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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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今日のぶらぶら美術・博物館@BS日テレは

東京国立博物館の「京都~洛中洛外図と障壁画の美」でした

 

以前、洛中洛外図の中に入り込んで京都の町を歩こう・・・という番組を見て以来

私、ハマっちゃっているんです、この洛中洛外図に

 

今回は本当にすごいんです

 

現存100点ほどある「洛中洛外図」の中でも

国宝、重文指定の7件すべてが展示されています

 

この洛中洛外図は鳥瞰図です

 

国宝の狩野永徳筆の上杉本は

相国寺の七重塔(今はもうありません)からの風景で

 

重文の岩佐又衛門筆の舟木本は

東寺の五重塔からの風景だと言われています

 

が、いずれの洛中洛外図も

実際に高い所から見下ろして写生した風景ではありません

 

むしろ地図に近い感じです

 

ですが、そこには京都の町で行われている行事やらお祭りやら

そこに暮らす人たちの生活がイキイキと描かれていて

 

私、最初に見たときは「わぁ、斬新な京都ガイドブックだわ」と思いました

 

これを見ると無性に行きたくなりますもん、京都に

今の京都が描かれていないにもかかわらず・・・

 

舟木本には2700人以上の人が描かれています

町のあちこちでドラマが繰り広げられていて見飽きません

 

洛中洛外図というガイドブック片手に現在の京都の町を歩いたら

それはそれで結構楽しい京都の旅になるんじゃないでしょうか

 

現在巷にあふれている紋切型の旅行ガイドブック

名所を見て、あれを食べて、これを買って・・・

正直、もう飽きました

 

現代版の洛中洛外図の中に京都のエッセンスが散りばめられていて

それは見た人の感性でそれぞれの京都を感じるという仕掛けのあるガイドブック

誰か作ってくださいな

 

特に京都という町はそういう仕掛けがしやすい町だと思うんですが

いかがでしょうか?

 

「京都でも見ることができない京都」が東京にある・・・

 

ぶらぶら~を見たら

東京上野の「京都」に行きたくなりました

 

ところで・・・

ヘンな日本美術史 の著者、山口晃先生が

現代の洛中洛外図を描いていらっしゃいます

 

舞台は京都ではなく、六本木と日本橋三越です

もうひと工夫すればとっても楽しい東京ガイドブックなると私は思います




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