときの旅はあまりに過酷なスケジュールで、寺めぐりをする余裕はなく、次なる韓国旅行の宿題として残しておくことにしました。
 
そして日本に帰ってきてから、私、韓国のお寺さんを調べ始めました。っていうか、韓国にも日本みたいなお遍路さんはないのだろうか、と。
ないんです、日本よりも熱心な仏教徒が多い韓国ですが、どうもお遍路という習慣がないみたいなんです。
 
が、去年の春、日本でのお遍路ブームを受けて、このお遍路を観光資源にしようと韓国観光公社が「韓の国三十三観音聖地巡礼」という事業を立ち上げ、韓国内の33カ所のお寺を選出、そして今年前半、日本からツアーが出ました。すでに8千人以上の方がこの巡礼ツアーに参加されたようです。
 
この話を今一緒に知多四国をまわっている友人に話したところ、「いいねぇ、これをまわれば韓国一周ができるねぇ」とのんきに話にのってきました。
 
だけど、この巡礼ツアーは辛いんです。
テンプルステイなんですぅ。
精進料理なんですぅ。
朝4時起き、夜9時就寝なんですぅ。
 
せっかく韓国に来たっていうのに、お買い物もできないし、がっつり肉も食べられない。無理だわ、このツアー。だけど、フリーでまわるにはかなり韓国語が話せないと辛い。
どうしたものかと悩んでいました。
悩む前に、まずは知多四国を終わらせようよ。
で、本四国はどうするの?西国はどうするの?
 
sukara.jpgはぁ・・・。とため息をついていたら
今日、発売された月刊「スッカラ」という韓国の文化を紹介している雑誌の特集が
なんと「韓の寺巡り」だったんです。

なんか来たぁぁぁぁ!って感じです。
風が来てますよ、韓国のお遍路。
 
さっそく買いました、スッカラ。

今や日本人のハブ空港になっている韓国の仁川(インチョン)空港、その仁川に対抗するために羽田空港のハブ化を宣言した前原大臣、これでますます地盤沈下しますね、セントレア・・・。現在、セントレアからソウルへは1日6便、しかし今月末でJALが廃便になるので5便。釜山へは1日1便。済州島へは1日2便。

しかし、なんでもセントレア
-金浦(キンポ)空港便の開設が可能になるかもしれない、とのこと。増えそうですね、ソウル便。

やっぱ、韓国が私を呼んでいる・・・かも。
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いってら~
四国を回っていた時、朝寝坊で宵っ張りの僕が、特に言われたわけでもないのに、朝5時には起きて、6時頃には出発のスタンバイしてました。なので4時起き、21時就寝は、すぐに慣れると思います。ただ僕の場合、夜は寝酒を一杯ひっかけて、とかやっていて寝るのはいつも10時過ぎ。全体に寝不足で、体力的にはかなりきつかったですが。

四国遍路に出かけることを「お大師さんに呼ばれる」といいます。どんなに行く気があっても、呼ばれないとお遍路はできないといわれます。具体的には行きたい気持ちプラス、家庭的、経済的、時間的に恵まれるかどうか、ということです。その意味で、行けるようなら韓国三十三観音に呼ばれてるんですから、ぜひ前向きに検討してみてください。

参考資料として、五木寛之の「21世紀 仏教への旅・朝鮮半島編」なんてわかりやすいです。NHKの同名の番組もビデオも録りましたので、言っていただければ送りますよ。

関係ありませんが、スペインの巡礼ルート、サンチャゴ・デ・コンポステーラを歩いた人の話も聞いたことがありますが、ファンダメンタルの違いはありますが、ホスピタリティは四国とよく似ているようです。巡礼と、それを迎える人というのは、万国共通な何かがあると思います。
はー 2009/10/21(Wed)23:51:01 編集
見ました~
2年ほど前でしたよね、五木寛之氏のその番組。特に朝鮮半島編が心に残っていて、本も図書館で借りて読みました。

韓の国巡礼ツアー、どうも名古屋発着はないようなので、ツアーではなく、とりあえず個人でも行けそうなお寺さんだけまわろうかなと。仁寺洞近くの曹渓寺(チョゲサ)と五木氏の本の中にも出てきた江南の奉恩寺(ポンウンサ)あたりから・・・。

五木氏の本の中で、今でも鮮明に覚えているのは新羅出身の2人の大師さま、義湘(ウィサン)と元暁(ウォンヒョ)のお話。この義湘大師が建立した浮石寺(プソクサ)は33観音には選ばれていませんでした。

今日からBSフジで「善徳(ソンドク)女王」が始まりました。新羅初の女王だそうです。彼女は仏教を手厚く保護したらしく、ドラマの中に新羅のお寺さんが出てこないかなと期待しています。ま、秀吉がかなり破壊してるんですけどね。

スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼、ホタテが目印でしたよね。
madamyam 2009/10/22(Thu)21:31:08 編集
修行~
ホタテの貝殻は、バッグなどの巡礼道具と一緒に、教区の教会から餞別としてもらえたようです。今はどうか知りませんが。

サンチャゴのすごい所は、道中の病院は、巡礼は無料とか、宿も格安だとか、至れり尽くせりの迎え入れ体制があることです。この辺は四国も西国も足元にも及びません。恐るべしカソリック!!

巡礼で回るなら、たぶんツアーより一人がいいと思います。札所で好きなだけ見学したり、人と触れ合ったり、というのはツアーでは難しいですからね。何より孤独に回っていると、修行してるっていう気分になりますから(笑)。
はー 2009/10/22(Thu)23:26:45 編集
自分なりに
がんばってみます。

根っこはひとつの仏教でも、お国によってお祈りの仕方も違います。台湾や香港では、まずお線香のあげ方に戸惑いました。

しかも韓国はあのハングル文字ですから、さらにタイヘンです。でもなんとか見様見真似でがんばってみます。祈る心は同じだと思うので。
madamyam 2009/10/23(Fri)21:29:32 編集
お気楽に
そうそう、日本以外は、基本的に五体当地ですね。韓国だと、本堂の前には、膝を置く敷物があるみたいですね。ぜひ楽しく修行してきてください。西原理恵子の「煮え煮えアジアパー伝」あたりを読むと、安心して回れるかもしれません。

関係ありませんが、知多出身の、あの作家さんのお遍路日記を見つけました。ご存知でしたら、ごめんなさい。

http://www.gokutsuma.com/profile/index.htm
はー 2009/10/24(Sat)00:01:35 編集
おお、あの同級生ですね
知多四国をまわっている友と、そして極道の妻たちの家田荘子女史とは、同じ学舎でともに3年間学びました・・・。家田女史は年齢はもちろん出身高校をも伏せているので、私、多くは語りませんが、およそお遍路とは縁のない人種だった彼女が(私も)頭丸めて仏の道とは・・・、みんな年をとったんだなぁ、としみじみ思いました。
madamyam 2009/10/24(Sat)22:44:00 編集
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